美肌術…マクロの視点 Part-3

引き続き、美肌術マクロの視点です。

美肌術の視点は沢山あります。個々の肌の違いと、使用する化粧品それぞれの性質の違い、個々の肌がおかれる環境や受けるダメージの違いまで考慮すると、視点は無数と言えます。
いつも正しいケアの判断をするのは難しいことです。

このような美肌術ミクロの視点を、一つひとつ追いかけることも大切ですが、基本となる大まかな視点、美肌術マクロの視点をしっかり理解しておくと、詳細な知識がなくても、判断を間違えなくなります。

 
 
《《B
B子
肌の悩みがある時って、「とにかく何とかならないの!?」って感じで、少し良さそうに見えたら…直ぐ試したくなるものよね。
《《C
C子
直ぐ試したいなど、B子だけだよ。
世間の評価が決まらないと、あたしゃ手など出さないね。
《《A
A子
あらっ、私も試したくなる方ですけど…。手が出せないのです。
独り身はいいですね。
《《C 迂闊に手なんか出したら、足だって出てしまうぞ。
なんだかんだ言っても、五年もすればたいてい見なくなるわな。
あたしゃロングセラーオンリーだよ。
《《B (ロングセラーは高いものばかり。それこそ足が出そう。)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

前回までのまとめ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼ マクロの視点

● 肌の健康を育てなさい。肌は美しくなります。

  • 一歩一歩育った結果が今の肌。この一歩を大切にするのがよきスキンケアであり、健康が育つ原点だと心得なさい。
  • 肌はゆっくり育つとしっかり育つ。肌の健康が育ちます。育った表皮が角化すると、強く美しい角質として完成します。
  • 角化が早まるのは、角質剥がれの早さを補うため。剥がれをスピードダウンさせると、表皮の育つ時間が与えられます。

● 今すぐきれいに見せることをゴールにしてはいけない。

  • 古びた角質を剥がせばきれいに見えるが、肌は育たない。
  • 肌の健康を育て将来の美肌を得ることをゴールにしなさい。
  • 見せかけの美肌と、育った美肌の違いを知りなさい。

このような内容でした。

肌は育てばきれいになるように出来ているのです。
しかし、一日では育ちません。
ターンオーバーを経ながら確実に育っていくものです。
とても簡単ですね。
ところが、この簡単なことが出来ないケアになっている。

どうしてでしょう。気づかれましたか。
そうなんです。時間の魔法がかかるからです。

 
 

時間が作る罠

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

私たちの判断を誤らせる単純なトリックがあります。
時間が作る錯覚が原因ですが、誰もが嵌ってしまうのです。
しかも、気づくことがありません。

このトリックは説明されると「当然じゃないの」というものですが、現実の場面では気づかないのです。
時間が持つ不思議な秘密かもしれません。

  • 肌がゆっくりと育ち、きれいになっていく様は視認できない。
  • 古びた角質を剥がし保湿・保護すれば、その場できれいを実感。

このような現実や感覚を、罠だとかトリックだと感じる人はまず居ません。
だからこそ、あなたの現実を見直す必要があるのです。

例として、Aさん、Bさん、Cさんそれぞれの角質ケアの違いが、どのように見た目の美肌に影響しているかを、思いっきりデフォルメしてグラフに表現してみました。
3人とも、スタートは同じレベルの肌です。
さて、何となくイメージできそうでしょうか。

▽ Aさんの場合

角質の剥がれるスピードが育つよりも速い肌

表/Aさんの美肌度はケア直後は向上するものの、全体でみると低下し続ける

古びた角質を剥がし保湿・保護すれば、少なくともその場では先ほどより肌の状態が良くなったことを実感できます。
しかし、育ちの未熟な角質(肌)ですから、日にちが経過すると、すぐに傷み古びてきます。
そこで再び、古びた角質を剥がし保湿・保護すると、先ほどより随分感じが良くなります。きれいに見えます。

ケアするたびにケアの成果を感じますが、全期間を通じて見ると間違いなく美肌度は低下しています。
でも、Aさんは気づきません。
気づくのは様々なトラブルが目立つようになってからでしょうか。
それでも気づかす、敏感肌がかなり進行してから気づくのでしょうか。

▽ Bさんの場合

角質の剥がれと育ちのスピードが均衡している肌

表/Bさんの美肌度は一進一退で全体としては変化がない

角質はがしの度合いが少なく、ちょっぴり良くなった気もするが、翌日にはまた以前の肌に…。
しかし、優れた保湿・保護効果のおかげもあり、未熟な角質(肌)が傷み古びていくのにブレーキがかかり、以前より悪くなることはない。何とかもっときれいにしたいと、また角質ケアを行う→ちょっぴり成果を実感する。このような繰り返しです。

ケアの間違いに気づくことはまず難しい状態です。
角質ケアの度に良くなる成果を感じながら、あれこれ試しているが長い目で見ると変化はありません。
Bさんのようなパターンはよく見られます。

▽ Cさんの場合

角質の育つスピードが剥がれより勝っている肌

表/角質を剥がすケアを一切しないCさんの美肌度は着実に上昇しつづける

Cさんの角質ケアは、育てることに専念したケア。はがすケアは一切していません。
だからケアをしても、昨日より良くなったという目立った実感があるわけではありません。
それでも肌の成長にブレーキがかからないので、着実に肌の調子は良くなっています。
しかし良さを日々感じるわけではありません。

久しぶりに会った友に、「肌、きれいになったね。」といわれ、そういえばきれいになったかな。
ウン、そういえば洗顔後の肌のつっぱり感がなくなってる!…などと、ようやく変化に気づく。
これが肌の健康が育つケア。本当に美肌が育つケアです。
でもCさんは、なぜ良くなったのか気づいてないようです。

さて、あなたのスキンケアはどのパターンになっているでしょうか?
もちろんCさんのパターンを目指して下さいね。
間違ってもAさんのケアは真似しないで下さい。

さて、今回の視点です。

  • 本当の肌の変化は一ヶ月毎に判断する。
  • 見た目や手入れ後の感触で計るのでなく、“洗顔後の素肌機能が変化しているか”を見る。

今回は詳細な説明が出来ませんでしたが、肌が育っているか否かは、洗顔したあとの素肌を乾燥した環境に晒すと明確に判ります。
このことについては、またの機会に詳しく説明します。

 
 
 
 
S》》 次回からは、ミクロの美肌術を取り上げ、マクロの視点から検証していきます。
あなたが見逃しているチェックポイント。しっかりチェック!ですよ。
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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