肌の乾燥に対する視点Part-3…気にならない乾燥

肌の乾燥Part-3

 
 
《《C
C子
この前の授業で理屈はよく解ったし、自信もできた。
ところが、娘にイイ話をしてやろうとしたのだけど、抽象論では説得力がなくてね。
《《A
A子
そうですね。
今は乾燥なんて気にならない季節ですもの。
しかたないですよ。
《《B
B子
夏でもかさつくことが……とか言ってたA子さんらしくないわね。
夏だって乾燥大有りよ。
オイリーな私でさえ感じるもの。
《《A あっ!会社の冷房ね。
夏のかさつきってそんなに気にならないものだから…。
でも冷房以外に、夏に肌を乾燥させることってあるのかしら?
子育て繁忙主婦の私にはピンとこないわ。
S》》
サッポー先生
夏を含めたこれからの季節に、関心の低くなった肌の乾燥に視点を置くことこそ、美肌づくりの知られざる基礎を作っていくのだ……ということを学んで欲しいのです。
 
 

美肌作りのチャンス

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

夏の乾燥は冬に比較すると穏やかに感じます。
ダメージが少ないから穏やかに感じるわけで、気にする必要も少ないわけです。

前回までの講義、肌の悪循環好循環を思い出してください。
乾燥の厳しい季節は、肌が悪循環に陥らないようにすることが主眼でした。
しかしこれからの季節は、肌作りにおいて好循環を起こすことができるときです。だからこそ、美肌づくりのチャンスなのです。

冬の乾燥やかさつきの悩みを解決するのは、この季節に肌の基礎工事ができるかどうかにかかっているのです。

 
 

気にならない乾燥を知る

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

気にならない乾燥”を知る。

これが、これからの季節に於ける美肌術の秘訣と言えます。

まず、肌を乾燥させるケースにどのようなものがあるかを見てみましょう。

▼  夏を中心とした季節に肌を乾燥させるケース

  • 冷房による肌の乾燥
  • ビル空間や家庭においても機密性の高い空間では、真冬と同じ乾燥した空間になっている。
    しかし、少し身体を働かせると発汗量が多くなるため、肌の乾燥を強く感じることは少ない。

  • 紫外線で傷んだ肌の乾燥
  • 傷み度合いによるが、皮がむけるくらい傷めば乾燥しやすくなっているのは誰もが感じるところ。
    しかし多少のことならそんなに感じるものではない。

  • 酸化ダメージで傷んだ肌の乾燥
  • この季節に帰宅が遅くなりがちで洗顔するのが遅い人は、油性化粧品の使用が少なくなっていても要注意。
    皮脂量が増えているので、洗顔間隔が長くなると酸化ダメージが大きくなっているからである。
    紫外線を受ける時間が多いと、紫外線ダメージは防ぐことができても、UV下地や化粧品の油分、脂分は酸化が進んでいる。
    酸化ダメージはじわじわと気づかない内に肌を乾燥しやすい構造に変えていくものである。

  • 洗い過ぎて角質をはがし過ぎた肌の乾燥
  • この季節は汗をかくことが多くなり、肌の不快感が増しやすい季節。
    つい手に力が入り洗顔で肌(角質)を傷める、洗顔回数が増えて角質をはがしすぎる……など、直接的な角質はがしをしやすいときである。
    ところが、乾燥ダメージを受けていてもそんなに乾燥が気にならない。

  • 汗でふやけた肌の乾燥
  • “ふやけた肌”のふやけている部分とは角質層のことである。
    ふやけた角質は簡単にはがれやすく変質する。
    たくさん出る汗はほとんど水と同じであるため、お風呂に長湯して手をふやけさせるのと同じ。
    洗顔後しっかり肌の水気をふき取らなくても平気な季節。
    つまり乾燥しやすい肌を平気で作りやすい季節である。

以上が気にならない肌の乾燥の、主な原因になっています。
ただこれらの気づきにくいケースも、長く続いたり、複数が重なると、思わぬ夏のかさつきを肌に見ることになります。

 
 
《《A 私の夏のかさつきは…こういうことだったのですね。
振り返ってみると、冷房以外は美肌塾を知るまで、気にしたこともないことばかり..。
それが今年は冬でもかさつかなかった・・肌が変わったのですね。
《《B 私は洗顔料を変えて、角質をはがさないことを意識しただけ。
それであの満開のニキビがなくなったのだから…!?
…肌はすごい力を持っているのね。

でも、聞いてみると教えて貰ったことばかりなのに、自分で考えてみるとスラスラ出てこない。
……どこかで失敗して、またニキビと仲良くなりそうな……あー!考えたくないわ。(-_-;)

《《C 心配するのが無性に好きなようだな、B子は。
今日はもっと良い肌、美肌を作るのがテーマだろう。
S》》 Cさんの言うとおりです。
美肌づくりを意識すると、自然に失敗を防ぐことができるのです。

それでは乾燥について整理しておきましょう。

 
 

肌の好循環を起こす

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼ 基本となる視点

  • 角質層の状態が良いと肌はますます健康で美しくなり、
    角質層の状態が悪いと肌はますます不健康となり劣化しやすい
  • ・・つまり肌には好循環悪循環がある

  • 乾燥の厳しい冬の間は、角質層の状態が悪くならないように注意するのが肌管理のポイント
  • ・・悪循環を起こさないケア

  • 比較的乾燥の少ない夏を中心とした季節は好循環の肌を作る季節
    この期間に、厳しい冬を耐え抜く水分保持力の高い健康で美しい角質層を築いておく
  • ・・好循環を作るケア・・美肌のベースを作る

▼ 夏のケアの視点

  • 気づかない乾燥にこそ配慮する
  • 肌が悪くなっていても気づかない季節……ここが盲点

  • 洗顔料を初めとするスキンケア製品の選択
    そしてスキンケアのノウハウを身につける
  • 肌センサーだけに頼ってはダメ
    状況を考えた“痛みのない痛み”を推定することが大切

  • 表皮のターンオーバー(入れ替わり)は4~6週間/1ターン
  • 1ターン、1ターンを好循環で繰り返すこと

  • 紅葉の季節を迎えたとき、肌にしっとり感があれば成功
 
 
《《C 夏はさっぱり、すっきりを無意識に求めるからな……。
蓋を開けたとき(冬を迎えたとき)の肌の状態が成果なんだな。
《《A 冬の準備、肌の基礎作りは、今から始めなければ間に合わないということですね。
《《B ニキビがなくなったから卒業かと思ってたけど、欲が出てきたわ。
《《C イイ欲は持つことさ。
私は毎年一つずつ若返ることにするよ。
 
 
《《A《《B ・・・。
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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