毛穴が目立って……何とかならないの?

肌理や毛穴について日本女性は恵まれているという先入観があったようです。
25万人のアンケートデータを整理して、びっくり!
肌理や毛穴について気になりますか?」という問いに41%の女性が手を挙げていました。

程度の差はいろいろでしょうが、見た目以上に、実際以上に気になる項目のようです。

毛穴が目立つ・肌理が粗い

 
 
《《A
A子
先生、それは認識不足です。
毛穴が目立つのって、とても気になるのですよ。
ノーズパックがあれほど流行ったのだって….ねえ?
《《B
B子
そうですよ、サッポー先生。
肌理が粗いのだってとても気になる。
洗顔して鏡を見たら..、「よく手入れしなきゃ..」って。
《《C
C子
日本人は肌理が細かくて肌がきれいっていわれてるんだよ。
そうじゃないのかい、サッポー先生。
私みたいにだね。
S》》
サッポー先生
間違いなく日本人の肌は肌理が細かいですね。
でも肌理の細かい部分と、そうでもない部分のばらつきがあります。
気になるのは、このばらつきが拡大している点です。
《《B とにかく気になるの!
気になり出したら…何とかしたいって思うのよ。

 
 

なぜ肌理が粗くなる? なぜ毛穴が大きくなる?

 
 
サッポーの
S》》
視点

皮脂腺が発達している部分は多少肌理が粗く、多少毛穴が大きいのはやむを得ないところです。
通常なら、よく見ると差があるという程度の違いです。
ところが、ますます肌理の粗さが目立つようになり、毛穴が大きくなってくる。

・・・美肌塾の塾生ならもうご存じですね。

「えっ、なぜ?」

1.角化した表皮細胞、すなわち角質細胞が、未熟で水分が少なくやせ細った細胞でできているからです。
このような細胞が層を成し角質層を作っていたら、細胞の並びが不揃いになり、肌理は粗く毛穴は拡がらざるを得ないと言うわけです。

「未熟な角質ができるのはなぜ?」

2.表皮細胞が十分に成長していないのに、角化して角質細胞が作られているからです。
角化すると、生きた細胞としての活動はなくなり、肌や身体を護る美しきヨロイとしての使命を果たすだけです。

「どうして成長していないのに角化するの?」

3.早く角質を作り、身体を護る必要があるからです。

  • 未熟でやせ細った角質は乾燥しやすく、もろいためすぐにはがれていきます。
  • 大人の細胞がもうないために、肌や身体を護るためにやむなく、少年や少女の細胞を戦場へ送り続ける状態に追い込まれているのです。

「それではいつまでも良くならないのでは?」

4.そんなことはありません。
ひ弱な少年・少女達を護ってあげればいいのです。
そうすると、簡単にははがれず、肌や身体を護り続けます。
次に角化する予定の細胞が十分に成長する余裕が与えられるわけです。

「肌を護ることだったらいつもしてるのに….どうして良くならないの?」

5.肌は懸命に良くなろうと努力しています。
しかし、それを妨害する者がいるのです。

  • 誤った化粧品の選択。
  • 誤った思いこみが作るこだわりスキンケア。

つまり、妨害者とはあなた自身なのです。

「えっ!化粧品の選択間違い、思いこみが作るこだわりって、なんですか?」

 
 
S》》 少し休憩しましょう。
《《A 思い出しました。
私パックが好きで、週に二度はしてたわ。
もうやめたけど、その時は気持ちいいのね。
きれいになったように思えるし。
保湿パックだけにしておけば良かったのよね。
《《B 肌理や毛穴って少しずつ少しずつ変わっていくんだもの。
良くなるときもそうだけど、悪くなるときも少しずつなのよね。

私の場合、鼻周りとその近くの頬の部分が少し肌理が粗くて、毛穴が目立っていたの。
黒いのがてんてん…と。
毎日鏡を見てると、繊細な乙女としては傷つくの……。
「これは何とかしなくては!」って。

《《C それで洗い過ぎてたわけだ。
ますます毛穴は拡がり、毛穴の汚れが目立つようになる……まさに悪循環だね。
こんな無謀をするのが繊細な乙女とはね。
私も乙女の頃は無謀だったけど、そう間違ってはいなかったね。
今の亭主でよかったと思ってるよ。
S》》 ??
さて、続けましょうか。
 
 

化粧品の選択

 
 
サッポーの
S》》
視点

化粧品の選択誤りという点では、話は簡単です。
間違いの多いのは、圧倒的に洗顔料です。
洗顔料が、角質を予定より速くはがす原因になっています。

1.化粧落としはクリームかオイルを使え
洗顔の仕上げは固形石けんがよい

クリームやオイルはあまり洗浄力はないが、時間をかけて化粧をなじませ、肌から浮き上がらせるくらいの溶かす力を持っています。
これが角質に優しい化粧の落とし方です。
次に、肌に優しい界面活性剤=固形石けんで仕上げの洗顔を行います。
石けんもあまり洗浄力のない洗顔料と言えますが、この程度が角質をはがしすぎないのです。
さらに湯水ですすぐと、肌に多少界面活性剤が残っていても界面活性作用は消失する性質を持っているので、肌に優しい洗顔として理想的なものといえます。

まず洗顔なのです。
この方法は面倒なため敬遠されがちです。
しかし、ワンステップ多いから、2~3分時間がかかるから、と言って簡便なアイテムを選ぶべきではありません。
石けん以外の界面活性剤を洗浄剤として利用するのは便利ですが、角質をはがしすぎる傾向が出てきます。
また傷める要素ともなるのです。

2.アルコールを多めに配合した収斂効果の高い化粧水、
さっぱり感の高い化粧水は逆効果になる

アルコールはいろいろな目的で化粧水に使用されますが、配合量が多く、収斂効果とべたつきを押さえる効果がある化粧水は要注意です。
使用を続けるとその性質から、角質のはがれをはやめる、角質を乾燥させやすくはがれをはやめる…といった作用がボディーブローのように効いてきます。

以上二点が化粧品の選択誤りの双璧です。
他にも角質を傷めるものはありますが、今日の授業では省略します。

 
 

思いこみが作るこだわり

 
 
サッポーの
S》》
視点

次にやっかいなのが、この「思いこみが作るこだわり」が行う角質はがしです。
100人女性がいたら、100種類のこだわりがあるようです。
この部分にポイントを置くと長くなりすぎるので、原則に焦点を置き説明します。

「何かにこだわって、もう一つの大事なことが犠牲になっていないか」を探すのは『あなた』ということにします。いいですね。

洗顔の間違い以外に角質をはがれやすくするのは、角質を傷めるダメージです。
ダメージは大きく分類して、以下の5項目に分けられます。

  1. 紫外線
  2. 乾燥ダメージ
  3. 酸化ダメージ
  4. 化学ダメージ
  5. 物理的ダメージ

紫外線と乾燥によるダメージの対処法は、良く知られていること。
皆さんもいろいろなケースを想定することができるようになりました。
ここでは割愛しますよ。

▼ 酸化ダメージ

紫外線対策をしっかりしていても、UVケアを洗い流すのは、いつも就寝前のお風呂。
酸化ダメージの影響が出やすい…例えばUVケアこだわり派が受けるダメージです。
他にいろいろなケースが想像されます。
あなたの場合をさがしてください。

参照
>角質剥がしのさまざまな犯人:酸化
>酸化ダメージ

▼ 化学ダメージ

UVケアこだわり派も多いですが、美白こだわり派も多そうです。
化粧品は全て化学製品ですが、医薬部外品扱いの製品にはその目的のため、角質を傷めるものも多くあります。
使い続けている場合は要注意です。

参照
>秋の肌…化学ダメージに注意!

▼ 物理的ダメージ

ここには隠れた“こだわり”がたくさんあるように思われます。

  • マッサージは肌によいから..と必要以上に強い摩擦で角質を傷めています。
  • 洗顔時のタオルの使い方。無意識にこすっています。
  • ファンデーションをつけるときのスポンジは、柔らかそうに見えても水分を含んだ角質より硬いのです。
    押さえてつけるのです。
    柔らかそうな洗顔パフより手指が安心です。

以上は参考です。
あなた自身が無意識にこだわっていることは、他にあるかも知れません。
意識して角質のことを考える習慣を持つと、いろいろなこだわりを発見することができます。

 
 
 
 
《《B お肌管理の狙いは良い“角質”を作ることにあるのね。
一年かけてニキビとサヨナラできたのも、同じ原理だったわけ。
《《A そうね。
何となくスキンケアの“極意”がわかりかけてきたように思います。
これからが楽しみだわ。
《《C 偉そうに言うじゃないか。
極意とはね。
理屈がわかっただけではダメなんだよ。本気でないとね。
本気とは心からその気になっていること。
いずれにしても、あんたの肌が答えを出してくれるってわけさ。
S》》 神様に誓ってみましょう。
「私、本気です」って。
ソワソワしないで済むなら本気の証ですよ。
《《A (神様、私….本気です!)
S》》 肌理や毛穴の変化は角質層の変化と共にあります。
期間のかかる肌の作業ですが、肌は確実に答えてくれる変化ですよ。
 
 

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