肌の声を左右するダメージ…乾燥

こんにちはサッポーです。

洗顔後の肌の声、素肌の声は聞こえるようになりましたか。

お風呂上がりは洗顔後と同じですから、声を聞くチャンスです。
えっ、「夜はいつもお風呂が洗顔タイム」ですって?

お風呂が洗顔タイム…合理的で宜しいのではないですか。
でも、「入浴はいつも就寝前の12時頃……」なんてことになっていないでしょうね。

あなたがこのような習慣を持つタイプで、お風呂上がりに素肌でいると、肌は大きな声で叫んでいるのではありませんか。
「つっぱり感がひどいから、早く化粧水をつけて!」

これでは表皮は立派に成熟できません。美しい角質に育つことができません。
洗顔タイムかお風呂タイム、いずれかを早めて下さいね。

 
 
《《B
B子
今日は乾燥の話ではなかったの?
入浴時間が遅いのは私ん家の傾向だけど、乾燥と関係があるの?
《《C
C子
素直に惚(ぼ)けてくれるところはB子の良いところだな。
相の手を入れやすくて、あたしゃ居心地がイイよ。
《《B (ボケてるんじゃなくて、素直な疑問なんだけど…)
《《A
A子
「乾燥するから、保湿・保護のケアが大切。」という目でしかケアを考えていなかったら、乾燥の悪影響を少なくすることはできない。
…というお話しでしょう。
《《C 冴えてるね、今日のA子は。
あたしのツッコミができないよ。
(もう少し誉めてから落としてやろうと思ってたのに…残念。)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めましよう。
 
 

肌の声を左右するダメージ・・・乾燥

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

乾燥といえば、肌を老化させる三大ダメージの一つ。
乾いた風、それも冷たい冬の風に当たると「乾燥」という言葉の実感を、まさに肌で感じます。
とはいえ、今や乾燥はありふれたダメージの一つに過ぎなくなっています。

保湿・保護のスキンケア製品に困らない生活をしている私たちにとって、乾燥はそんなに恐いダメージではなくなっているのでしょうか。

しかし、健康な美肌を意識し、肌を見直すと、乾燥の影響を受けている部分があちこちにみられます。
元々乾燥肌の方だけでなく、脂性肌の方だって、目の周り、口の周り、こめかみ、頬、額……と見ていくと乾燥に弱い部分が、既に幾つかできているものなのです。

乾燥対策、少し視点を変えて見ていくことにしましょう。
乾燥は肌が美しく育つか否か、とても重大な影響を与えているダメージです。

 
 

三つの視点で乾燥を捉え直す

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

乾燥に対し、乾燥ダメージとスキンケア対策だけを考えていませんでしたか。
これには大きな視点がすっぽり抜け落ちています。

視点1:
乾燥ダメージと環境
視点2:
なぜ乾燥しやすい肌ができたかを知る
視点3:
乾燥対策・乾燥肌対策

視点2の「なぜ乾燥しやすい肌ができたか」というところが抜け落ちていませんでしたか?
この部分を知らずして、毎日、乾燥に気をつけ、スキンケアに注意していても乾燥しやすい肌は改善されません。
美肌は育たないのです。

美肌が育つか否かを分かつのは、まさにこの部分なのです。

といっても、一つひとつ見ていかないと片手落ち。
三つの視点に分けて乾燥を見ていきます。
項目により解っているはずの方も、もう一度復習のつもりで再確認していきましょう。

 
 

視点1:乾燥ダメージと環境

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

つまり、肌を乾燥させるものは何かということですね。
一言で言えば乾燥した空気です。
しかしこれでは現実対処の知識としてはとらえどころがありません。
現実に即して見ていきましょう。

空気乾燥の影響は、大いに気温に左右されますが、ここでは無視して大雑把に区分してみました。

湿度65%以上・・・
少し湿っぽい~ベタベタする
湿度60%~65%・・・
肌にとって理想的な快適さ
湿度50%~60%・・・
まず快適だが素肌では乾燥の影響が始まる
湿度40%~50%・・・
保護ケアの不足は肌を確実に乾燥させる
湿度30%~40%・・・
かなりの乾燥力、水分を奪う力が高い
湿度30%以下・・・
超乾燥状態=水分を奪い肌を傷める力が強力

具体的に表示してみましたが、これでもあまり現実感はないですね。
地域による違いは無視して、日中の平均的な季節感に置き換えてみましょう。

湿度65%以上・・・
6・7・8・9月に相当
湿度60%~65%・・・
10月と梅雨入り前の一時期
湿度50%~60%・・・
11・12・1・2・3・4・5月
湿度40%~50%・・・
該当月無し
湿度30%~40%・・・
該当月無し
湿度30%以下・・・
該当月無し

おや?おや?日本は湿度が高い!
一年を通じて湿度50%を越えています。
しかもこれは日中平均値。
夜間も入れると平均湿度69%がこの國の平均値。
日本は肌に優しい多湿の國なのですね。

ところが、平均湿度に騙されてはいけません。
湿度50%以下、時には30%以下の場合がいくらでもあるのです。
それも一年を通してあるのです。

▼ 昼過ぎに注意!!…最も乾燥している時間帯

午後2時や3時となると気温が上がり、湿度はその日の最低を示し、湿度50%を切ることが多くあります。
秋から翌年の春まで三日に二日は50%を切ります。
特に冬の間は30%を切ることが三日に一度はあります。
しかし、毎日の平均値は、いずれも50%を越えて案内されます。
新聞やTVのデータに頼らないで、肌感覚を信頼するのが現実的です。

▼ 乾燥度合い(湿度)は気温(室温)で大きく変動している

昼過ぎの湿度が低く乾燥の影響を受けやすいのを、もっとスケールアップしたのが、冷暖房された室内空間です。
元々水分量の少ない冬の空気が暖房で暖められると、一気に湿度が低下、猛烈な乾燥環境ができ上がります。
20%台の湿度になっている場合が多くあります。

室内で燃焼する石油ストーブのような暖房器具の場合、燃焼による水分が発生するので、湿度はほとんど低下しません。
注意すべきは、室外排気型の暖房設備や水分の発生しない電気器具です。

なかでもビル暖房などは、特別な装置で加湿しない限り密閉度が高いので、まさに乾燥の局地空間になっています。

一方、空気を冷やす冷房は、温度が下がるのになぜ湿度も下がり乾燥環境を作るのかというと、冷やす場所が屋外器での熱交換になっているからです。
冷やされる屋外で湿度が100%となり結露した水分は屋外に排出され、水分の少なくなった空気を室内に循環させているのだから、どんどん乾燥が進んでいくのです。

冷暖房空間は20%、30%台の乾燥は当たり前の世界と考えましょう。
しかも、戸外のように一時的でなく、ずーっと乾燥状態が続いている空間です。

▼ 乾燥度合い(湿度)は風や空気の流れに大きく影響される

冷暖房空間は、一年を通じ極度に乾燥した素肌にとって、とても危険な環境です。
救われるのは、風が吹くわけでなく、空気の流れは緩やかである点です。
しっかりと保湿・保護のケアを怠らなければ、そんなにダメージを受けなくて済むわけです。
しかし傾向として、保護のケアが全般的に弱くなっている傾向が見られます。
衣服を着た身体の快適さが、顔の肌の悪環境を忘れさせるのでしょう。

さらに悲惨な例が見られます。
冷暖房の器具・設備や居場所により、冷暖房の空気の流れを肌で感じる場合、相当な乾燥ダメージを受けていることを覚悟する必要があります。
乾燥した北風を顔面で受け止めるような乾燥ダメージに相当します。
風のある日は洗濯物が数倍早く乾くように、乾燥し切った空気が顔面を流れると、とても効率的に乾燥が進むのです。
しかし、北風のように不快感は強くないから、気づくことなく大きな乾燥ダメージを受けてしまうのです。

あなたの家庭環境・職場環境を見直してみましょう。

室内の乾燥ばかり話しましたが、戸外の風だって注意が必要です。
冷暖房した室内のように湿度が極端に低いわけではありませんが、風が当たり続けると大きな乾燥ダメージを肌に与えます。

風や空気の流れは、保湿・保護のケアをしっかりしていても、肌に大きな乾燥ダメージを与える環境だと覚えておきましょう。

 
 
 
 
S》》 乾燥ダメージや乾燥した環境の背景に重点を置いてみてきました。
賢明な美肌塾読者の方々なら、乾燥に対して、およそどうすればよいのか、対策が見えてきたと想像します。

人それぞれの生活スタイルがあり、人それぞれの環境があります。
ここでは、どのようにして乾燥が作られ、どのような場が乾燥しているかを推定できるようになっていただければと思います。

快適な環境が露出している顔や手にとって、時にはとても過酷な環境であることに気づく人と気づかない人では、美肌づくりに大きな差がついていきます。

S》》 続けて視点2、視点3、と進めていきたいところですが、時間となりました。 次回に繰り延べさせていただきます。
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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