秋風が吹いて…夏のケアを評価 —肌が育つケア、過渡期の現象

 
 
S》》
サッポー先生

サッポーです。

まだ暑さを感じますが、流れる汗がなくなったことで、空気が乾いてきたことを感じます。(※配信当時)

S》》

ところが……ところがです。

「洗顔後のつっぱり感が強くなっているし、素肌に触れると何となくこわばりが……。」

「そういえばカサッとした肌になってるかな……。」

S》》

そればかりではありません。

「秋の涼風とまではいかないけど、気温も下がり、空気も乾いてきたのに、皮脂や汗が過敏に出る……どうして?」

S》》

様々な相談が舞い込んできます。
ここは一つ、夏のケアを反省して今後に備えるというテーマもいいですね。
まだ暑さの余韻がある内に反省です。

 
 

秋は夏のケアが評価されるとき

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

暑さ寒さも彼岸までといわれますが、今年の、秋のお彼岸は今日23日です。(※配信当時)
夏のあの暑さを思えば、ずいぶん過ごしやすくなりました。
読者の皆様の肌はいかがでしょうか。

今のような季節の変わり目には人それぞれに肌の調子が思わしくない方が多くなります。
中には必ずと言っていいほど、目立つトラブルに巻き込まれる肌も多くなります。
しかし、その様な中で、一足早く涼しさを満喫している羨ましい肌もあります。

「えっ!その違いは何?」

夏のケアが違っていたのです。
夏の肌管理の巧拙が出ているのです。
丁度このお彼岸の頃に夏のケアが評価されます。
結果が明瞭に現れるからです。

「夏は肌が育つ絶好の季節」だと、サッポーはいつも言っております。
しかし、同時に「夏は肌を傷める危険な季節」でもあると、注意を申し上げるようにしております。

▼ 夏は肌が育つ絶好の季節

基本的には湿度は相対的に高く、乾燥の心配がありません。
気温も高くて寒さに血行が悪くなるということもありません。
化粧品など一切使用しなくても肌がダメージを受けない環境がある季節です。
草木も夏がもっとも成長するときです。
私達の肌だって夏がもっとも成長に適した季節であるのです。

▼ 夏は肌を傷める危険な季節

一歩戸外に出ると強烈な紫外線があり、室内ではとても乾燥した冷房空間がある。
少し体を動かしたり、外気に当たると、流れるように汗が出る。
皮脂も多くなっているし、なんと言っても暑い。
肌は濡れたり、乾いたり、忙しい。
このように肌を傷める要素がたくさんある季節でもあります。

▼ なぜお彼岸の頃に結果が出る?

空気が乾き気温が低く涼しくなります。
そして肌をべとつかせていた汗と皮脂が少なくなります。
蒸し暑い夏のイメージから見ると、好ましいことばかりのように思えますが、夏の間に肌が育っていたか、痩せ細っていたかの結果が一気に表面化する時なのです。

夏の間に、肌の細胞一つ一つがよく育ち太った肌は、今、涼しい顔をしています。
ところが同じ夏の間に、肌の細胞一つひとつが次第に痩せていた肌は、痩せていたことに気づくことがありませんでした。
一気に乾燥が進み、汗や皮脂が少なくなると、突然痩せた細胞が素肌としてさらされるというわけです。

⇒ 夏は肌が痩せていっても気づきにくい季節

つまり、

⇒ 夏は角質剥がれが促進されていても気づきにくい季節

であったと言うことです。
角質を剥がしていてもそのマイナス面が現れにくい季節だったのです。
3~4ヶ月、このようなまさにぬるま湯に浸かっていて、ふやけた肌ゆえに、変化に気づくことがない期間を過ごしていたのです。

 
 
S》》

読者の皆様は、肌を育てた夏でしたか?
それとも夏痩せした夏でしたか?

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肌が育つのに適した夏に肌を育てた人と、肌が痩せても平気な夏に肌をすっかり痩せ細らせた人では、秋になると大きな違いとなって現れます。

もう少し具体的に見ていきましょう。

 
 

季節の変わり目に現れる様々な肌を検証……夏から秋

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

まず評価する項目を下に挙げてみます。

夏の間に肌が育つケアがされていると、これらの状態が全て良い方向に変化しているのが見られます。
夏の間はまだ余りよく判りませんが、秋が進行してくると顕著に変化が見え、感じられます。

  • 洗顔後のつっぱり感の変化
  • 洗顔後のかさつき感の変化
  • 洗顔後、素肌の柔らかさの変化
  • 化粧のりの良さ・悪さの変化
  • 毛穴が目立つ度合いの変化
  • 毛穴の黒ずみやすさの変化
  • 皮脂詰まりや角栓が発生する度合いの変化
  • 皮脂分泌と汗が出る反応の変化
  • 肌の過敏さにおける変化

肌が育つ夏であったか、夏痩せの夏であったか、一目瞭然です。
全部良い傾向が現れている必要はありません。
一つ、二つと良い項目が現れ、良い方向にさえ進んでいたら、まず良しとしましょう。

ところが、評価はそう単純でもないのです。
見たとおり、感じたとおりに評価できる肌変化の良し悪しと、しっかり考えないと見えてこない肌変化の良し悪しとがあります。
そして困ったことに、良し悪しを見誤る場合が多いのです。

「なぜ?」「どういうこと?」……ですね。

  • 見た目はカサカサやガサガサが増加しているのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合
  • 素肌が硬くこわばりを見せているのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合
  • 化粧のりが悪くなったのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合
  • 毛穴が大きくなったとは思わないが、何となく以前より目立つようになった気がするのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合
  • 毛穴の黒ずみが明らかに出やすく目立つのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合
  • 皮脂詰まりやニキビが増加しているのに、角栓がすごく増えてきたのに、「肌が育ち、良い傾向にある」といえる場合

「えっ!ホントにこんな場合でも肌が良くなっていると言えるの?」

……言えるとすれば、これは本当に見誤っても不思議ではありませんね。

最初に挙げた項目で白点を付けた項目がそうです。
白黒を間違うと大変です。
誰だってクロだと、これは悪い傾向だと思ってしまうことばかりです。
でも良い傾向である場合が確かにあるのです。
安定した美肌を築くことが出来るか否かの大きな分岐点です。
判断を誤ると、美肌が育つ大きなチャンスを逃すことになります。

これを明確に判断するには二つの視点ある条件が必要になります。

≪視点1≫

  1. もともと比較的良い状態が維持されていた肌であった
  2. もともと肌細胞の未熟化が進行していた肌であった

≪視点2≫

  1. 夏の間、肌が育つケアがなされていた場合
  2. 夏の間、肌が痩せるケアになっていた場合

この二つの視点の組合せで、【2-A】の場合にまさにこのような現象が現れやすいのです。
他の【1-A】、【1-B】、【2-B】の場合は見たとおり、感じたとおりの良し悪しの変化です。
良いものは良く、悪いものは悪いのです。
ところが、【2-A】の場合は、悪く見えても本当は良い場合が多いのです。

肌細胞が未熟化しているのですから、かさつきやすいし、肌は柔らかさ・しなやかさを失っている、化粧のりだって良くない、毛穴だって目立ちやすい肌だし、どうかすると毛穴が黒ずむようになっている、それに皮脂詰まりやニキビ・角栓も出来やすい肌です。
是非とも早く改善したい状況の肌です。

それで「肌が育つケア」を始めたら、それらの項目がさらに酷い状態に見えるのですから、焦ってしまいます。

ところが、これが良い傾向であるといえる条件があるのです。
その条件が満たされていると、肌が育つケアを続けることにより、これらのトラブルがしばらくすると、どんどん改善が進み始めるのです。

悪く見えていたのは、見かけだけで、着々と肌は育ち美肌作りの準備を進めていたのです。

その良くなっていると断定するのに必要な前提条件とは、

  • 洗顔後のつっぱり感が少なくとも悪くなっていない。
    あるいは逆に、つっぱり感が減少している。
  • 皮脂分泌と汗が出る反応は変化していない。
    あるいはむしろ、安定化の方向にある。
  • 肌の過敏さは少なくとも悪くなってはいない。
    あるいはむしろ安定化の方向にある。元気を感じる。

上の三つの条件が満たされていたら、肌はこれから改善が進み出すというのです。

乾いた秋風が吹くようになった今においても、上の三つの項目において、少なくとも悪くなっていなければ、最初に挙げた白点の項目が悪い評価になっていたとしても、肌が育つケアを続けることにより、どんどん改善が進み始めるというのです。

 
 
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悪く見えたものが実はよい兆候であったということです。
悪く見えていたのは、見かけだけで、着々と肌は育ち、美肌作りの準備を進めていた結果の現れだというのです。

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これは本当に見誤りそうですね。
知らずしてこのような局面に出くわし、慌てて、続けていた良きケアを方向転換してしまうという残念なことが、実に多く見られるのです。
冷静に肌の状態を判断出来る知識はとても重要なポイントです。

それでは、具体的にどういうことなのかを見ていくことにしましょう。

 
 

未熟化していた肌が、肌が育つケアを初めて遭遇する……戸惑い

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点
  • 見た目はカサカサやガサガサが増加しているが、これは肌が育ち、カサカサやガサガサが改善される良い兆候である
  • 素肌が硬くこわばりを見せているが、これは肌が育ち、柔らかい肌に変わっていく前兆である
  • 化粧のりが悪くなったが、これは肌が育ち、化粧のりが良くなる良い兆候である
  • 毛穴が大きくなったとは思わないが、何となく以前より目立つようになっている。しかし、これは肌が育ち、毛穴が目立たなくなる良い兆候である
  • 毛穴の黒ずみが出やすく目立つようになったが、これは肌が育ち、黒ずまなくなる良い兆候である
  • 皮脂詰まりやニキビが増加している、角栓が以前より増えたのに、これは肌が育ち、皮脂詰まり・ニキビ、角栓とサヨナラできる良い兆候である

書きながら、ホントにこれは信じがたいことを言っているのだと、つくづく思います。

念のため、ここでいつもの解説を入れておきます。

▼ 悪い評価でも、肌は良くなっている!?……そのわけは

肌や作られる角質の未熟化が進行していた肌に、肌が育つケアを始めても、始めたその日から表皮が角化して、良く育ち成熟した角質が作られるわけではありません。
毎日少しずつ、昨日より一歩だけ成長した表皮があり、一歩だけ育ちの良い角質が作られるだけです。

順調に肌の育ちが良くなったとしても、一ヶ月程度経過した時点でもバリアー層を形成している角質達はまだ十分に育った角質とは言えず、痩せた角質達であることに変わりありません。

しかし肌が育つケアによって、この未熟な角質達の剥がれるテンポが、以前のようにすぐ剥がれてしまうようなことがなくなってきています。
以前より、2~3日は長く肌に踏み留まるようになっているのです。
これは遅れて角化する表皮細胞に育つ時間を与える源泉になる現象です。

ところが、この現象を見かけの視点で眺めると、今肌として見せている角質達、まだまだ痩せて硬い角質達が以前より多く肌に留まっている状態として見ることになるのです。
するとどのように見えるでしょう。

痩せて硬い角質達がより多く集まっているのですから、カサカサやガサガサが酷くなったように見えます。
触った感触は明らかに硬さが増しています。
このような角質達に、ベースメイクやメイク製品の付きが良いはずがありません。
化粧のりが悪くなります。
毛穴が目立つのは肌が痩せているから自然に毛穴が広がってしまうのですが、痩せて硬い角質が増えているわけですから、目立たなく見える状態とはとても言えません。

さらに硬さの残る角質には、皮脂・油脂がこびりつきやすく、取れにくくなるわけですから、酸化して黒ずみやすいのは当然なのです。
さらに困ったことに毛穴壁の硬さは皮脂詰まりを起こしやすい状態です。
また未熟な角質達がより多くなっていることはそれらが角栓として残り、角栓の成長しやすい状態であるとも言えます。

このような過渡期にあるわけです。

 
 
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いかがですか?
よりよい状態を作ろうとして見せている成果が、今見せている肌の状態を悪く見せる時期なのです。
まさに「肌が育つケア」過渡期の状態にあるわけです。

 
 

未熟化が進行していた肌が、本当に肌改善を果たすには、
必ず、大きな勇気と決断が必要となる時期が訪れます

 
 
S》》

サッポー美肌塾の相談員達が、肌が育つケアを始めた人の訴える声を聞き始めるのは、早い人で2週間を経過した時期からです。
遅い人は二度目のターンオーバーが終わる40~60日を経過した頃です。

  • 洗顔後のつっぱり感が悪くなっていない
  • 皮脂分泌と汗が出る反応が過敏になっていない
  • 肌の過敏さが増していない
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この三つの項目をクリアしているのを確認した後、

「大丈夫ですよ。これからどんどん良くなっていきます。」

「今は肌が育つケアの過渡期の現象として現れているだけです。」

「良い傾向の現れですから、肌が育つ力を信じて見守っていきましょう。」

「これからの変化を楽しみに、肌が育つケアを続けていきましょう。」

S》》

このように、冷静に肌をご覧になることを祈りながら、アドバイスを進めていくわけです。
肌だけを見れば、どう見ても良くは見えない状態ではあるのですが、ここで「良くなっていますよ」と伝えなければ、せっかくの、肌が育ったきた成果が台無しです。
相談員達の苦労が忍ばれます。

S》》

……とまあ、このように肌の未熟化がけっこう進んでいた人達にとっての「肌が育つケア」のクライマックスの時期を迎えることになります。
この時、今後のケア進路の判断は、大きな勇気と決断が必要です。
肌についての正しい知識といままでのケア経験の反省が、勇気を与え決断を可能にします。
まさにクライマックスですね。

1~2ヶ月を経過した頃、相談を受けていた人から。
良い知らせをご報告いただいた時が、相談員にとって最も嬉しい時です。

S》》

一方、そんなに未熟化の進行していなかった肌が、肌が育つケアを始めた場合、未熟化が進行していた肌の時のようなクライマックスはありません
むしろ最初の約一ヶ月のターンオーバーの間は殆ど肌の変化を感じることが出来ない状態が続きます

しかし、水面下では肌の育ちは本当は良くなっているのです。
一ヶ月経過の時点ではやや未熟な角質達がより長く肌に留まっている状態ですから、良さが相殺されてまだ表面に現れていない段階なのです。

このレベルにある肌が、肌が育つケアの成果を実感するのは、次のターンオーバーを終える頃です。

S》》

肌の未熟化が殆ど進行していなかった良い肌状態にある人の場合、肌が育つケアを始めて、2週間もすると良い現象が現れてきます
このような人からはあまり相談は受けないのですが、嬉しいご報告はやはり最も多く戴きます。
また違った喜びのあるお付き合いといえます。

 
 
 
 
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ハイ、今日の授業はこれまで。

 
 

あなただけのスキンケアを手に入れる方法

さて、サッポー美肌塾の講義はいかがでしたか。
役に立つ内容でしたか、それとも既に知っている内容でしたか?

スキンケアにおいては、使う製品だけではなく、肌の理解・ケアの技術に始まり、ライフスタイルやメンタル面、食生活……様々な範囲の知識が必要です。

しかし、知識だけでは何も始まりません。実践・検証し、どんな風にすれば、抱えているトラブルから脱出できるのか、肌が美しくなっていくのか……あなただけのスキンケアを確立することが大切です。

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3つの解説をよく読んでスタートしましょう。

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