冬に備えて Part-2…乾燥しやすい部分

冬に備えて Part-2

 
 
《《B
B子
東京で木枯らし一番だって。
北海道や北国では雪のニュースが続々…。
今年は寒くなりそうなイヤーな予感。
《《C
C子
ニキビが再発した悪夢でも見たのかい。
若いのに心配性だね。
「備えあれば憂えなし」というだろう。
《《A
A子
風邪はこじらせなければ、ただの風邪ですよね。
ガンも今では早期発見で、そんなに恐くないですもの。
《《C 生半可な知識が心配を生むんだな。
心配する前に調べる。
判らないことは「何事もあきらめが肝心」…これだね。
《《B (寒くなりそうって言っただけなのに…)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業に入ります。
 
 

乾燥しやすい部分

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

肌質を簡単に分けると、乾燥しやすい部分と、オイリーでべたつきやすい部分に大別できます。

冬に備えて、まず乾燥しやすい部分から見ていきましょう。

上目蓋・下目蓋→頬→口の周り→フェイスライン、この辺りがだいたいにおいて乾燥しやすい肌になっています。(個性差有り)

▼ 洗顔後しばらくの素肌をみて

  1. しっとりしている
  2. …つっぱり感はあるが、ほとんど気にならない

  3. しっとりしているとは言えない状態
  4. …つっぱり感がそれなりにあるが、30分もたてばほとんど気にならない。

  5. 乾きが早く、しっとりしているとは言えない状態
  6. …つっぱり感がそれなりにあり、時間とともにつっぱり感が強くなる。

  7. 乾きが早く、肌表面の硬さを感じる
  8. …つっぱり感はかなりあるが、悲鳴をあげるほどではない。

  9. 乾きが早く、肌表面がザラッとした感じ
  10. …つっぱり感は強く、悲鳴をあげたい。

  11. すぐに乾き、カサカサした肌になる
  12. …つっぱり感はとても強く、悲鳴をあげている。

  13. すぐに粉を吹いたような肌が現れる
  14. …つっぱり感というより、肌が張り裂けそうな、壊れそうな感覚。

以上はおよそのイメージです。
肌の状態とつっぱり感は必ずしも一致していませんが、1→7の方向で肌の乾燥度合いに伴う状態を表現しています。

1の段階では、角質のはがれも予定通りゆっくりとしたペースで行われており、新しい表皮細胞もゆっくりとしたペースで生まれ続けています。
しっかり準備が整った状態で角質に変化(角化)し、丈夫で美しい姿で肌を守り続けています。

7の段階では、角質のはがれ落ちるスピードが速く、この落屑が目に見える姿として、カサカサした、粉を吹いたような状態を見せています。
基底細胞では、普段の数倍のスピードで新しい表皮細胞を生み続け、数倍のスピードで押し上げられ、準備が整わない内に角質に変化しています。
猛烈なスピードで未成熟な細胞が角化するので、痩せた縮んだ角質が厚く層を成すことになります。
しかし未熟な角質は脆く、作っても作ってもどんどんはがれていく状態が続いています。

▼ 判断・判定

あなたの乾燥しやすい部分の肌は、今何番の状態でしょうか。

  1. しっとりしている
  2. しっとりしているとは言えない状態
  3. 洗顔後の肌を日々チェックしていると、1と2をいったりきたりしている…これが理想的な状態です。

    • 肌はいつもしっとり感をもち、
    • 柔軟で適度なハリを持つ
    • 肌の水分量が多いのでイキイキとしており透明感を感じる
    • 様々なダメージ(乾燥・紫外線等)の影響からもすぐに回復し、深刻なトラブルに巻き込まれることがない

    つまり、美しくて丈夫なのです。

  4. 乾きが早く、しっとりしているとは言えない状態
  5. 乾きが早く、肌表面の硬さを感じる
  6. 乾きが早く、肌表面がザラッとした感じ
  7. 黄信号が点滅している状態です。
    肌が「角質のはがれが早くなっている」と告げています。
    この状態は、1・2の状態からはかなり乾燥が進行した状態です。
    「つっぱり感があるけれど…特に気にしなかった」
    と、見過ごしてきた期間が長くあったのです。
    なぜ長く放置されたかというと、

    • すぐに化粧水をつけるからつっぱり感は気にしなかった
    • つっぱり感があるのは当然で、すぐに化粧水をつけるのがスキンケアだもの…
    • すぐにいつものケアをすると、お肌はしっとりプルプル、お肌の状態が悪くなっているとは考えなかった

    このような視点で肌を見ていたのでしょう。
    保湿力があり、保護してくれるスキンケア製品のおかげで、つっぱり感も、しっとりしていないはずの肌も、気にならなかったというわけです。

    この段階では、既に表皮細胞の生まれるスピード、角化していくスピードともに亢進しており、作られた角質も未熟な頼りないものとなっています。
    未熟さの程度はそれぞれですが、化粧品で保湿・保護されて何とか均衡を保っている状態なのです。
    冬の寒さや乾燥の進行、あるいはいつもよりチョッと大きい紫外線によるダメージ、間違ったケアなどにより、簡単に肌の異常(トラブル)へと繋がりやすい状態です。
    6のカサカサ、7の粉吹きへと進行していきます。

    この状態から脱出できたと肌自身が回復するには、最低でも1ヶ月はかかります。
    もちろん“角質ケア”を意識し、日々の肌管理を怠らなかった場合においてです。
    1・2の状態で安定する完全復活には、2ヶ月を要します。

    しかし、良くなっているか否かを日々実感出来なければ、ケアの方法が間違っているのか、これで良いのかが判りません。
    この指針となるのが、『洗顔後の素肌チェック』というわけです。

  8. すぐに乾き、カサカサした肌になる
  9. すぐに粉を吹いたような肌が現れる
  10. この状態が、いわゆる“トラブルを起こしている肌”です。
    最初に説明したとおり、角質が猛烈なスピードではがれている状態です。
    とにかく守ることが大事ということで、肌は必死で細胞を生み続けているのですが、十分育つまもなく角化し肌を守らなければならないので、すぐに壊れてはがれざるをえない。
    …このような哀れな努力を続けている状態です。
    この状態を長引かせると、肌は次第に過敏になっていき、様々な他の肌トラブルにも巻き込まれやすくなっていきます。

    • 湿疹や化粧かぶれなどを起こしやすい
    • 肌に赤みがでてきた・・シミが増えてきた・・
    • 乾燥肌なのにふきでものができる

    肌トラブルなら何があっても不思議ではないという状態です。

この状態からの脱出は、肌を入院させたような良い環境が作れるなら、3~5と同じように1~2ヶ月で回復が可能です。
しかし、入院させることは出来ません。
肌は過敏な状態です。
同じダメージ環境だと2倍も3倍もダメージを受けてしまう状態なので、なかなか脱出することが出来ないのです。

“角質ケア”を意識し、角質に優しい化粧品で肌管理を続けても、この状態から脱出するには2倍・3倍の期間を要します。
3歩進んで2歩下がるといった改善になるからです。
まして、間違った化粧品選び、間違ったケア(肌管理)をしていたら、ずーっとこの状態が続くことになります。

 
 
S》》 以上、冬に備えるべく、最初に「乾燥しやすい肌」の部分をテーマに取り上げてみました。
皆さんの肌は今どのような状態にあるか、明確に認識するところから正しいスキンケアは始まります。

▼ サッポーの角質ケア

  • ◆ 肌(角質)に優しく、肌(角質)が育つ化粧品
  • ◆ 洗顔後の素肌チェックができる
  • ◇ 肌を知り、
  • ◇ ダメージを知る
  • ◇ 使用する化粧品を知る
いつもの「美肌術三原則」を言い換えると、このようになります。
◇の部分は、過去の授業ノートで復習しておきましょう。
 
 
 
 
《《A 肌はどんな時でも一生懸命働いているのですね。
良い環境で働かせれば、どんどん良くなるけど…悪い環境で働かせれば、いじめになってしまうのですね。
《《C そう。いじめて強くなるのは筋肉と精神だったな。
肌はいじめて鍛えるものじゃないって先生が言ってただろう。
《《A 子供の場合は甘やかすといけないってことですね。
勉強とスポーツで鍛えなくては!
《《C あんたの子供はまだ2才だろう!
今は、母と子の信頼感をしっかり作り上げるときだよ。
愛という絆で作られた信頼が先さね。
S》》 鍛えるのはそれからでイイですね。
いじめられた心は肌と同じで弱くなるのです。
愛あふれた躾が大切な時ですね。

ハイ、今日の授業はこれまで。

 
 

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