消えないシミ≒消えにくいシミ Part-2:紫外線が原因のシミ

「消えるシミ・消えないシミ」の続きの続き、シミにも様々なシミが……。
ちゃんと知っておかないと、消えるものも消えません。

消えないシミ≒消えにくいシミ Part-2

 
 
《《B
B子
今日は老人性のシミがテーマでしょう。
今は20代にたくさん見られるって先生が言うんだもの。……心配。
《《A
A子
「老人性色素斑」って言うのでしょう。
名前を聞いただけで、もう治らないって感じですね。
《《C
C子
老人、老人と先ほどからうるさいね。
そんなのはどこかの意地の悪い医者がつけた名前に決まってるさ。
S》》
サッポー先生
名前をつけるには大変な責任が伴うようですね。
 
 

消えないシミ・老人性色素斑

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

前回は女性に多い、やっかいな「肝斑」といわれるシミでした。
今日は女性にも男性にも多くみられる、紫外線を直接原因としたシミ「老人性色素斑」について見ていきます。

▼ シミの見分け…紫外線が原因のシミ

40才以降に多く見られるので、長期反復性の日光曝露が原因と推定されていますが、20代に多発している現象を見るとそれだけでもないようです。
しかし、いずれも真皮層の膠原繊維が老人のそれのように劣化しているので、紫外線が原因とされています。

メラノサイトのメラニン生産量は異常な状態が続いています。

レーザーによる治療で消失しますが、肌本来の状態に回復していないため、チョッとしたことで簡単に再発します。

▼ 対策

  1. メラニンは作らなくてイイよ..の「肌を安心させるケア」

    つまり「メラニンの量産体制必要なし」の合図を送り続ける肌管理が“継続”されていることが必要

  2. 真皮層の回復を促進する

    真皮層の修復には、まず紫外線防止で真皮層の破壊を少なくし、必要な栄養素が補給されるよい食習慣を維持する

1のシミに取り組む「肌を安心させるケア」は、前回も紹介しました以前の授業を参考にしてください。

▼ 対策上の注意

シミを作った直接原因は紫外線ですが、シミ解消のポイントは紫外線だけでないことを忘れないことです。
一度メラニンの量産を始めたメラノサイトは、紫外線のような強いダメージでなくても過敏に強く反応するようになっているからです。

  1. 紫外線によるダメージ
  2. が一番のポイントであるのに違いないのですが、

  3. 酸化によるダメージ
  4. 乾燥によるダメージ
  5. 化学的な作用によるダメージ
  6. 物理的な作用によるダメージ

などを忘れたケアになっていたら、シミが無くなることはありません。
逆に、間違ったケアにつながり、シミを増やす結果に到る例も多く発生しています。

▼ 失敗例

  1. ×1.シミを作るのは紫外線だから、用心のためいつもSPF値の高いのを使うようにしている
  2. ×2.シミは肌が黒っぽくなっているのだから、美白効果のある化粧品は欠かせない
  3. ×3.夜の洗顔はいつも就寝前の入浴時にしている
  4. ...

これはあげるときりがありません。まずは問題の多い×1と×2に注目しましょう。
美容に関心の深い皮膚科医グループによって報告されたレポートに、シミ患者の約40%が、美白製品あるいは紫外線吸収剤を利用したUV対策製品を使用し続けていた、というのがあります。

美白製品はシミの解消を目的としたものではない」とか、「紫外線対策は必要度に応じて使い分ける」などといった基本的な知識があれば、こんな高い数値にはならなかったと推定されます。

「シミを防止するには紫外線対策」「シミを治すのは美白?」といった一面的な取り組み、あるいは思い込みが逆にシミを増加させていたのです。

 
 
《《C 知識や習慣に間違いがあると恐いな。
学校で肌管理のことも躾教育として教えたらどうだい。
ゆとり教育などとのんびりしてたらダメになってしまうぞ。

だが..どうして若い娘に老人性のシミが増えているんだ。

《《B 一時、顔黒(ガングロ)なんて流行ったことがあったね。
わざわざ日焼けサロンに通ったって先輩もいるわ。
少しずつ真皮層を壊してたのよ。
《《A でも、それだけかしら?
ホントに、シミ持ちに年齢はあまり関係しなくなってるみたいですよ。
《《C 美白だ、SPFだといって便利な製品が増えたのはいいが、長所だけ宣伝して欠点をしっかり教えないから..かもな。

やっぱりこれは躾教育だな。

S》》 結論がでたようです。

シミも肌が出した結論。
視点となるポイントを間違わなければ、肌はシミを必要なしとする結論を出します。

ハイ、今日の授業はこれまでとします。

 
 

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