保湿パック

 
 
《《C
C子
私はパックなんて、自慢じゃないけどしたことがない。
あんなもの……普段使っている化粧品の成分と似たようなものを貼り付けているだけだろう?
私の肌はそんなことしなくても……ホラ、しっとりだね。
《《B
B子
Cおばさんったら、最近ずいぶん自信たっぷり。
私なんか「保湿パック」がいいって言われたら、やっぱりやりたくなっちゃう。
毛穴の汚れとりパックは恐くなってやめたけど……。
《《A
A子
私の母もCおばさんといっしょ。
「あまり肌を甘やかしたら、いつも保湿パックしないと潤わなくなるよ」なんて言うの。
何となく説得力があって……でも時々するようにしています。
時々だったら、甘やかすことにはならないだろう……と思って。
《《C ホントにいいのなら私だってやるよ。
でもタダじゃないんだから、しっかり理屈を知っておきたいね。
S》》
サッポー先生
ここにも判断基準が必要なようですね。
 
 

保湿パックの秘密

 
 
S》》 顔(肌)をパックして、さまざまな肌によい効果を狙った製品が氾濫しています。
保湿パック、美白パック、ひきしめパック、皮脂や汚れとりパック、くすみとりパック、角質取りパック……探せば肌の悩みの数だけあるようです。

しかし、数あるパックの中で、サッポーが自信を持ってお薦めできるのは、保湿パックです。

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

保湿パックは、言葉通り肌の保湿力を一時的にですが、パワーアップします。
一時的だと、保湿能の高い化粧水や美容液でケアするのといっしょでは?と思いたくなりますが、そうではありません。

パックすることで、同じ一時的でも保湿効果の持続時間がうんと長くなります。
この効果の長さが大きな働きをしています。

一度かさつきだした肌、ガサガサしてきた肌は、乾燥した冬の季節にはなかなか元のしっとりした肌に戻りません。
ところが、保湿パックを続けていると、日増しに良くなってくるのが感じられます。
これは、悪循環に陥っていた肌が健康な肌を作り出す、良い循環に切り替わるからです。

肌はいつも、健康で美しい肌を作ろうと努力しています。
しかし、この努力の成果より肌が受けるダメージの影響が大きいと、肌は少しずつ機能低下をおこしていきます。
機能低下をおこした肌はダメージに弱くなり、ますますダメージのマイナス影響が大きくなります。
……これが悪循環。

保湿パックは、肌の努力の成果を少しだけ、ダメージの影響より大きくする力を与えます。
この“少しだけ”が、肌作りを良い循環に切り替えます。
この逆転が起こらない限り、肌の改善は進まないのです。

……これが保湿パック成功の秘密です。

 
 

保湿パックの働き

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

パックの効果は保湿成分を使わなくてもでてきます。
台所用のラップフィルムを適当な大きさに切り、肌に次々と貼り付けていきます。
ラップフィルムで肌をパック(包装)するのです。

  • 肌からの水分蒸散が減少します。
  • 真皮層から水分が表皮に汲み上げられ、表皮を潤します。
  • さらに、表皮上層の角質層にも、水分が行き渡ります。
  • 水分層の充実が真皮層を安らかにし、血行が良くなります。
  • 血行がよく水分の豊富な肌の新陳代謝は、活発に維持されます。
  • 水分で柔らかくなった角質は、ポロポロとはがれていたサイクルが治まり、表皮に余裕を与えます。
  • 余裕を与えられた表皮は、良く成長し成熟した能力の高い美しい角質を送り出すようになります。
  • 成熟した角質の層が多くなるに従い、肌自身の水分保持力が高くなり、自らの力で肌の良い環境を維持できるようになります。
  • 水分量の多い肌は柔らかく、ハリがあり、透明感がでてきます。
  • 柔軟な角質でおおわれた肌の毛穴は収斂していきます。
  • 水分の豊富な成熟した角質の層は、しっかりとしたバリアー層となり肌を守る力が強化されるので、ダメージの影響が少なくなり、不必要なメラニン発生が減少します。

これがパックの働きです。
正確には、パックの効果が肌の働きを正常にすると言うことでしょうね。
しかし、パックさえすれば、必ず上のように肌が働き出すとは限りません。
パックの保湿効果をさらに高めるのが保湿成分であり、より効果的で使いやすくしたものが保湿パック製品というわけです。

 
 
 
 
《《C うーん!保湿パックに俄然興味が湧いてきたよ。
肌がきれいになって強くなるのだからネ。
きれいになる理屈が見えてきたのが嬉しい。
私のやる気の泉だよ。
しかし、まだまだ秘密がありそうだね。
《《B Cおばさんって理解できないことはしないんだ。
おばさんのパターンを一つ見つけちゃった。

でも、保湿パックはすごいのね。
美白や毛穴パックなんかより、よほど基本的な成果が期待できるのがわかったわ。

《《A 理解できると勇気が湧いてくるのは、おばさんの言うとおりね。
肌はいつも一生懸命頑張っているのに、もう一歩、もう一つ思いやりケアが不足していたのですね。
《《B でも……そのもう一歩がどの辺りにあるのかわからないと、効果だって出てこないような不安がある……。
《《C そこだよ、理解とは知識と知恵が土台になっているんだよ。
私のパターンなんかじゃないよ。
サッポー先生、もう一歩の辺りをもう少し詳しく聞きたいね。
S》》 皆さん視点が鋭くなってきましたね。
もう一歩を知ることこそ、スキンケアの智慧なのです。
そのためには、肌を知ること。肌はいつも語っています。

それでは、保湿パックの効果を出す秘訣に進んでいきます。
でも、今日はこれくらいにしておきましょう。

 
 
《《A《《B あーっ、いいところなのに……。
 
 
《《C (化粧水をたっぷりつけて、ラップのパック試してみよう)
 
 

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