添加物はお肌の大敵?

化粧品で“添加物”というと、なぜか悪者のイメージです。
悪者イメージであるがゆえに、添加物という言葉はスキンケアに対する様々なとまどいを生んできました。

悪者イメージはどのようにして生まれたのでしょう。
あなたはどのようなとまどいの中にいるのでしょう。

添加物……皆さんはどのようなことを連想しますか?
添加物は何のために使用されているのでしょう。

防腐剤・抗菌剤

 
 
《《C
C子
添加物っていえばパラベンだね。
たいていの化粧品に使用されているし….でも….悪い噂も聞くな。
《《A
A子
そう!ある本を読んでたら、接触性皮膚炎を起こすって書いてありました。
パラベンって“表示指定成分”ですよね。
《《B
B子
表示指定成分って何か悪いイメージがあるわね。
雑誌で見たのだけど、化粧品の広告記事の中に、“パラベン(防腐剤)は使用していません….”って書いてるの。
これって、“パラベン(表示指定成分)を使用してないから、良い化粧品です”って言ってるように聞こえるんだけど。
《《A 先生、化粧品には必ず防腐剤が入っているのですか?
S》》
サッポー先生
市場で販売されている製品には必ず配合されています。
生食品と同じで2~3日で腐敗するのですから、腐敗させないために配合されるのです。
腐敗し、雑菌だらけの化粧品を毎日使用するのは恐いことですね。
《《A それなら、パラベンの表示のないものにも防腐剤は使用されているのですか?
 
 

表示指定成分

 
 
S》》 防腐剤はパラベンだけでなく、たくさん開発されています。
防腐剤とされていないが防腐の働きをする成分もたくさんあります。

パラベンが最も多く利用されているだけのことです。
パラベンといってもたくさんの種類があるのですよ。
しかしそのような話は今回は省略。 

パラベンは、“表示指定成分”として、使用した場合には表示することが義務づけられていたから表示されていたのです。

《《B えーっ!じゃあ、表示指定されていない防腐剤は表示されてなかったんだ?
それに、パラベン以外の防腐剤は名前なんて知らないから、表示されてても判らないわよ。
《《C パラベンが入ってるからといって特に気にする必要はないってことか?
それともパラベン以外の防腐剤なら良いのかね?
《《A そうじゃないと思います。
表示指定成分の毒性一覧表…なんて記事によると、防腐剤系統の表示指定成分には恐いことがいっぱい書いてありました。
あの表を見たら表示指定成分はすべて悪いと思ってしまう。
中には発ガンの恐れ….なんて書いてあるんだもの???
 
 

全成分表示

 
 
S》》 おやおや!添加物の講義は簡単に済まそうと思っていましたが、皆さんのとまどいは相当なもののようです。
これまで特定の指定成分だけが表示を義務づけられていたのですが、2001年4月よりこの国においても、化粧品に使用されている成分は全て表示することが義務づけられました。

『表示指定成分』という言葉は死語になっていくでしょう。
その時、あなた達はすべて表示された成分名を見てどのように化粧品とつき合っていくのでしょう。

《《B あれー?何か….混乱してきた!
“表示指定成分”って何だったの?
肌にとって良かったの?それともやっぱり悪いの?
S》》 今や3,000種類以上になっているといわれる化粧品の成分や添加物に、皆さんがとまどい無しに対応していくにはしっかりした視点こそ必要なようです。

次回の授業で視点を明確にしましょう。
あなた達に3,000種類を越える成分の説明をするのは賢い方法とは言えないようです。

 
 

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