美肌術…マクロの視点

スキンケア、健康ケア…美肌術は様々な顔を持っています。
しかし、美肌の原点は、肌の健康にあります。

美肌づくりにはミクロな具体的な視点も大切ですが、方向を見失わないマクロの視点も大切なのですね。

美肌づくり、今回はマクロの視点で見ていきます。

 
 
《《B
B子
何といっても、私は“正義”。
これが私のマクロの視点。
《《A
A子
“育つ”という言葉に目を覚まされました。
これが私の美肌づくりの視点、マクロの視点です。
《《C
C子
A子の視点は、理解できるな。
だが、B子のは…それでも美肌づくりの視点かい?
《《B 美容部員に聞くのよ。「どうして?」って。
応えに続いてもう一度聞くの。「どうして?」って。
正しいかどうかさえ判れば、まず大丈夫。マクロでしょう。
《《C 正・誤の正義か…?
マクロの視点ね…うーん、まーイイか。
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

美肌術…ミクロとマクロの視点

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

よく言われることですが、

「枝葉末節に拘ると、全体を見失う。」
「総論は大切だが、まず一歩前へ進むことだ。」

各論に拘って本来の目的を見失っている議論は、日常よく目にしますね。
といって、総論を述べるだけで何もしないのは、もっと質が悪いかもしれません。
このように並べると、どちらの大切さも良くわかり、複数の視点を持つことの大切さに思い至ります。

スキンケアも同じです。
全体を見渡す目と、一点をしっかり捉える目です。
でも私たちの習慣でしょうか。
ミクロの一点に正しさがあると、全体にとって良くなくても「正しい」と思い込んでしまう所があります。

例えば、“美白”という美肌づくりを構成する一つの目的に拘ったために、シミを作ってしまった、過敏肌になってしまった…などは、よく相談を受ける事例です。
美肌づくりから外れていることがよくあるのですね。

このような愚を避けるために、美肌術…ミクロの視点とマクロの視点の関係を見ていくことにします。
今回はマクロの視点です。

 
 

美肌術の原点…健康な肌

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

健康な肌が美しいのは誰もが認める所です。
不健康な肌が美しさを維持するにはムリがありますから、当たり前と言えば当たり前です。
ということは肌の健康が実現すれば、肌は美しくなると言うことです。

マクロの視点…その1

▼ 肌の健康を育てなさい。肌は美しくなります。

これが美肌術、マクロの視点です。
美肌術の原点にあるものと言ってよいでしょうね。
逆に言えば、「肌の健康を阻害する美肌術は、本当の美肌術ではない。肌は美しくはなりませんよ。」ということですね。

それでは、「健康な肌とはいったいどんな肌を言うのか。」ということになりますね。

肌は身体(内臓)の鏡であるとか、肌(顔)は心を映す鏡…等と言われるように、肌自身の健康もさることながら、身体の状態や心の状態にも肌の健康は左右されています。

身体の健康や心の健康が、肌の健康を作っている側面があるのですね。
サッポーの美肌塾においても、大切にしたい重要な側面ですが、ここはひとまず横に置いて、肌自身の健康作りを見ていきましょう。

 
 

健康な肌、不健康な肌とは

 
 
サッポーの
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マクロの視点で見ていくと単純です。
子供が健やかに育つと立派な大人になっていくように、肌も健やかに育てば健康な肌になります。
つまり、美しい肌として育ちます。

真皮層をベースに、水分を始め様々な栄養素の供給を受けて、表皮の基底層で日々新しい表皮細胞が生まれています。
誕生した細胞は日々成長を遂げ、やがて角化(細胞の生命を失う)し、角質として完成します。

この角質の層に、

  • きれいな肌
  • しっとりした肌
  • すべすべした肌
  • 透明感のある肌
  • 柔らかい肌
  • はりのある肌

と、評価する肌があります。これが、健康が育った肌です。
一方、

  • カサカサした肌
  • ごわごわした肌
  • 毛穴が目立つ肌
  • 肌理が粗い肌
  • 敏感な肌
  • 脂性の強い肌
  • 皮脂が詰まりやすい肌
  • 角栓が出来る肌

などと、落胆の評価をする肌があります。
これが、健康が育たなかった肌です。

いずれに評価する肌も肌の完成した姿、角質の層の良し悪しを言っているわけですが、それは表皮細胞が角化する前にどれだけしっかり育つことが出来たかを表しているものです。

しかし、悲喜こもごもな肌の様々な姿が、どれも完成してしまった角質の層の出来・不出来だというのはチョッと驚きですね。

マクロの視点…その2

▼ 一歩一歩育った結果が今の肌。この一歩を大切にするのがよきスキンケアであり、健康が育つ原点だと心得なさい。

つまり、完成品である角質になるまでが、健康が育つ過程だというわけです。
その過程を大切にすれば、健康な表皮細胞がしっかり育つというわけです。
美しい角質の基は、角化する前に既に作られているのですね。
完成した角質の層(肌)が気に入らないから、どうしよう…ではもう後の祭り、遅いのです。

ならば、角化する前の表皮細胞をしっかり育てるにはどうしたらよいのか、ということになります。

 
 

健康が育つ秘密は適切なターンオーバーにある

 
 
サッポーの
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適切なターンオーバーは40~50日かけて行われていますが、表皮細胞として誕生後の適切な寿命は約28日くらいといわれています。この部分を捉えてターンオーバーの適切な周期と呼んでいる場合もあります。

しかし、適切なターンオーバーが大切だといわれても、どうしたらよいのか、さっぱり判りませんね。
マクロの視点を取り入れましょう。

マクロの視点…その3

▼ 肌はゆっくり育つと、しっかり育つ。肌の健康が育ちます。育った表皮が角化すると、健康な美しい角質として完成します。

人の場合で考えれば明瞭です。
「20年かけて立派な大人に育ちなさい」なら素直に理解できますが、「5年で大人になりなさい」と言われると、それは無理難題です。
ところが、不健康な肌とは、この無理難題をさせられている肌なのです。
つまり生まれて一週間も経たない内に角化して、角質として完成させられた肌のことなのです。
しっかり育つ前に完成品扱いされているのです。

なぜこのような理不尽なことが起きるのでしょうか。

マクロの視点…その4

▼ 角化が早まるのは、角質剥がれの早さを補うため。角質の剥がれをスピードダウンさせると、表皮の育つ時間が与えられます。

私たちが肌と呼んでいる角質層のことを、“バリアー層”ともいうのはご存じですね。
名前の通り、外界から身体や肌を護るバリアーとして働いているのです。
だから、剥がれたら直ぐに補おうとするのは、表皮の使命をかけた働きなのですね。
角化する前の表皮が、まだ5才の子供でも、成人させて守りの役をさせようとするのです。

こんなことを肌にさせてはいけませんね。
角質が出来るだけ剥がれないように、普段の肌管理をしなさい。スキンケアをしなさい。‥ということなんですね。
ターンオーバーの周期が28日とか50日などといっても始まりません。
とにかく剥がれないようにしてあげると、しっかり肌が育つゆったりとしたターンオーバーの周期ができあがるのです。
ターンオーバーの周期が遅くなりすぎて困ると言うことは、まず考える必要はありません。

「剥がれないようにするにはどうしたらよいの?」というミクロの話は今日はしませんよ。収拾がつかなくなりますからね。

 
 
 
 
S》》 今回はこれくらいにしておきましょう。
次回も引き続き、マクロの視点からの美肌術を見てまいります。
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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