シミ…ここが大きな勘違い!(前編)

「ここが大きな勘違い!」という角度から、様々な肌の悩みやトラブルを見てまいります。
美肌作りを邪魔するあなたの思い込みスクリーンが開くかもしれません。
目からうろこが落ちるって話です。

シミについて二回にわたってサッポーの嘆きをお聞きいただきます。
今回はその第一回目です。

※今回の講義は“Winds2005年4月号”(サッポーご愛用者向け月刊紙)からの転載記事です

サッポーの嘆き

 
 
S》》
サッポー先生

小さなシミに大きなシミ。
薄いシミに濃いシミ。
シミなど一つもないという方は稀なくらい。

20代半ばを過ぎるとシミが急増するのはなぜ?
せめて30代、イエイエ、40代からの悩みにして欲しいのに……。

S》》

以前から、シミについての相談は常に多くあります。
相談があることに慣れてしまって、何となく美肌塾でもあまり取り上げなくなっていました。
いけませんね。

もしかして、あなたのシミ対策にも、大きな勘違いが……あるかもしれません。

 
 

紫外線でシミは出来ない!

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

こんな見出しを付けると誤解されそうですね。
訂正します。

よく育ち健やかな肌なら、紫外線で日焼けをしても、滅多なことではシミなど出来ません。

よく育ち健やかな肌なら……の話ですよ。……たら、……れば、の話です。
けっして紫外線を遠慮なく浴びる勧めではありません。
念を押しておきます。
紫外線に注意し、何か紫外線対策を施すことは、今や常識になりました。

しかし、この常識だけでシミ対策は良しとしていたら、シミ対策になっていません。
シミなどちょっとしたきっかけで出来てしまうのが多くの方の現実だからです。
ちょっとした失敗などいくらでも私達は犯してるでしょう。
シミが出来る原因は紫外線だけではないと言うことです。
肌が受けるダメージや刺激は紫外線以外にもたくさんありました。
外にもシミが出来る理由があるのでしょうか。

そもそも、なぜこんなに簡単にシミが出来るのでしょう。

多少のダメージを受けても、肌が“慌てない”、体力ある肌であれば、多少のことではシミはできません。
肌が慌てない限りシミにはならないからです。
強い紫外線を不用意に浴びても、うっかり強い物理的な刺激を受けた時も、体力のある肌なら、そう簡単にはシミにならないのです。

肌に体力が無くなっており、ちょっとした不用意、うっかり、などでもタイミングが悪いと、肌はせっせとシミを作り始めるほどに、過剰に過敏な面を持つ方が多くなっているのです。

そういえば、前回の「敏感肌……ここが大きな勘違い!」でも6割を越える方が自分の肌を敏感だと感じているとありました。
ポイントはここなのですね。

 
 

“肌が育つケア”でシミを防ぎ、シミをなくす

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

紫外線対策が常識となった今、シミを防ぐこれからの常識は“肌が育つケア”です。

よく育った美しい角質で出来た肌は、多少のダメージを受けても驚いて動揺することはありません。
すぐにメラニンを大量生産して肌を守ろう……とはしないのです。
肌に対し、「あー、今日はごめんね。」といって適切なケアをすれば肌はすぐに回復します。
肌も自信を持っているのです。
ところが角質剥がれが早い体力のない肌は、ちょっと強めの刺激を受けると、怯えてしまって、ヒステリックに肌を守るメラニンの大量生産を始めます。
しかもエンジンを吹かしっぱなしで大量生産をやめなくなるのです。
普段からびくびくすることが多く自信を失っているのですね。

肌が育ち、バリアー層(角質層)が強くなれば、シミを防止できることがよく判るでしょう。
しかも防止できるだけではありません。
怯えきってメラニン大量生産を続けていたシミのある肌が、ある日突然メラニンの大量生産を中止するのです。
肌の安定した状態が維持されていると、いつか肌にも自信が出来てくるのでしょう。
これが、肌のシミが消えていく秘密です。

この、「ある日」が来るまでの間、恐い紫外線の強い刺激を浴びないことはもちろん必要ですが、大切なのは怯えていた肌が安心する事なのです。
その決め手が、“肌が育つケア”で肌自らの守りが強化されている状態です。

ところが、この“ある日突然”というのはくせ者なのですね。
「ある日」が訪れるまでの期間が長く、しかも「ある日」がいつ訪れるか判らないものだから、ホントにシミが消えるのかどうか判りません。

いつ見てもシミはぴくりとも変化していない……。

  • ⇒ 誰もが疑心暗鬼になる?……「ホントにこれで良いの?」

あるいは、そのうち

  • ⇒ 間違ったケアに手が伸びる?……「だって、良いと聞いたんだもの!」

といったところなのでしょうね。

 
 

“肌が育つケア”は続けるとして、とにかくシミを早く消す方法は?

 
 
S》》

“ある日突然”ではやはり満足できませんか?

残念ながら、こればかりはサッポーもあなたの肌に聞いてくださいと言うより外ありません。
これが答えでは無責任でしょうか?

S》》

無責任を承知で大まかなところを言いますと、サッポーがお付き合いした肌との経験で言えば、短い人でも6ヶ月、長くかかる人は18ヶ月、一年半くらいかかるのが相場です。

でも一年以内に消える人が多いのですよ。

S》》

えっ、もっと早くなくしたい?

なんと身勝手な……。
今まで何年も肌が求めていることをせずして、一年が待てないとは、それこそ無責任な希望というものですよ。

S》》

シミを早くなくす方法がないことはないのですが、サッポーはあまりお勧めできません。

次回はそんな話題をテーマにします。

 
 
 
 
S》》

いかがでしたか。
シミ対策のあなたの常識、軌道修正していただけましたか?

S》》

本気でシミを解消したいなら、「あれが良い、これが良い」……では、結果として一歩も前に進んでいなかったことに、いつか気づくことになります。
肌自身を安定した肌に変えていくことがシミ対策の王道です。
つまり、肌が育っていくことでなのですね。

S》》

肌は本来のあるべき姿を知っています。
肌が育つ時間を与えてあげれば、肌は本来の姿に育つようになります。

S》》

ハイ、今日の授業はこれまで。

 
 

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