肌が囁く声、聞こえてますか?

 
 
《《B
B子
私、今年から日記をつけることにしたの。今日で7日め。
《《A
A子
何年かに一度決意するのですけど、一ヶ月続いた試しがありません。
美肌塾で習ったケアの躾は上手くいってるのに…。
《《C
C子
続かないのは、動機が弱いか、不純なんだな。
それに工夫だよ。素直に日記することさね。
《《A えっ!おば様、日記をつけてらしたんですか?
《《C 驚かないで欲しいね。
ほら、この手帳が昨年の一冊。
厚さが13mmで370ページあるのさ。ギッシリだろう。
肌身離さず持つ。何でも記録する。いつでも取り出せる。ボールペンに、緑とオレンジのマーカー。
……一ヶ月続ければ価値が判るよ。
《《B (“実用的”が続ける秘密・・・!)
・・・おばさん、その手帳はどこで?
《《C おや!もう続ける自信をなくしたのかい?
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めましよう。
 
 

肌が囁く声、聞こえてますか?

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

今回は一つ、美肌づくりの秘訣を披露することにしましょう。
わかれば当たり前のことですが、この秘訣を知っているかいないかでは一年後の肌は全く違っています。
簡単な秘訣ですが、習慣として身に付けられているのは一握りの方達にすぎません。

皆さんには、ペットを飼われた経験はありますか?
ペットでは少し騒々しいので、喩えには不向きでしょうか。
金魚や鉢植えを育てた経験なら一度はあるでしょう。
その時あなたは、ただ餌をやるだけ、肥料と水を与えるだけでしたか?

違いますね。もの言わぬ金魚、花や苗の表情を必死で読みとろうとしませんでしたか?
今日はおとなしいけど、元気がないの?…あらっ、お水をやっているのにしおれたような艶?…今日は色が冴えないね。
…等々です。

そうです。あの時のあなたの気持ちを思いだしてください。
他を思いやる気持ちです。
これを肌に置き換えると、あくまで自分の肌ではなく、神様から預かった大切な肌とつきあうような気持ちです。
でも、しっかり育てる責任はあなたにある、という位置づけです。
このような位置づけが、良い習慣を育てます。
すると、今まで余り聞こえてこなかった肌の声が、次第によく聞こえてくるようになります。

囁く肌の声が聞こえるようになることが、“美肌づくりの秘訣”なのです。

でも、ちょっと待ってください。勘違いされると困ります。

  • × カサカサしてきた…
  • × 肌理が粗くなったな…
  • × 大人のニキビが…
  • × 脂っぽくなったな…

これらは囁く声ではありません。
“もの言わぬ肌の声”とはいいません。
はっきりと声に出ている声ですね。
誰でもわかる状態です。

肌はカサカサする前に、キメや毛穴が粗くなる前に、脂性になる前に、ずーっと前からあなたに訴えていたのです。
この声が聞こえるようになると、あなたのスキンケアはグンと上達します。

結果が出てしまってから対処する美肌術と、結果をコントロールする美肌術とは大違い。
既に咲いた花をいかにきれいに見せようとしても、限界があります。
きれいな花が咲き続けるように事前の対処を行うことこそ大切なのです。

育つ・育てる…の視点です。

 
 

肌の声は聞こえるか

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

目に見えない段階、感触では判りにくい段階で本当に肌の声が聞こえるのでしょうか。
でも、聞こえなければ、事前の対処なんてできません。
肌が傷み、みすぼらしい姿を見せてから対処していたのでは、美肌は望めません。

肌は様々な場面であなたに訴えています。

  • 紫外線を浴びると日焼けします。
    チリチリ・チクチクもします。
  • 肌が乾燥すれば肌に違和感が生じます。
    表面が硬くなったりもします。肌の透明感が低下します。
  • 冷気、熱気etc…

…肌は様々に反応しています。
しかし、多少の程度なら慣れて何も感じなくなります。
あるいは、感じても気にすることがなくなっています。

  • 少し肌理が粗くなってきたかな…
  • 混合肌が進んでいるように思う…
  • 以前は冬でも吸い付くような肌だったのに…

…肌の声のトーンは様々です。

毎日の変化は小さく、慣れてしまえば肌の声など聞こえなくなっています。
それでも、見える変化や触感の変化は、次第に気になるようになります。
しかし、せっかくのこのような肌の声も、突然大きくなるわけではないため、「加齢とともに肌が変化したり衰えていくのは仕方がない」などと思うようになり、今の対処に結びつかないまま放置されていくことになります。

肌年齢に10歳、20歳の差が簡単についてしまうのは、このようなところに原因があります。
老化そのものは避けることはできませんが、ほとんどの場合、必要以上に老化させているだけなのです。
本当は、もっともっと若い肌を蘇らせることができるのです。

それではいったい、どうすれば肌の声が聞けるの?…と、なりますね。

 
 

肌の声を聞くチャンス

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼ 洗顔後に肌の声を聞き取る習慣を身につける

日々の流れの中、絶えず肌の声を聞くようなことは、なかなかできません。
というより、聞こえてもすぐに忘れてしまうもの、と考えるべきでしょう。

しかし、肌の声を聞き逃すことなく、しかも容易に聞き取ることができる絶好の機会があります。

洗顔したあとの、何もつけていない肌の声をジッと聞くのです。
肌は明瞭な声であなたに報せていることに気づくはずです。
この時の肌の声こそ、本当の事実、肌の未来を報せているのです。

ポイントはつっぱり感にあります。

▼ つっぱり感の状態と変化を聞く

肌によって、つっぱり感どころか、肌が破れそうな、壊れそうな傷みとして感じる方もあれば、つっぱり感というほどではなく、ちょっとした違和感として感じる程度の、良い状態の肌もあります。

洗顔によって、角質層(肌)の水分が満タン状態の良い状態が一時的に出来上がります。
そして、この肌の水分が乾いていくスピードが違和感・つっぱり感を生み出しているのです。
つまり、肌の水分保持力が試されるのです。
この水分保持力が、肌の状態を表しています。
角質(層)の育っている状態を表しているのです。

▼ つっぱる肌の状態とは

1. ダメージで傷んだ肌
肌、つまり角質層の状態です。様々なダメージで傷んだ角質層は水分保持力がまず低下します。そして角質の寿命が縮まり、はがれやすくなります。
2. 肌の育ち具合
良い角質として育てる肌管理ができておらず、水分保持力の弱い未熟な角質ばかりで肌が構成されている場合も乾くスピードは速くつっぱり感が強くなります。このような角質は最初から寿命が短くすぐに傷み、すぐにはがれていく運命にあります。

この肌の声を聞くことで、今日・昨日の、肌のおかれた状態を振り返ることができるようになります。
少しの変化でも教えてくれます。
しかも、その後すぐにケアをするのですから、美肌づくりの腕がどんどん上達していくわけです。

 
 

肌の声を生かす大切さ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

つっぱり感・違和感の強さや程度は、肌が日々に受けたダメージの程度を表しています。
つまり、肌が傷んだ度合いを表しているのです。
この時に大切なのは、昨日と比較して、つっぱり感や違和感が強くなっているか否かです。

良くなっている変化を日々見分けていくのは難しいですが、悪くなった時はつっぱり感や違和感のはっきりとした変化として感じることができます。

肌が一週間、二週間、時には一ヶ月二ヶ月かけて改善構築してきたことを、ダメージは一日で台無しにする破壊力を持っています。
しかし、ここで大切なのは“大きなダメージ”ではなく、“一週間程度の肌状態の後退”をもさせないことです。
一週間程度の後退なら、みんな平気なのです。
化粧品の力で、その場はそこそこに良い状態が作れるからです。

このように、一歩進んで一歩下がるような肌管理をしていたら、美肌が育つことになりません。
そして現実には、半歩進んで一歩下がるような肌管理をしている方が多いのです。
このような場合、改善されたように見える場面があるものだから、間違った肌管理に気づくことなく、しかし着実に肌の劣化・老化が進行していきます。

小さな肌の声に気づき、昨日・今日の肌管理を反省し、注意していく習慣が身に付けば、美肌づくりの良きケア習慣が身に付いていきます。
そして、さらに小さな肌の囁く声まで手に取るように判るようになるのです。

一歩進んで半歩下がる…これなら誰でも美肌が育ってきます。

美肌作りの秘訣は、もの言わぬ肌の声に早く気づき、小さな声の段階でケアを軌道修正できる肌管理の姿勢・習慣にあります。
そして、それが洗顔後の肌の声を聞くということなのです。

いかがですか。
「なんだそんなこと…」と言っているようでは美肌術のプロにはなれませんよ。
あなたの肌はあなたしか育てられないのです。

 
 

補足

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

「肌の声を聞く」…スキンケアの効果を上げていくためにはとても大切な考え方です。
それも、小さな声の段階で聞かないといけないということですね。

しかも、この習慣がつくと、様々なケースにおける肌管理の腕が上達していくのですから、まさに“美肌づくりの秘訣”であるわけです。

塾生の皆さま。朝夕の洗顔後、しっかり肌の声を聞く習慣、ぜひ身につけてください。

最期に付け加えておきますが、仕上げ洗顔に使用するのは“アルカリの固形石鹸”でなければ、肌の真実の声は聞こえてきませんからね。
洗い上がりがしっとりする洗顔料だと、肌はより良く育つことができません。
(この授業はまた別の機会に)

石けん洗顔で、しっとり洗い上がる肌を育てていくのが真の美肌術です。

 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

コメントは受け付けていません。