顔剃り

今日は“tomomi”さんからのリクエスト「顔剃り(顔そり、顔ぞり)」について紹介します。

化粧品やスキンケアを正しくお伝えしようとすると、原理・原則的な硬い細かな表現と、誤った伝達を防ぐための回りくどい表現が多くなります。

サッポーの表現力はもっと進歩しないの?…悩めるサッポーであります。

こんなサッポーの弱点をカバーしてくれるのが、読者からの質問です。

 
 
《《A
A子
顔剃りを月に一度はしますが、1~2日は洗顔のたびにチクチクして気になりますね。でも、その時だけです。
《《C
C子
そういうのを『喉元過ぎれば熱さを忘れる』というのさ。
《《B
B子
飲みたかった時に、タイミング良く熱いお茶にありついた時でしょう。
不用意にごくり…。ヒィーッと思うけど、「ふはぁーっ」という深呼吸で落ち着く。
ホント、その時だけね。
《《C

B子はホントに素直なんだ。
あたしゃこう言ったつもりなんだが……。
「困った時はすぐ人頼み……が、普段はその時の感謝を忘れてる」

チクチクで済むのは、普段のケアで角質層がしっかりしてたからだろう。
健康でいてくれた肌に感謝するんだね。

《《B そういえば、顔剃りしたあと真っ赤になるって子がいた。
(ホントは私が真っ赤になっていたの。美肌塾に感謝!)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めましょう。
 
 

読者リクエスト…顔剃り

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

顔のむだ毛処理は、何も負担に思わない人と、とても気をつかっている人と大きな差があるケアのひとつです。
なぜか美肌塾では、今まであまり取り上げてこなかったようです。

“tomomi”さん、ご質問くださってありがとうございます。
“tomomi”さんからのご質問と、サッポーのアドバイスを紹介します。


■ “tomomi”さんからのリクエスト

>  スキンケアというか、ムダ毛のことなんですが、よく
>       「剃ったら皮膚が傷つく」とか、
>       「抜いたらダメ」
>  …とか聞くんですが、どの方法が一番いいんですか?
>
>  私は今は剃ってるんですけど、ダメと聞いて……?
>  じゃあ、どうしたらいいか……わからない……。
>  教えて下さい~!!!


■ “SAPPHO”のアドバイス

肌に刃をあてるのも、毛を抜くのも、肌を傷める要素が大いにある行為です。
どちらも、肌にとって良くないに決まっています。
肌のことだけを考えると、放っておくのが最良です。

でも放置しておくわけにはいかない。
・・・というのが、私たち女の事情というわけです。
“むだ毛”って名がついているくらいですから、昔から邪魔者扱いされてきたのでしょうね。

本論に入りましょう。

▼ 毛抜きは最後の策

毛を抜くのは毛根や毛母細胞を傷め、時には毛穴そのものを傷めることもあります。
(毛穴そのものとは毛穴の壁=表皮)

顔の毛の有用性についてはあまり話題になりませんが、皮脂を表皮に運ぶ手助けをしている側面を持っています。
無用の長物ではないのですね。
全く生えなくなると、何らかのマイナス要素が出てまいります。
細く短くて、有るのか無いのか判らなくても、毛穴にあるというだけで役割を果たしているのです。

どんなに肌に優しい方法であろうと、むやみに取り除こうとするのは間違いです。
全く毛が生えなくなる恐れがあります。

▼ 顔剃りの腕を磨け

顔剃りは、毛抜きのように致命的なリスクはありません。
よほど下手でない限り、毛根や毛母細胞を致命的に傷める様なことはありません。
しかし、多少上手に顔剃りをしても、肌(角質層)を傷めていることは多いのです。

美容サロンで髪をカットするように、肌に触れることなく顔剃りができたら、それが最上の策です。
しかし、そんな都合の良い方法は見つかっていません。

ならば、刃を肌にあてても、肌(角質層)の損傷を少なくするより方法がありません。
じつはこの顔剃りの技術に、人により大きな差があるのです。
毎日顔剃りをしても、殆ど肌を傷めない方と、月に一度だけだが随分肌が傷む…。
人により、随分な差が見られるのです。

▼ 顔剃りのポイント

* 剃刀(かみそり)は最上のものを使え

女性用の剃刀は、切れ味の悪いものが平気で販売されているようです。
毛が細いので、そんなに切れ味が良くなくても処理できる、というのでしょう。
使い捨てで一度しか使わないなら良く切れているだろう…と思ったら大間違いです。

切れ味の良くない剃刀だと肌は大変です。
すぱっと切れないからその分肌に負担がかかり、毛根・毛母細胞を傷めたり、肌に無数の小さな傷をつける原因(角質をはがす原因)になっています。

女性用で良いものが見つからなければ、遠慮なく男性用のを使いましょう。
ホントは男性・女性用なんて言葉はないはず。
剃刀は剃刀です。
いいものは何度でも使えます。

* 肌と刃の摩擦を減らせ

切れ味の悪い刃も摩擦を大きくする原因ですが、もう一つは、男性が髭を剃る時にシェービングフォーム(クリーム)を利用するように、肌と刃の間の滑りをよくする工夫が必要です。

女性用シェービングフォームも販売されていますが、数が少ないですね。
男性用として販売されているものと、中味において本質に変わるところはありません。
遠慮なく代用しましょう。
何もない場合は、洗顔料の泡をシェービングフォームとします。
しかし、洗顔料は洗浄力がある分、洗い過ぎの傾向が出るので次善の策です。

剃刀使いの腕の方は伝授できませんが、上の二点に注意するだけで、大きく変わってきます。
毛が太い男性の場合は、もう少し知識が必要になりますが、女性ならまずこの二点を押さえることでOKです。

もし、湿しんやニキビなど肌に炎症がある場合は、当分の間、顔ぞりそのものは避けた方がいいでしょうね。
念のため申し添えます。

いかがでしたか?
サッポーのアドバイスはお役に立ちそうでしょうか。
肌は、いつも健康で美しい姿になろうと努力しています。
スキンケアは、いつも原点を大切にチェックしていきましょう。


以上がサッポーから“tomomi”さんへのアドバイスでした。

 
 

サッポー美肌塾での補足

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

むだ毛処理・・・「いったい、どうしたらいいの?!」
このように思っている方が、案外多くいらっしゃる疑問箇所のようです。
また、けっこう乱暴な取り扱いが多いケアでもあるようです。

不思議なことに、美肌塾だと、これも、あれも言っておかなくては…と、心配が募ってきます。
不特定多数の方に読んで頂くことになるからですね。
少しだけ気になるところを追加しておきます。

▼ 顔剃り・・・補足

* 毛は湿らせてから剃る・切る

男性は特にそうですが、女性の細い毛だって、湿らせて水分を含ませ、毛質を柔らかくしてから顔剃りを行うのが基本です。

肌の細胞も毛髪も同じケラチン質で、乾くととても硬いものです。
毛髪は肌より数段硬いものとなっているので、例え切れ味の良い剃刀でも乾いた毛は切れずに引っかかるのです。

また肌(角質層)だって、乾いたままで剃ると、上と同じ理由で刃との引っかかりを多くするため、角質のはがれを促進、肌を傷めています。
肌も柔らかくしてから、顔剃りです。

* 顔剃りをすると毛が太くなる…の嘘

顔剃りをすると毛が太くなるという噂があり、時々そのような無責任な説明がされたりします。
しかし、そのようなことは、一切ありません

細い毛も短く切られると腰が強くなり、少し毛が伸びた時に、肌をなでると、切り口の鋭利さが肌に敏感に伝わってきます。
この触感を、「太くなったのでは?」…と錯覚するのです。

 
 
 
 
S》》 いかがでしたか。
顔剃りは、男性でも同じ注意が必要です。
ご主人や彼氏が下手な顔剃りをしていたら、肌を観るとわかりますね。
教えてあげましょう。
男性だって、肌は健康で美しい方がいいに決まってます。
S》》 ケアに対する疑問が少しでも湧いてきた時は、お便り(メール)ください。
サッポーがアドバイスを返信します。

また、美肌塾の授業に使用させて頂くことがあります。
その節はご了承くださいませ。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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