効果的な保湿パックとは……

 
 
《《C
C子
生まれて初めてパックなるものをしてみたけど、案外いいものだね。
翌日の化粧のノリがちがう。
もともと化粧ノリのよい肌と思っていたけど、ホントに押さえるだけできれいにパウダーがついていく。
《《B
B子
えーっおばさん、どこのを使ったの?
《《C どこのでもないよ。
いつも使っている化粧水をたっぷりつけて、前回教わったとおり、キッチンのラップフィルムで顔をラッピングしただけだよ。
パック材も何とかシートなんてのも、持ってないからね。
《《B Cおばさんのパターンをまた見つけちゃった。
理解しなければ見向きもしないけど、興味を感じたら、まず行動しちゃうのね。
《《C ところがね。結果は良かったのだけど、これがめんどうでね。
皿をラッピングするのとちがって、適当な大きさに切ったのを数枚用意して、貼りつけなければいけないだろう。
一つ一つの大きさだって、貼りつける部分によって考えなければいけないし。
貼りつけようとしたら、ラップ同士がくっついて..はがすのにまた一苦労。
慣れて手際よくなる前に、私には続かないと思うよ。
S》》
サッポー先生
ご苦労なさった様子。
せっかくのCさんの熱意が冷めない内に、今日は保湿パックの本質なのに、盲点となっているポイントを案内しましょう。
 
 

タイミングを見逃すな

 
 
サッポーの
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視点

パックするタイミングは、パックの効果に大きな影響を持っています。
パックの目的に応じ、二つの場合に分けて考えてみましょう。

“肌の状態は悪くないが……より美しく肌を表現したい”

明日はデートとか、同窓会で級友に会うなどいったときのような場合、前日の夜保湿パックをしておけば、Cさんが試したときのように化粧のノリが良くなり、気分良く出かけることができます。
この場合は、スキンケアの良き習慣の一つですね。
難しく「タイミングは……」などと考える必要はありません。

“肌が危ない! 肌を改善したい かさつきを回復させたい”

このような場合こそ、パックするタイミングはとても大事です。

例1
▼ 今日は風に当たって肌がピリっとしたよ…
▼ 今日は少し肌が乾燥したような気がする…

夜お風呂のあと、すぐに保湿パックしてあげるとまだ機能を失っていない肌(角質層)の傷みの進行はストップ。
角質のはがれが速まるまでに至りません。

例2
▼ 最近少し肌の乾燥を感じる……
▼ かさつきはしていないが洗顔後の肌のやわらかさが…

肌(角質層)の傷みが少し進行している状態。
パックしたときは少し良くなったように思ったけど、翌日の夜にはまた昨日の肌に逆戻り、時々パックしても結果は同じ……。
このようなときは毎日パックすることで、比較的短期間で肌はいつものしっとり感を取り戻します。

例3
▼ かさつきができてしまった…
▼ いろいろ肌に良いことをしているが、かさつきはなくならない…

かさついている状態とは、すっかり角質層が傷んだ状態、ハイペースで角質がはがれ続けている状態。
少なくとも、2週間ていど保湿パックを続けないと、角質層のハイペースなはがれは、いつものペースを取り戻すことができなくなっています。

 
 
《《A
A子
「タイミングの大切さ」って肌の傷みが進行する前に、早く肌の危機に気がついてあげることなのですね。
そして、保湿パックを役立たせるためには、肌の変化が確認できるまで連続して実施しないと、あまり意味がないということなのね。
《《B 「かさついているから、週に一度は保湿パックしてる」
……これだといつまで続けてもダメなわけ?
そういえば、保湿パックは安心ケア……きっと効いているんだって..御守りのような感じでやってたもんね。
S》》 もちろんそのように習慣にしていても役立っていたことは沢山あったはずですよ。
しかし乾燥する季節、乾燥する環境だと肌のことを知って対処しないと、効果が上がらない無駄な投資になりがちです。
《《C パック代がもったいないだけでなく、肌の努力が報われないってわけだね。
先生、パックについての考え方はわかったけど、どんな製品がいいのかね。
色々あるので間違いたくないよ。
それにラップフィルムは良かったけど、私には続かない。
S》》 Cさんも保湿パックファンになりそうですね。
保湿パックについてまとめておきましょう。
 
 

効果的な保湿パック

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼ その一

保湿パックは、一時的だが肌の水分保持量を、普段のケアよりずっと長時間高めるところが最重要ポイント。
肌の変化をちょっぴり感じただけなら、このケアがプラスされるだけで、十分な効果を発揮する。

▼ その二

かさつきなどの乾燥ダメージが既に現れている場合、肌の回復能力を日々受ける乾燥ダメージの影響力より少しだけ大きくしてあげる必要がある。
この“少しだけ”良い状態を維持しないと、肌の改善は進まない。
そのためには、肌の変化を感じるまで保湿パックを続ける必要がある。

 
 

パック製品の選択

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

保湿目的がメインになっているものなら、そんなにこだわらなくて良い。
しかし、余分な角質をとるなどの表示が副次効果として書いてあるものは遠慮しておきましょう。

もちろん、美白効果もダメです。
美白よりも、傷んだ角質を良くすることの方が最優先です。

  1. 柔らかくはがせるものからバリバリはがすピールオフタイプ
  2. 洗い流すものからふき取るだけでよいタイプ
  3. 化粧水や美容液を含んだシートタイプ
  4. 保湿用シートに手持ちの化粧水や美容液を添加するタイプ

いずれの場合もパック効果を得ることができます。
サッポーがお勧めするのは、4のあなたが肌に合わせて加減できる方法です。
普段使っている目的と効果を熟知した化粧品でケアしてあげるのが、もっとも確実で安心できる方法です。

 
 
 
 
《《C なるほどネー。
教えて貰えば、当たり前のことばかりだ。
しかし、ちょっとだけ肌を助けて、それを良くなるまで……というのは教えて貰うまで気づかないことだね。
なんてったって、見えないのだからね。
《《A あらっ、そうでもないわよ。おばさん。
肌の状態を知るには、洗顔後の肌に注目。
つっぱり感を見ることでした。
この微妙な変化を見ていたら、良くなったかどうかがわかるじゃないですか。
良くなってなければ続けないといけない……そうですね。先生。
S》》 そのとおりです。
でも授業を受ける前に、パックと関連づけてそのことに気づくのは、難しいことですね。
《《C 私はそのことを言ってるんだよ。
でも、パックシートだけ用意すれば使い慣れた化粧品が使える……これは私の性分に合ってるね。
S》》 スキンケアの面白い部分ですね。

ハイ今日の授業はここまで。
今日は風が強いから、乾燥ダメージに注意するのですよ。

 
 

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