乾燥肌の朝洗顔&ボディの乾燥

 
 
《《A
A子
秋の空を見てるだけで、心まで爽やかになります。
時に物思いに耽って・・・秋の空はロマンチックですね。
《《C
C子
秋の空は郷愁だね。あたしにゃノスタルジーだよ。
大阪生まれの大阪育ち、今も大阪だがね。懐かしの大阪は何処…さ。
《《B
B子
二人ともどうしたの?
爽やかな秋の風を楽しむには、美肌術をマスターしないとダメでしょ。
《《C 空の上に想いが飛んでいくんだよ。秋の空だね。
《《B 先生!二人とも上(うわ)の空です。
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

乾燥肌にとって、乾燥する冬の朝洗顔はした方がいい?

 
 
サッポーの
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視点

乾燥肌にとって朝の洗顔はした方が良いのか、それともしない方がよいのか。
乾燥肌がひどい場合、よく「朝はすすぎ洗いだけにしましょう。」という説明やアドバイスを見かけます。
サッポーも時々そのようなアドバイスを返信しております。

しかし一度「私は乾燥肌だから、朝洗顔はすすぎだけに…。」結果、朝洗顔をしていた時より肌の調子がよかったりすると、いつまでも、頑固に朝の洗顔はしないスタイルを続けてしまう方が多いようです。

本当のところはどうなんでしょう。
今回は乾燥肌に悩む“Mariko”さんのご相談をテーマにしました。


■ “Mariko”さん のご質問・相談

>  乾燥肌なので以前は冬の朝は洗顔料を使わず、水だけで洗って
>  いたのですが、乾燥する季節でも、やはり朝も石鹸洗顔をした方
>  が良いのでしょうか。


乾燥肌の人にとって、冷たい冬の朝洗顔は、辛いものがあります。
朝眠いのは仕方がないと諦めがついても、洗顔によって肌が強い刺激を感じたり、つっぱり感でヒェーッ!となる場合など、心の底から疑問を感じます。

「こんな辛い思いをする洗顔が肌によいはずがない。」
「乾燥肌は洗顔で皮脂を取りすぎないように…と聞いた。」



「朝洗顔はすすぎだけにしたけど、悪い面などなさそう。」
「うん!決めた。私にはこのスタイルが合ってる。」

このようにして朝の洗顔をすすぎだけにしている方は多いようです。

この件に関するサッポーの判断は、半分賛成、半分反対です。
プラス面もあればマイナス面もあるのですね。

 
 

朝洗顔の是非を判定し、対処するケアとは

 
 
サッポーの
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日々表情を変える生きた肌が相手ですから、具体的なケアの方法も固定的に考えるのではなく、状態に応じて、その時ベストなケアをしてあげるのが一番優れた対処法です。

結論を先にまとめると、

  • 肌の悲鳴が大きくなければ、朝の石けん洗顔はした方がよい
  •      

  • 肌が大きな悲鳴をあげるようだと、朝の石けん洗顔はすべきではない

このような判断基準となります。
“肌の大きな悲鳴”とは、

  • とても強いつっぱり感がある
  •      

  • 石けんのアルカリ性刺激を強く感じる(ヒリヒリ、ピリピリ)
  • 洗顔で赤みが出て、赤みが退くのに時間がかかる

多少のつっぱり感や、一瞬感じるピリピリやヒリヒリ、しばらくすれば消える赤み‥といった肌状態なら、石けん洗顔はした方が肌にとってプラスです。

しかし、若干の注意が必要です。このような刺激を感じるのは肌が乾燥しやすくなっている状態に違いないので、

  • 洗顔後は速やかに保湿・保護のケアをする。
    (化粧水や美容液で保湿をし、乳液やクリームで保護のケアをする)
  •      

  • 洗顔後の30分ノーケアトレーニングはすべき状態ではありません。

というようになります。

 
 

なぜ洗顔は必要か

 
 
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結論となる判断基準だけ、先に提示いたしましたが、“Mariko”さんの自在な判断、自在なケアが出来るように、洗顔料を使用した洗顔の功罪面について、多少の知識を補足しておきましょう。

▼ なぜ洗顔は必要か

⇒肌の衛生維持。汚れを除ききれいに見せる。

その通りですが、これでは当たり前すぎて参考になりませんね。
スキンケアの観点、サッポーの美肌作りの視点で言えば、

◎肌の健康が育つ上でプラスになるか否か。

もっと具体的に言い換えると、

◎角質層(肌)を傷めず、表皮細胞が育つ環境作りのプラスになるか否か。

ということが出来ます。
このような判断基準をもって、洗顔と肌の様子を見ることが出来るようになると、微妙な判断も自在に出来るようになります。

▼ 解説・補足

▽ 皮脂の取り過ぎは補えるが、角質の取りすぎは簡単には取り返せない

洗顔の目的は肌を衛生的に維持し、肌の健康な環境を作ることですが、洗い過ぎると肌そのものを損ないます。
必要な角質まで剥がしてしまうからです。
皮脂を取り過ぎるのも角質が予定より早く剥がれていく原因になります。
洗うことは大切ですが、洗い過ぎない大切さも重要だということです。
ただし皮脂が取れ過ぎるという問題だけなら、化粧品で油脂を補うことでマイナス面を補うことは十分に可能です。

▽ 過剰な肌の反応:ある限度を超えると肌は自らを傷つけ始める

問題は肌が過敏な状態にあるときです。
洗顔料や洗顔すること自体の刺激に肌が過剰に反応し自分で炎症を起こしてしまうことさえあります。
刺激反応とか、炎症反応とかいわれていますが、一種のアレルギー反応のようなものですね。
生体防御反応の一つですが、自らを傷つけ出すのです。
そんなに真面目に反応してくれなくて良いのに..という..過敏さが起こす反応です。
従って肌がこのような過敏な状態にある時、時には洗顔をしない方がよい場合もあるわけです。

このような過剰な過敏さが現れる一番の原因は、バリア層を作っている角質が未熟で痩せているためで、何でもない刺激に対して過剰に反応してしまうのです。
そういうことなら、バリア層の角質が良く育った角質に入れ替わっていけばよい、ということになります。

▽ 良い角質を育てるのがよいことは理解、でも問題は今日の洗顔。

皮脂を取り過ぎたくないとはいえ、昨夜に洗顔した肌を覆っている皮脂は既にすっかり酸化し、角質を剥がれやすくするマイナス方向に働くものになっています。
つまり表皮が育つ邪魔をしています。
やはりこれら酸化した皮脂は、取り除いた方が健やかな肌が早く育ちます。
といって下手に洗顔をして肌が過剰に反応し、炎症でも起こされては元も子もありません。
大きな後退です。

「洗顔をすべきか、すべきでないか。それが問題だ。」

と、ハムレットのように悩むことになります。

ここで前項の朝洗顔の是非を判定し、対処するケア‥が、適切な判断基準となってくるわけです。

いかがですか。このように理解すると、ハムレットのように悩む必要はありませんね。

肌が「イヤだなー」と愚痴をこぼしている程度なら洗顔した方が良いですが、「だめ!やめて!」なら、すすぎ洗いだけにするのがよいということですね。

乾燥肌を積極的に改善していくなら、肌を育てることです。
微妙な判断を毎日心がけていると、感覚で是非が判るようになります。
乾燥肌傾向の人も、良く育った本来の肌はそんな乾燥肌ではないのですね。
「敏感な乾燥肌だから朝洗顔はいつもすすぎ洗いで済ませる。」というのは、無難でよいのですが、改善も進まない、進みにくいということになります。

 
 

足や身体の乾燥

 
 
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もう一つ“Mariko”さんからのご相談がありました。


>  足など、身体も乾燥してきましたが、やはり化粧水と乳液という組
>  み合わせが必要ですか?
>  今までは、ボディオイルやクリームを使っていましたが、それでい
>  いでしょうか?乾燥するたびに塗ってもいいですか?問題がある
>  のでしょうか?


ボディオイルやクリームで大丈夫ですよ。
また乾燥するたびに使用されても、もちろん大丈夫です。
直接的なケアとしてはこれで十分です。

ここは少し視点を変え、足や身体の乾燥についての原因を探ってみましょう。
衣服やストッキング等での保護の状態や、環境がもたらす原因もありますが、これらはご自分で考え、対策してください。
ここでは、身体の入浴時の洗浄を見直してみましょう。
角質がよく育たず、剥がれやすくしている原因が最も多いところなのです。

▼ 足や身体、いわゆるボディの洗浄にも石けんを使用する

ボディシャンプー等をご使用の場合、石けんタイプのものを使用すべきです。
ボディシャンプーは肌に界面活性剤が残るので、どうしても角質の剥がれを促進する方向に働きます。
ボディソープと名前が付いていても、名前通り石けんとは限りません。
成分表示を見ると最初の方に、「‥石けん素地」の表示があるものが石けんタイプです。
肌の洗浄ですから、顔の肌と同じです。

▼ タオルは使用せず、手で洗う

顔の肌をタオルでごしごし洗う女性はまずいないと思われますが、身体の場合は案外平気で、ごしごし洗っている女性は多いものです。
撫でるように滑らせるだけで、洗浄としては十分なのです。
しかし、乾燥肌を実感している肌の場合、顔と同じように手で洗うようにするのがベストです。
顔を洗うように手で優しく軽くなでるだけで不要な汚れは落とせるのですね。

 
 

補足

 
 
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  • 素肌の状態判断が適切に出来るのは、石けんによる洗顔だけです。
    一般の洗顔料は肌に残る界面活性剤の保湿力のために、肌が悲鳴をあげるべき状態なのか、安心していて良い状態なのか区別ができないのです。
    判るようになった時とは、かなり角質剥がれが進行してしまった段階です。
  • スキンケアの方法を示す様々な良いこと、悪いことが言われています。
    ところが、これらの方法のほとんどが真実な部分と真実ではない部分の両面性を持っているものです。
    この真実の部分のみを見たスキンケアが”こだわり”になると、それ一辺倒の一律なケアに陥りがちです。
    スキンケアは肌に合わせて自由自在でなければいけません。
 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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