冬に備える Part2…ダメージを先取りするケア

前回は肌状態を知る方法、チェックの方法をお伝えしました。
小さな肌の変化が皮膚感覚でわかるようになれば、それは美肌作りの大きな能力となります。
最初わからなくても、チェックを続けることが皮膚感覚を育てます。
習慣にできるかどうかが手強い壁です。

今回は冬に備えるケア、ポイントを絞ってお伝えします。

 
 
《《A
A子
肌の変化なんて、毎日感じることができるのかしら。
同じだったら、きっと2・3日でやめてしまいそう。
《《C
C子
浅はかな合理主義習慣というわけだ。
子を持つと、夢見る乙女心が消えていくようだ。
母親だけになってしまうのは寂しいね。
《《B
B子
そう言う母親大先輩のおばさんはどうなの?
《《C 鏡に映るあたしの肌に対して感謝するのさ…洗顔のあとにね。
すると、不思議に感謝したくなるものがつぎつぎと…。
イイ習慣だね。おかげで、いつまでも夢見る乙女の肌さね。
《《A ?(超合理主義者と思っていたけど、おば様は神秘主義?)
《《B ?(感謝の対象はおじさんだ!全然不思議じゃないのに?)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めましょう。
 
 

冬に備える Part2

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

夏は肌(角層)が傷んでいても気づきにくいのが特徴でした。
冬は肌(角層)が傷むと直ぐにわかります。
その犯人は、肌を乾燥させる環境です。
乾燥が様々なダメージを拡大させます。

肌荒れ、カサカサ、敏感さ、つっぱり感、赤み、こわばり、変な脂っぽさ、…現れる症状は様々ですが、冬は角層の傷むスピードが速くなるのです。

夏のように肌の傷みに気づかないのも、肌を大きく劣化させる原因ですが、直ぐに肌の劣化に結びつく冬は、肌にとって最も厳しい季節といえます。
ということで、前回は、肌状態を早めに知る方法、チェックの方法をお伝えしたわけです。

冬のダメージ対処は“早く気づく”。これがキーワードです。
そして気づいたらどうするか…これが今日のテーマです。

 
 

ダメージを先取りするケア

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

その1: ダメージを受けた肌に早く気づく

  1. 洗顔後のつっぱり感、肌の違和感
  2. しっとり感、柔らかさと硬さ

前回お伝えしたチェック項目です。
ダメージを受けた肌は、角質のはがれが早まるのでしたね。
すると肌は、頼りない角質が表に現れるので、さらにダメージを受けやすい状態です。
冬の間は、常に乾燥というダメージがいっぱいの環境。
渦に巻き込まれるように、肌が受けるダメージが進行していくのです。

気づくのが一日遅れると、回復は一週間遅れます。
ダメージが続いている場合、二日遅れると、二週間ではなく、一ヶ月回復が遅れます。
気づくのに遅れる人が、何度か遅れを繰り返すと、いつのまにか冬の間中、回復しない状態に追い込まれている…これが普通なのかもしれませんね。

美肌塾読者は“ランクが違うケア”を、ぜひ実行してください。
“肌のチェック”、しっかり身に付け、習慣にしましょう。

その2: ダメージを予想してダメージを避ける

その日の肌環境はある程度予想できるものです。
これは…と思った日は、事前に対策することにより、ダメージそのものを回避できます。
言われてみれば、その通りでしょう。
しかし“習慣”になっていないと、なかなかできないことも、よくご存じのはず。

ケアをするのは比較的環境の良い室内。
しかし、肌はこれから外に出て行き、冬の風、ビル暖房の風を直接受けるのです。

  • 事前にダメージを避けるケア、備えを用意する

事前に肌環境を予想する習慣の大切さ、わかって頂けましたね。
次に、以下の事柄を理解しておくと、きっと習慣として身に付くでしょう。

  • 肌(角層)を常に最高の状態に維持することを心がける

なぜなら、

  • ダメージを受けた肌は、ますますダメージを受けやすい肌になる
  • 良い状態が維持されている肌は、受けるダメージが少なくて済む

…からです。大きな差ですね。
しっかり腑に落として頂けましたか?
気づく前に対策するのです。
肌にとって厳しい環境である冬だからこその、ダメージを先取りするケア、大切にしたい視点です。

 
 

対策のポイントは保護のケア

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

事前のケア、事前の備えの大切さは良くわかりました。
そして、ダメージを受けたことに早く気づいて対応する大切さもよくわかりました。
それでは、具体的なケアそのものにポイントはあるのでしょうか。

保護のケアその1: 何といってもクリームが一番

冬の肌環境において、乾燥からの保護が最大ポイントです。
分泌の少なくなっている皮脂だけでは、とてもまともな保護はできません。
もっと多くの油脂分が必要なのです。
それなのに、昨今はクリームの使用を敬遠する割合が増えています。
どうしてでしょう?

  • × クリームの必要性は少ないという思い込み…?
  • × クリームは肌に良くない面が多いという思い込み…?
  • × 油分を使用したものは肌に良くないと言う思い込み…?
  • × 保湿が充分なら油分は必要ないという思い込み…?
  • × ニキビがでる脂性肌だからという思い込み…?

それとも、もっと単純な思い込みでしょうか。

  • × 使用感が悪いという思い込み…?
  • × ベタベタするからイヤだという思い込み…?
  • × テカルからイヤだという思い込み…?
  • etc…

クリームに関する読者の相談・質問から理由を探すと、上のように分類できました。
しかし、全て間違いです
もちろん製品によって、使用感や効用において差があることまで否定しませんが、基本的な効用は、間違いなく必要なアイテムなのです。

このような思い込みは、極端な否定論者を育てるようです。
否定論者は美肌づくりのチャンスを確実に失っていると言えます。

  • 乾燥から肌を守るには油分が必要である。
    いくら保湿能力のあるものを使っても乾燥から肌を充分に守りきることはできない。
    (油分とは皮脂も含めての意。)
  • 衣服に比較すると、化粧品の油分や皮脂というバリアーには欠点も観られる。
    しかし、油脂分による保護が不足した時の肌への悪影響は、その小さな欠点と比較するレベルではない。

以上の二つを原則とした、肌の健康を守るという視点から見るべきなのです。判断をすべきなのです。
今日の授業では一つひとつの解説をしませんが、気になる人はバックナンバーで確認、あるいはメールにてご質問ください。

良いクリームを探して、乾燥からの保護をしっかり行うのが、冬における保護ケアの基本としてください。
もし、今まで何かの理由でクリームを敬遠していた人は、いつもと違った冬を過ごせるでしょう。

クリームは、美肌づくりには欠かせないアイテムです。
いつも欠かせないと言う意味ではありません。
しかし、現在の日本の生活スタイル・生活環境において、美肌を育て、美肌を守るためには、一年を通じて全ての女性の肌に必要なアイテムだと断言します。

保護のケアその2: 化粧品では守りきれない

冬の乾燥が引き起こす悪影響を回避するポイントはクリームでしたが、クリームだけでは失敗します。
というより、化粧品では守りきれない場面が多々あるのです。
この部分を押さえておかないと、一度まともな乾燥ダメージを受けると、元の肌に回復させるのに多大な期間と労力を要します。
美肌づくりにとって、大きなロスです。

では、どのような備えが必要なのでしょうか。この続きは次回にします。

 
 
 
 
S》》 今日の美肌塾はいかがでしたか。
冬の予兆を感じさせる日が多くなってきました。
前回の美肌塾お勧め項目の実践は進んでいますか?
本格的な冬を迎える前に、肌も準備期間が必要なのです。
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

コメントは受け付けていません。