汗や水を肌に貯めるリスク

汗の多い季節、長風呂、サウナ‥危険がいっぱい

 
 
S》》
サッポー先生
今回はよく相談室にメール訪問される“akemi”さんとのタイムリーなスキンケア談義をご紹介します。
サウナが大好きで、半身浴に凝っていらっしゃる話題豊富な“akemi”さん……汗の部分を引用させていただきました。
 
 

“akemi”さんと相談員の「サウナと半身浴」のお話が進行しています……


■ “akemi”さん のご質問・相談と
美肌塾スキンケア相談室からのアドバイス返信(抜粋)

>  M.S(※相談員)さん、こんにちは。早速のご回答、ありがとうご
>  ざいました。
>  う~ん、ほんとまたまたありがたい知識が増えました!一日も早く
>  知って良かったぁ、ありがとうございます。

>  「汗をかいてる最中(かいた後もでしょうか)、角質層水浸しで、軟
>  弱で壊れやすい→肌が乾くまでの間、タオルや手との摩擦は特に
>  注意、、、」。。、、ほんとこんな大事な事誰が教えてくれたでしょう
>  か。

>  ちまたでは、お風呂タイムのマッサージが有効、と当たり前のよう
>  に受け入れられ(マッサージ自体が危険になる場合が多い中)、
>  皆結構、お風呂タイムにせっせとマッサージしているのではないで
>  しょうか。
>  (私もそうだった、で化粧水にしろ、クリームにしろ肌に吸い込んで
>  いく感じもないし、肌回復~なんて実感したことありませんでした。
>  その理由もここにあるのかもしれませんね?)

>  昨日も、お風呂につかりながら、(顔汗)、目の周りの目のつぼ6
>  ケ所、押していました。これもやめた方がいいですね。お風呂につ
>  かっているもてあました時間にそういう事を、などと考えず、多少
>  寝る時間が遅くなったとしても、お風呂でてからやりたいと思いま
>  す。。。今日から、お風呂でも「じっとしてむやみに動かず、肌を触
>  らない」です!


うーん、そんなに神経質にならなくてもいいのですが、少なくとも、お風呂タイムが長い人は肌の扱いを見直しておく必要がありそうです。

 
 
S》》
サッポーの
独り言

“akemi”さん一人の話題でも、いろいろな危険が隣り合わせになっている。
いいことと危険なことが隣り合わせになっているパターンが多いようだ。

みんないいことに一生懸命だから気づかないんだ……。
いいこと目的にリスクを踏んでしまっている例を読者の方々に聞くとたくさんの情報が集まるだろうな……。

 
 

汗や水を肌に貯めるリスク……そのポイントは?

 
 

>  M.Sさん、すみません、、、

>  「サウナの後、肌が乾き、手入れをし、皮脂が分泌されて落ち着く
>  までの間、肌とどのような接し方をするかが大きなポイント」とおっ
>  しゃる、その間の「接し方」を、もう少し教えていただけないでしょう
>  か。


角質と角質をつないでいる脂質‥セラミド等の脂質ですが、この脂質は実際には脂質だけでなく、脂質の層と水分層が幾重にも重なった構造(ラメラ構造)を持っているのです。
この水分層が角質層の水分保持に大きな役割を果たしているわけですが、長くお風呂に入っていると水分層が下の方の角質層まで満タンになっていきます。

この状態が次にお尋ねのような「水浸しで弛んだ状態」と言えるものです。
この時にちょっと強めの摩擦をすると角質層の構造が壊れやすいのですね。
「接し方」とはこの一点を指します。
摩擦に注意すればいいわけです。

足の裏や手のひらなど角質の特に厚い部分が水浸しになると、白っぽくなりますね。
あの状態です。
普通の部分は角質層が10~15層程度なので白く見えませんが、同じことが起きています。
強く擦れば崩れる状態なのですね。
普通にお風呂に入っている短い時間ではそう気になさらなくてもいいのです。

 
 
S》》
サッポーの
独り言

短い時間の入浴でも、サッポーは「タオルの使用に注意」と何度も言ってきたけど、半分は聞き流されていると思った方が良いのだろうな。
「タオルは使用せず、手で洗いましょう。」というように、いつからか言い方を変えたが、少しはインパクトがあったのかな?

S》》
サッポーの
独り言

実行してるのは読者10人に1人位だったりして……

 
 

>  汗をかいてる最中は、水浸しでゆるんでるって感じで、その後は乾
>  燥していくのではないでしょうか?
>  あ~でも、汗、なかなか、ひかないですもんね。夏の入浴後なども
>  そうですが、、手入れしても汗がでてくる、、、そういった事でしょう
>  か。。


その通りです。乾かない時があります。
その時が要注意なのです。
長風呂してるのと同じ状態、いえそれ以上に長い場合がありますね。

ニキビ肌の方で夏にニキビが悪化して、それもかなり酷いニキビが出来て困るという例が時々あります。
このような例は、角質層がゆるむのではなく、角質浸潤と呼んでいますが、汗によって角質層に崩れ(崩壊)が発生するのです。
それで角質層が本格的に硬くなって、それはそれは酷いニキビができるわけです。

夏のニキビに深刻な状態が多発するのはこのような背景があるのですね。
顔の場合、いろいろな摩擦をともなうケア行動が崩れを促進しています。


>  そうそう、、、以前から気になっていたのですが、夏せっかく寝る前
>  の手入れしても、汗がだらだらでて(その時はまだ肌に対する思い
>  やりがなかったので何も考えずに)、そのままで寝ていました。
>  でもそれって良くないですよね? 冷房嫌いで家では冷房なしで寝
>  る私、寝ている間も、かなり肌を痛めてますよね? これからその
>  季節がやってきます。どうしたら良いでしょうか。
>  サウナ後の肌、と、夏寝る前の汗肌、とは別の話かもしれません
>  が、、どうぞご回答よろしくお願いします。


ほとんど同じ汗です。そう変わるものではありません。
でもこれは..、たとえ拭いてもまた出てくるでしょうから、どうしようもないですね。
願わくば、「寝相を良くして肌を摩擦しない」..ということですね。

 
 
S》》
サッポーの
独り言

まずまずポイントは伝えているようだが、汗の処理、濡れた肌の処理が抜けてるよ。
摩擦だけではダメだ。
拭き取り時の優しさはともかく、肌を乾かす方法がみんな荒っぽい。
肌は悲鳴をあげてるよ。
急速な水分の蒸発は肌の天然保湿成分を大量に奪っていることを伝えないと……。

S》》
サッポーの
独り言

乾いた冷房の風にすっかり肌が乾くまで、うっとりと放心したように風を受けている人がいる。
まずしっかり(優しく)ふき取って、風は受けなくていいんだ。
冷房された空間はホントに乾燥してるんだから、まぁー、そよ風、扇子のおこす風程度がよい……と、提案しておかなくては。

 
 
 
 
S》》

読者それぞれに様々な生活習慣と、行動パターンをお持ちのはずです。
“akemi”さんのように、自分の生活シーンに置き換えて考えてみましょう。

S》》

汗・水……夏という季節がもたらすリスキーな面があります。
一方、夏は肌が育つもっともよい季節でもあります。

夏を上手に生かす人は間違いなく、肌美人になっていきます。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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