秋にむかって、肌の備えは大丈夫?:夏バテとミネラル補給

まず身体を整える

 
 
《《B
B子
ここのところ汗が少なくなって大助かり。
肌も調子いいし…。
強いて言えば、私のオフィスビルはエアコンデショニングが下手なのね。
時々、寒いくらいの時があるの。
あれって肌にどうなんだろう?
《《C
C子
あたしは自然流。
暑いときは化粧水だけで過ごす日もあるし、秋になってかさつき出したら乳液だけでなく、クリームもつける。
今年もそれでいいのかな?
《《A
A子
台風以来涼しくなっていたのに、タオルケットもかけずに寝ていたの。
そしたら下痢をしちゃって……食あたりかな?と思ってたのだけど、寝冷えだったのね。
それ以来体調を崩してしまって、夏バテの真っ最中が今のありさま。
食欲はないし、身体はだるいし、肌も何となく元気がないようで……。

いらいらすると不思議に子供がむずかるし……。
あーっ、敬老の日からお母さんが来てくれるのが待ち遠しい。

S》》
サッポー先生
様々な様子がうかがえます。
しかしAさんはまず体調を整えるのが先のようです。
体調の悪さは心の元気をなくし、さらに肌に影響します。
そうでしたね。
気候の変わり目は肌にとっても要注意ですが、体のバランスも崩しやすいもの。
 
 

前回の復習に、身体のバランスを整えるミネラル補給も加えておきましょう。

  1. 身体がダルイ
  2. 眠い
  3. 思考力低下
  4. 目覚めが悪い
  5. 風邪をひきやすい
  6. イライラする

このような症状があれば意識して対応しましょう。
水分摂取量が多く、汗をよくかくときに不足しやすいのが水溶性のビタミンでした。

  • ビタミンC
  • ビタミンB群
  • ビタミンE (半水溶性)

すでに夏バテ状態で食欲不振、Aさんのように下痢などで体調を崩すと、ミネラル類が大いに不足して、からだの回復を遅らせています。
汗や下痢で大量にミネラルが排出されるからです。

ナトリウム・カリウム・カルシウム……などが不足すると体内のミネラルバランスが崩れ、疲労感が出てきます。

清涼飲料水に代えて、

おみそ汁・牛乳・お茶・スポーツドリンク

などのミネラルの豊富な水分摂取に変えるのです。
そして、

  • 食欲の出る食事の工夫

この辺りがポイントです。
お料理塾ではないので、一人一人工夫してくださいね。

 
 
《《C 今の若い娘の話を聞いてたら、「塩分は控えめに……」なんて、すごく薄味が多いんだ。
昔から、夏は濃いめの味に作れって言われてるんだがな……。

でも、お母さんが来られるのは大助かりじゃないか。
敬老の日に母親を使おうという魂胆は良くないがね。

S》》 (別に計画してたわけでは……)
S》》 いずこの世界にも、偏った情報が氾濫しているようです。
塩分のとり過ぎは良くないことが多いが、不足はもっと良くない。
ナトリウムは身体にとって、とても重要な働きをしているミネラルです。

健康は自己管理していただくとして、美肌塾の世界に戻りましょう。

 
 

秋に備えた視点の切り替え

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

乾燥した季節から、湿度の高い季節に変わっていくとき(冬→夏)
湿度の高い季節から、乾燥した季節に変わっていくとき(夏→冬)

今まで角質、角質と騒いでいたが、その大騒ぎの成果が誰にもはっきりと実感できるのが、これからの季節です。

乾燥は誰にもわかりやすいダメージです。
見た目にも、触感においても……夏はやせ細った角質の層でできた肌も、うるおいを失わない。
しかし、これからは違います。
角質に優しい季節に、いかに“良い角質の層=美肌”を作ってきたかが、試されるのです。

▼ 秋に備えたスキンケアの視点
肌を観る……毎日肌の状態を知る

スキンケアの原点に戻り、この“肌を観る”ということの大切さを思い出してください。
なぜなら、角質が傷むのは早く、回復には時間がかかる季節だからです。
ところが乾燥の進行は速く、肌(表皮細胞)が生まれ変わるチャンス(=ターンオーバー)は木枯らしが吹き始める12月まで、3回しかありません。

一度すっかり傷めると冬の間中、肌の乾燥に悩まされることになります。

▼ 肌の傷み(角質の傷み)に早く気づき、対応する

……これが、これからのスキンケアの視点です。

  • 洗顔法と洗顔料のチェック
  • 保湿ケアの加減
  • 保護ケアの加減とタイミング
  • その日のダメージを考えたケア
  • ダメージを少なくする良き化粧習慣

このようなことが、いつも言っている基本項目です。
良い状態が維持されている肌は、多少のダメージからはすぐに回復します。
各項目一つ一つの詳細は、サッポーのスキンケア読本で復習してください。

 
 
《《B 早めに肌の変化に気づき対応する。
肌の傷みが拡大する前に気づく。
これが結論ね。

エアコンの冷房や暖房も異常な乾燥を作るのだし、一つの知識にこだわっていると、ケアを誤りそうだわ。
Cおばさんの自然流が一番ってことかしら?

《《C でも自然流じゃいけなかったんだよ。
かさついたら……ではなく、かさつきが出る前に気づかないとな。
S》》 でも気づく方法は?

あっ!前回の授業の……洗顔後の肌状態チェックね。

S》》 …………。
もう一度復習しておきましょう。

▼ 肌を観る方法と注意

  • 肌の観察は洗顔後何もつけず、20~30分経過後に行う
  • つっぱり感がとても強い人は、この肌チェックを中止

▼ 小さな変化段階での気づきこそスキンケア

  • 洗顔後のつっぱり感が少し増えてきたかな……?
  • 肌のやわらかさ……こわばり、硬さに変化を感じる
  • かさつきとはいわないが、しっとりしない部分が増えている
  • 肌理が少し粗くなってきたかな……?
  • 毛穴が少し目立ってきたような……
 
 

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