角質剥がしのさまざまな犯人:酸化

酸化によるダメージが与える影響は、よく言われるようになりました。
皆さんも聞いたことがあると思います。
でも、日常気配りしているか?……というとほとんど無視。
……それはじわじわと肌(角質)を浸食しているダメージであることが多いため、気づくことが少ないからなのです。

紫外線による酸化ダメージ

 
 

このダメージは紫外線ダメージとして皆さんよくご存じです。
このダメージで肌が黒くなるのは判りやすくて誰だって防止に努めます。
また、日焼けあとの肌(角質層)はガサガサになります。
自覚症状が大だから、ここでは別格として説明しません。

この授業のテーマからはそれますが、日焼けするような紫外線ではなく、気にせず受けている紫外線に注意して欲しいのです。
ガードされていない肌だと、紫外線は真皮層に入り込み、活性酸素を生み出すため、じわじわと真皮層組織を破壊していきます。
日々のダメージを感じることはできませんが、確実にしわの元を作っています。

 
 

皮脂・油脂の酸化ダメージ

 
 

この辺りの知識も最近はよく普及しているようです。
しかし防止できているかというと、なかなかどうも….というより、まったくお粗末な現状です。
皮脂や化粧品の油脂分は時間が経つと酸化します。
過酸化脂質に変化し肌(角質)にダメージを与えていくのです。

これだけなら、判りやすいダメージなのですが、問題を起こしやすくしていることがあります。
「皮脂や化粧品の油脂分は肌を美しく維持する上で、なくてはならないアイテム」…..でもあるのです。

今回は、皮脂・油脂の酸化ダメージについて、あなた達の日常を話し合ってみましょう。

 
 

オイルフリー(ノンオイル製品)がよい?

 
 
《《A
A子
油性化粧品って良くないと聞いてます。
だから私はオイルフリーの化粧品を選ぶようにしてるのだけど、先ほどの話だと油脂分は「肌を美しく維持する上で、なくてはならないアイテム」….?
ノンオイルの製品だけだとよくないのかしら…?
S》》
サッポー先生

皮脂も化粧品の油分も酸化する同じ油脂です。
大切なのは、皮脂だけでは補いきれない部分を化粧品の油脂でカバーする、という考え方です。

肌の油分が過剰なのは不快ですが、不足していると肌は受けなくてよいダメージを受けてしまいます。
この方がはるかに大きなマイナスです。
また、肌に油分が必要ないのなら、皮脂は何のためにあるのでしょう?

精一杯肌を護ったあと自然にはがれていくのが角質の役割。
その結果、肌は次に活躍する美しい角質を完成させることができるのです。

 
 

酸化度を高めているのは時間

 
 
《《A

でも、肌の油分が過剰だと、油分が酸化したときのダメージが大きくなるのでは…?

S》》

確かに。しかしもっと注意して欲しいのは洗顔間隔のバランスです。
時間が経過すると酸化するのですから、夜は速めに酸化した皮脂や化粧を落とすことの方がもっと重要です。
恐いのは油分の量ではなく、酸化の度合いなのです。

《《B
B子

あーっ! 前も聞いたけど、私ってその悪い見本みたい。
だって、9時前に会社に入るには、朝の洗顔は7時でしょう。
夜はだいたい11時から12時の間だから….

S》》

あなたの場合、夜の洗顔から朝の洗顔までは7時間程度だけど、夜の化粧を落とすまでが16時間以上あるのね。
これでは肌がかわいそう。

《《A

それなら、夜の洗顔が遅くても、朝の洗顔も遅ければいいわけですか?

S》》

肌のことだけを考えれば、それでいいのです。
しかし、洗顔していない顔であなたのご主人を送り出すわけですか?

《《A

(先生って意外に….キツい)

 
 

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