しわやたるみはなぜできる?

「“しわ”や“たるみ”はなぜできるの?」

「一度できてしまった“しわ”や“たるみ”はもう元へは戻らないの?」

「ねぇー!聞いた?○○でしわが消えちゃうんだって!」

現代女性達の“美”への飽くなき欲望には際限がない。
“美”は人を限りない高みに誘う崇高な世界だが、“美肌”という対象になると思考が停止するのか?
“美肌術”が総合的な芸術であることを忘れているようです。

しわやたるみはなぜできる?

 
 
S》》
サッポー先生
紫外線防止がしわやたるみ防止に大切な項目であることは現代の世では常識になっているようです。
でもそれだけでよいのでしょうか?
しわやたるみができる構造について知識を整理しておきましょう。
  • しわやたるみは表皮ではなく、表皮を支えている真皮の劣化が現れているもの。
  • 真皮層は表皮と違い、細胞の層ではなく、細胞が作り出す構造物でできている。表皮の10倍程の厚みのある弾力に富む層である。
  • 真皮の劣化とは、主にこの構造物が弾力性を失うことをいう。
    しかし、この構造物を合成・分解している細胞の劣化・減少も関係している。
《《A
A子
しわやたるみの防止は、真皮層の構造物とそれらをつくっている細胞を大切にする….ということなのですね。
S》》 その通り。
  • 構造物をつくる細胞とは「繊維芽細胞」と呼ばれているもの。
  • 構造物とは、まさに繊維でつくられた弾力ある毛糸の編み物….布団の綿のような存在である。
  • 繊維芽細胞は日々これらの糸を紡ぎ、一方で古びた編み物を分解し続けている。真皮は日々作り替えられている。
《《B
B子
日々作り替えられてるなら、心配しなくて良いのでは?
S》》 その通り、しかしそうでもありません。
そこが美肌術の成果に差の出てくる所です。
  • 真皮層を構成する弾力繊維の主たるものが、あの有名なコラーゲンでできた繊維。この繊維の作り替え周期は4~5年。
  • 繊維芽細胞も劣化が早まれば能力が低下する。
    真皮層の新生も能率が落ちてくる。
《《C
C子
そうか!
真皮層を作り替えるスピードと、劣化するスピードの差が美肌作りの差なんだ(@_@)
S》》 その通り。
劣化のスピードを速めてはいけない!
真皮を作り替えるスピードの方がいつも優勢なら、そう簡単にしわやたるみなどできないのです。
《《A 劣化のスピードを速めるものが紫外線というわけですね。
S》》 その通り。
しかし、紫外線だけにこだわると悪魔のささやきを天使の言葉と取り違える恐れがあります。
もう少し知識を蓄えておきましょう。
  • 弾力繊維を傷めている最大の犯人は活性酸素。
    酸素が何かに結びつく化学反応が起こす弊害面である。
  • 細胞膜の脂質と結合し、弾力繊維をつくる繊維芽細胞を損傷。
  • 弾力繊維のコラーゲンと反応し、紡がれた繊維を分断していく。
一方で、活性酸素は不思議な真皮の反応を起こさせる。
  • 弾力繊維と反応し、弾力繊維間の結合を増やし繊維を強化する。つまり、弾力性のない硬い真皮をつくる。
ところが、この憎まれっ子である活性酸素をつくるのは、紫外線だけでなく、あなた達の生命活動を可能にしているエネルギー代謝の過程で生まれるのです。
さらに肌はもう一つのエネルギーの悪影響を受けていたわけです。
  • 肌(真皮)は体内で発生する活性酸素と、紫外線の持つエネルギーによって生み出される活性酸素、この両方の攻撃を受ける。
《《B それで紫外線対策が大切…って言われるわけ。
「光老化」とはこのことなのね。
でも、生きていく上で活性酸素ができちゃうのなら、紫外線対策だけではダメってことなの?
S》》 肌の場合、影響が大きいのは何といっても紫外線です。
しかし活性酸素の影響は紫外線だけではないということ。
肌を酸化させるモノにはすべて注意が必要と言うことです。

美肌や肌年齢に差が出るのは、こういうところこそ注目なのです。

《《C あーっ、納得。でも何となくガッカリだね。
だって、よくなるのに時間がかかるってことだろう。
1~2ヶ月でしわが消えたら!何でもするがね。
S》》 基本を忘れてはいけません。

使用する化粧品の選択は大切ですが、肌をつくっているのは肌自身であることを忘れないように。
化粧品はそれを助ける道具としての役割です。

一夜にして美肌を手にしようなんて….
都合のよい考えに悪魔のささやきが聞こえてくるわけです。
肌にあった道具を上手に使う、そして   

 
 
《《A《《B《《C 『良き習慣を身につける』ですね!
 
 
S》》 ・・・・・・。
 
 

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