美肌術…マクロの視点 Part-2

引き続き、美肌術マクロの視点です。

美肌術の視点は沢山あります。個々の肌の違いと、使用する化粧品それぞれの性質の違い、個々の肌がおかれる環境や受けるダメージの違いなどを考慮すると、それぞれの場面で、いつも正しいケアの判断をするのはとても困難です。

このような美肌術ミクロの視点を、一つひとつ追いかけることも大切ですが、基本となる大まかな視点、美肌術マクロの視点をしっかり押さえておくことが、具体的なケアの局面において、判断を歪めない指針となってくれます。

 
 
《《B
B子
“健康が育てば、美肌が育つ”
…もうしっかりイメージできたから、早くミクロの視点に進みたいな。
《《C
C子
「急いては事を仕損ずる」って言うだろう。
B子の職場上司の悩みが見えるね。
《《A
A子
そうよ。B子さん。
マクロは基礎になる視点だから、ミクロの十倍大切って思わないといけないのです。
そうでしょう。おば様。
《《C あたしゃ息子とよく喧嘩したが、いつも思っていたことがある。
「この息子(こ)はいい子だ。きっと立派な大人になる。」ってね。
あたしのマクロの視点さね。
盆と正月しか会わないが、仲はいいよ。
《《B (勇気と強さ…そして継続。おばさんに負けなかったんだ。)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

前回のまとめ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

前回のマクロの視点をまとめると、

「肌の健康が育てば、肌は美しくなる。」
…こうでしたね。

肌は時間をかけて育つと、健康に育つようになっている。
美しさが不足するのは、育つ時間が与えられなかっただけの話しだ。
角質が早くはがれていくものだから、角化を急がざるを得ず、美しくなる暇がなかったのだ。
角質がゆっくり剥がれるようにさえしてあげれば、肌はみんな美しく育つのだ。

このようなことでした。

ゆっくりとしっかり育てば、肌は美しい角質(肌)として完成するという。
難しいことなど何もない、肌自身が美しく育つ方法は知っているのだから。
あなたの責任は、角質が育つ時間を確保できるように、働いている角質が剥がれないように環境を整えるだけでよい。
…というわけです。

問題の核心は、角質が予定より早くはがれる状況にあることのようです。
しかし、どうしてこんな簡単なことが防止出来ないのでしょう。

 
 

美肌塾の塾生が考えた…簡単なことが出来ないわけ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

1.肌が受けるダメージが原因だ!

B子

乾燥ダメージが、紫外線によるダメージが、酸化によるダメージが…‥角質(肌)を傷め、角質を剥がれやすくしているに違いない。
だから肌が育たないのね。
ダメージを少なくするケアが出来るようになれば、解決よ。

2.使用してる化粧品に角質の剥がれを促進するものがあるに違いない!

C子

言われなくてもダメージには注意してる。
きっと使用する化粧品に角質を剥がれやすくする性質があるに違いない。
何が原因か、犯人を見つけ出せれば解決だな。

3.角質剥がしの犯人は私のケア習慣かもしれない?!

A子

角質なんて剥がれても判らない、目にも見えないほど小さなものと聞きます。
入浴時のタオル使用、コットンやパフでの摩擦…ホントにそれで大丈夫かと聞かれたら、どれも自信がない。
肌との接点なんて、他にいくらでもありそうだし……気づかなければそれまでね。

さすがに美肌塾生。視点は間違っていませんよ。
この三つの回答もマクロの視点に加えてよいでしょう。

ところが「いざ、美肌術を実践しよう」と一歩踏み込むと、まず商品の選択において、そして一つひとつのケアにおいて、判断を迫られることになります。
するとどうしたことか、何食わぬ顔してあなたは間違った判断をしてしまうのです。

「知識は十分貯えたはずなのに、どうしてこんな簡単なことが出来ないの?」
「いったいどこで間違えてるの?」

出口のない迷路に迷い込んだ感じがしてきます。
どうなっているのでしょう。

 
 

知性・理性を眠らせる無意識の意識やこだわり

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

少し角度を変えた「美肌術:マクロの視点」を紹介し、私たちの判断軌跡を追っていきましょう。

私たちは知識を十分に持っていても、判断を「しない」ことが多いのです。
判断を「間違えている」わけではありません。
不思議なことに、なぜか大切な時になると、目を閉じて、見ようとしなくなるのです。
これでは肌管理の方法を間違っても不思議ではないですね。

はて..?
さて..?
そのわけは……?

犯人は、あなたの知性と理性を眠らせる“無意識の意識やこだわり”です。

例えば、どういうことでしょう。

▼ 美肌への憧れが目隠しをする

パターン例 … ○ or ×

傷んだ角質、古びくすんで見える角質が取り除かれると、肌はきれいに見える。
しっかり保湿のケアをし、お気に入りの乳液(あるいはクリーム)をつけると、見違える肌にうっとり。

このように文章表現されたものを読むと、これまで美肌塾を受講してきた皆さんであれば、
「傷んだ角質、古びて見える角質といえども、本当は未熟で若い角質なのだ。安易に取り除いていたら、肌は育たないぞ。」
…と、間違いに気づくことが出来ます。

「明日はまた同じことの繰り返しだ。その内、次第に肌はくたびれていき、様々なトラブルや過敏さが始まるようになる。そこで初めて、おかしいな?と気づくのでは遅い。これは×だ。」
…というように、あなたの知性や理性がチェックをし、適切な判断をしてくれます。

しかし、このパターン例を体験したのがあなただったならば、どうでしょうか。
「これは傷んだ角質や古びて見える角質を取り除いて、一時的に肌をきれいに見せているだけ。明日はまたくたびれた肌を見せるだろう。」…などと考えるでしょうか?そうは思わないでしょう。

「私のお気に入りの化粧品で、私のスキンケアできれいになった。」
…と思うのが、見違えた肌にうっとりしているあなたではありませんか?

肌がきれいに見えると、チェックや判断などしないのです。
チェックや判断など、必要とも思わないのです。そうではありませんか?

無意識の意識、美肌への憧れが、あなたを盲目にします。
判断すべき時に判断していないのです。

「美肌への憧れ」という意識を例に取りましたが、このような意識しない思いのうえに展開される事実が繰り返されると、「間違った思い込み」に育っていきます。
このような思い込みは沢山知られています。

また一方で、このようなパターンとは違った、知性・理性を誤らせる思いがあります。
「こだわり」です。
これが正しい、これは間違い、これがよい、これが悪いといった“決めつけ”を私たちは多く持っているものです。
このような“決めつけ”が「こだわり」に成長すると、美肌術の視界が狭くなり、迷路に迷い込んでいきます。

これらはまた様々な悲喜劇を見せてくれます。
別の機会に授業しましょう。

さて、今回の視点です。

  • 肌はその場では育たない。ゆっくりと育つものである。
  • 今すぐきれいに見せることをゴールにしてはいけない。
    肌の健康を育て、将来の美肌を得ることをゴールにせよ。
  • 見せかけの美肌と、育った美肌の違いを知りなさい。
 
 
 
 
S》》 いかがでしたか。
美肌術…マクロの視点、視界は開けてきたでしょうか。
次回もう一度、美肌術…マクロの視点を取り上げます。
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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