ニキビ…ここが大きな勘違い! 後編:肌が育つと、ニキビが増える!?

「ここが大きな勘違い!」という角度から、様々な肌の悩みやトラブルを見てまいります。
美肌作りを邪魔するあなたの思い込みスクリーンが開くかもしれません。
目からうろこが落ちるって話です。

ニキビ編、今回が最終回です。

ニキビと長年付き合ってきた読者の皆様に、ニキビと決別する勇気と自信が湧いてきたら、サッポーの本望でございます。

※今回の講義は“Winds2005年3月号”(サッポーご愛用者向け月刊紙)掲載記事を再編集したものです

 
 
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サッポー先生

ニキビ肌に良い……だけのスキンケア製品ではニキビ肌との縁は切れません。
といって、「肌が育つケア」だけでは炎症を伴うニキビとサヨナラするのに、長い期間が必要です。

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最も優れたニキビ肌改善策とは、皮脂詰まりする肌を変えていくケアと、炎症への対処との両立です。
これで肌の育ちはスピードアップが可能となります。
ニキビ肌と早く別れることが出来ます。

▼ 二つの炎症対策
  • ニキビの芯出し
    ……アクネ菌増殖を未然防止、肌体質改善促進
  • 免疫システムの強化
    ……炎症の治りを早くし、肌体質改善促進
▼ 基本となるスキンケア
  • 皮脂詰まりを起こさない肌作り=肌が育つケア
    ……表皮に育つ時間を与え、よく育った角質の層を作る
    (肌が育つケアはサッポー美肌塾のテーマです)
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ここまでが前回までのお話でした。

 
 

ニキビ肌改善……最大の勘違い

 
 
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ニキビ肌改善における勘違いの多くは、“肌が育つケア”と逆方向のケアこそニキビ肌改善になると思っているところにあります。
サッポー美肌塾を読み進んでこられた読者にはこの様に言うと、およその察しがつかれたと思います。

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そうです。ニキビがよくできる今の肌だけを見ると、“肌が育つケア”と逆方向のケアもそれなりに価値があるからです。
しかし、改善していくには明日の肌が今日より育っていることが大切です。
そうでないと皮脂が詰まる現象からはいつまで経っても逃れられないからです。

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今回はこれらの勘違いの中で、最大の勘違い、「勘違いです」と言ってもなかなか信じてもらえない勘違いの話です。
ニキビと長年付き合っている人の、最大の原因となっている部分ではないでしょうか。

 
 

“肌が育つケア”を始めると、どっとニキビが増える!

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

ニキビ肌に悩む方がサッポーの“肌が育つケア”を始めて、順調にさしたる障害もなく、ターンオーバーを経る毎にニキビの発生が減少し、ニキビの程度も次第にさしたるものではなくなり、やがてまったく皮脂詰まりを起こすことがなくなっていく……この様な推移を辿り、ニキビ肌と縁が切れた方は幸せです。

しかし順調にいかない場合もあります。
次のようなパターンです。

ニキビ肌に悩む方がサッポーの“肌が育つケア”を始め、最初にサッポー美肌塾スキンケア相談室に寄せられるご相談で、最も多く悩ましい問題があります。

サッポーの“肌が育つケア”で、本格的なニキビ肌改善に取り組みだすと、どっと皮脂詰まり(ニキビ)が目立ってくる場合があるのです。
一時的な現象であり、原因も分かっているのですが、解っていただくのに、これが何とも悩ましく骨が折れます。
無理もありません。
これらのニキビが炎症ニキビに生長したらと想像するだけで、

「わーっ、大変!私には合ってないんだ。」

……となり、とてもニキビ肌改善に繋がるとは思えないからです。

“肌が育つケア”を始めたばかりの肌は、まだまだ皮脂詰まりが起こりやすい、未熟な痩せた硬い角質で出来た肌構造をしています。
皮脂詰まりのきっかけを作る古びた(ように見える)角質や角栓、それに詰まりかけた皮脂。
サッポーの“肌が育つケア”はこれらを無理に取り除かないケアなので、これらの角質が以前より多く肌に残るようになるのです。
これでは皮脂詰まりがどっと目立ってくる状況が多発しても不思議ではありません。

読者の皆様ならこの時、“肌が育つケア”を続ける勇気と自信を持ち続けることが出来るでしょうか?
目前の現象に慌てふためくのが普通ではないでしょうか。

 
 

“肌が育つケア”で正常な部分が良くなっていたら自信を持って良い

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

“肌が育つケア”を始めると、より健康な肌部分、ニキビと縁のなかった部分がさらに良くなっていることに気づきます。
しかし、ハンディを負っている(細胞の未熟化が進んでいる)ニキビ肌部分がより良く育つのはもっと先なのです。

この様な場合に「大丈夫、改善されていますよ。」と言っても、そう簡単には信じてもらえない改善順序なのですね。
でもこれが、未熟化した肌が育つ時の自然な推移なのです。
いかがですか。
悩ましい問題でしょう。
一度皮脂詰まりしやすくなってから後に、皮脂詰まりしない肌に育っていくのですから……。

このように跳び越えるのにとても勇気の必要とされる深い溝が最初に現れるため、何年もニキビ肌と離れられなくなっている人が多いのです。

  • 育つケアを選択:当初ニキビが増えるが、ニキビ肌は改善される
  • 元のケアに戻る:ニキビは増えないが、ニキビ肌は改善されない

ちょっと極端に表現してみましたが、読者の皆さんならどうされますか?

多くの化粧品やケア方法が目前のニキビ対応に流れるのは解ります。
しかし、以前のケアに逆戻りではニキビ肌改善には繋がりません。
飛び越える勇気を持つには、起きている現象を理解する、ある程度の知識が必要なのですね。

 
 

“肌が育つケア”は続けるとして、ニキビも増えない方法はないの?

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

この様な質問があると待っておりました。

あります。
前回お伝えした面皰圧子を利用した「ニキビの芯出し」がその一つです。
原始的で手間のかかる作業ですが、ルールさえ守ればもっとも安心・安全な方法です。
(守れなければ逆にリスキーですから注意ですよ。)

今回はもう一つの簡便な次善策を紹介します。
お風呂で「ニキビの芯出し」を行う方法です。

  1. お風呂で暖まった後、クリームマッサージで化粧を浮かす
  2. すすいだ後、続けてクリームで少しだけ強めのマッサージ
  3. すすいだ後、石けんで仕上げ洗顔

なんのことはない。お風呂で化粧を落とす勧めですね。
別にお風呂でなくてもいいのですけどね。
でも入浴時だと便利だし、肌環境もいいですからね。
しかし、強めのマッサージには厳格に守るべきルールがあります。

詰まりかけた皮脂を、角質を剥がさず物理的に押し出すわけです。
既に炎症を起こしている部位は避けてマッサージします。
詰まりかけた皮脂を洗い取る方法は、角質を剥がすので、肌改善に繋がらないのです。

この“純なクリーム”によるマッサージには、ニキビ肌に対するもう一つの優れた効用があります。
ニキビの出来やすい肌表面は硬く、酸化した皮脂や油脂がこびりつき溶けにくい構造をしています。
“純なクリーム”によるマッサージでこれらを浮き上がらせ軽減することが出来ます。
酸化によるダメージが減少し、肌が育つベースを早く作ります。
夜だけでなく、朝の洗顔前にも、このマッサージを取りいれることが、“肌が育つケア”をスピードアップさせます。

 
 
 
 
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いかがでしたか。

今回の「大きな勘違い」は長年ニキビ肌に悩む方にとって、とても大切なポイント部分です。
もし10人がこの場面を体験されると10人が勘違いする位に、信じるのに勇気が必要です。

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肌は育つと健康で美しくなるように出来ています。
“肌が育つケア”Let’s try!です。

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ハイ、今日の授業はこれまで。

 
 

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