肌改善が進むも…小鼻の黒ずみは一向に?

 
 
S》》
サッポー先生
さて今回は、案外盲点となっているケアの視点を紹介します。
読者の皆様にも、きっと勘違いされている方が多いと思いますよ。
最近、サッポーのご愛用者になられた“Viola”さんのご質問からです。
 
 

■ “Viola”さん のご質問・相談

>  お世話になります。
>  ○月にモニターで使い始め現在継続中です。
>  お陰さまで額の油浮きが随分解消され、肌理も少し整ってきたよう
>  です。。が、小鼻の黒ずみがまだまだです(涙)
>  何かぐっと改善されるよい方法はないでしょうか?

>  現在、クレンジングの後、石鹸洗顔を1回、額と鼻にライトタイプ
>  (すみません品名がすぐ浮かびませんでした)の化粧水を、他は
>  しっとりタイプを使いエッセンス、乳液を頬・口のまわりにつけて終
>  了です。かさついたりする所はありません。(もちろん使用するの
>  は全てサッポーさんの物です)
>  洗顔のすすぎはお水に近いぬるま湯でしています。

>  アドバイスよろしくお願いします。


■ 美肌相談室からのアドバイス返信

額の脂浮きが軽減、肌理も整ってくる傾向が見られるとのことです。
すばらしいですね。
この調子で肌が育つケア、続けましょう。

でも小鼻の黒ずみがなかなか……改善が見られないとのことですね。

> エッセンス、乳液を頬・口のまわりにつけて終了です。

今の季節なら、Tゾーンにも乳液はおつけになるべきですよ。
もしつけることによってべたつきが気になるようでしたら、モイスチュアクリームになさるとべたつきは少なくなります。

Tゾーンの脂浮きが気になるほどなのに、保護のケアが必要なの?と思われるかも知れませんが、皮脂で守られる程度を過大評価してはいけません。
今の季節のように乾燥した環境や、冷暖房の乾燥環境下で過ごすことの多い肌にはある程度の補強が必要です。
これが乳液であり、クリームといったアイテムになるわけです。

> かさついたりする所はありません。

皮脂腺のそんなに発達していない部分は順調に改善が進んでいるようです。

ところが皮脂腺の発達して良く守られているはずの鼻などにおける角質の育ちが、そんなに効果が上がっていないと言うわけです。
この角質の育ちの悪さが毛穴の黒ずみとして残る原因になっています。

角質の育ちが悪いと角質が渇きやすく硬いために、毛穴出口付近に皮脂や化粧品の油脂が付着しやすく残りやすいのです。
毛穴の黒ずみはこれら皮脂・油脂の付着したものが酸化して黒っぽく見えているものです。

これら酸化物を、溶かす能力の高い洗浄剤で落としたり、ノーズパックなどで取り除くことは可能ですが、このようなケアを始めると悪循環に陥ります。
角質の剥がれが促進されるので、ますます黒ずみや毛穴の目立ちが進行していく肌になっていってしまいます。

さて、どうしたらよいか..。

ここは遠回りに見えるかも知れませんが、脂っぽいからということで油断されていた鼻周りにも、乳液あるいはクリームで保護するケアを追加してみましょう。
使用加減は何度か試行錯誤すると丁度良い加減が確かめられるはずです。

育った角質に少しずつ置き換わり、肌表面が柔らかくなってくると皮脂・油脂の付着が少なくなります。
日々の洗顔で簡単に洗い流されるからです。
そして皮脂分泌も安定し、肌理も整ってきます。
毛穴も目立たなくなります。

 
 

脂性肌にもクリームは必要?

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

“皮脂が多く、べたつきやすい時には、乳液やクリームは控えめにしましょう。”

ハイ、この考え方は○×いずれでしょうか?
それとも△でしょうか?
実は答えは一定していないのです。

相談室でも上記のようなアドバイスを数多くしてまいりました。
けっして間違ったお答えをしているつもりはないのですが、便利な言い方なんです。
しかし今はファジーな言い回しに過ぎたかな…と、反省しております。

保護のケアである乳液やクリームを、しっかりつけるべき時に控えめにつけていたり、“Viola”さんのように皮脂で十分だからつけない…というようなケアに繋がってしまったら、角質の剥がれが早くなり、育ってくる角質の未熟化が進行していくのです。

  • 皮脂の活発化
  • 毛穴の目立ち
  • 肌表面の硬化
  • 毛穴の黒ずみ
  • 角栓の目立ち
  • 皮脂の詰まり(ニキビ)
  • 過敏肌の進行

およそ上のような順番で、角質の未熟化が肌に現れ進行していきます。

脂性肌・オイリー肌だからといって、必要な時に保護のケアを疎かにしてはいけません。
保湿ケアと皮脂だけでは、角質剥がれが進行し、肌の育ちが悪くなっていく肌が多く見られます。

上の項目のような現象について、肌に覚えのある方は今日の視点に沿って、一年を通した普段のケアを見直しておきましょう。

 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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