3月のスキンケア、乾燥は真冬&紫外線は真夏の対応で!

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3月、日を経るにつれ、陽射しを暖かく感じる……この感覚は嬉しいものです。

肌を取り囲む環境も良くなっているように思いますが、なぜか春はトラブルが多くなります。

天候的にも揺らぎやすく、朝晩の温度差があり、雨の日が比較的多い。それでいて室内は冬の寒さを引きずっていて、エアコンを頻繁に付けている……このようなことが予想されます。

そして、晴れた日は一転、春うららに誘われてお出かけの機会も多くなります。また新生活に向けて、自然と外出が増える人もいるでしょう。

こんな3月と肌の関係を見ていきましょう。

暖かくなったからと油断禁物!乾燥対策は完全冬型で

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3月は真冬の1月・2月に比べ、最低気温・最高気温ともに平均して3℃ほど暖かくなっているだけなのに、私達の身体は、それ以上に春を感じます。

そして、ついつい空気や風にも無防備になりがち。

ところが肌はそうではありません。肌の感じている現実と、私達の感覚や意識には相当のズレがあるのです。

身体を守っている私達の肌は死細胞の層(角質層・バリア層)です。身体を守る衣服として完成したものです。3℃ばかり気温が高くても、受けるダメージは真冬と変わりません。

冒頭のように、天気は暖かくなったり、湿ったり、風が吹いたり、また寒くなったりと肌の環境もコロコロと変わります。それでいて、室内のエアコンは変わらないのですから、乾燥と湿気を繰り返し、よりダメージを受けやすい環境だと考えた方がいいのです。

乾燥対策は真冬だと思って通した方が良い月、これが3月です。多少べたつく日があったとしても、防御の手綱は緩めるべきではありません。

3月の陽ざしは意外に強い?紫外線対策は夏と同等で

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春の陽ざしは優しく、気温は低いのにほんわか暖かく感じます。実は3月の紫外線量は、まだ暑い9月の紫外線量より多いのです。そして、4月→5月→6月と紫外線のピークを迎えます。

でも、実感として3月はそこまで紫外線が強いように感じません。それは気温の低さが、感覚を麻痺させるからです。夏の終わり、9月の紫外線対策を思い出してみましょう。真夏と同じ対策をしている……ではありませんか?

この感覚が起こすズレに惑わされないように、紫外線対策も見直す必要があります。紫外線対策は1年中必要ですが、3月からは特に重要となってくるのです。

いかがでしたか?

“春は季節の変わり目”ということで、様々な注意が案内されています。サッポーの「肌が育つ」という視点で解説するとこのようなことになります。

皆様、良い春をお過ごし下さい。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 3月の気温は前月より3℃ほど高いだけ、乾燥対策は冬のまま
  • 3月は紫外線が強くなっていくスタートの季節、油断は禁物
黒板に注目!

編集後記

私は春が好きなので、3月になるとウキウキして気持ちも向上します。でも、スキンケアはもっとシビアに考えないといけないのですね。

予防や対策万全で、春の良き日々を過ごしましょう。


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