風呂上がりの汗、どうしたらよい?身体を冷まして、スキンケアを楽にする方法

風呂上がりに汗ばむ女性のイメージ

今回は、junyaさん(男性)の相談をもとに、入浴後の汗をテーマに講義にまとめました。

“junya”さんのご質問・相談

だいぶ暑くなってきたので、洗顔やお風呂上りに冷水を浴びるのですが、長時間浴びることや、冷た過ぎる水は、肌にあまりよくないのですか?

肌に良い、お風呂あがりに体温を下げる方法はありますか?

junyaさんはニキビ肌改善に取り組んでいるサッポーのご愛用者です。湯上がりの汗に閉口されているようです。

夏のお風呂は、湯上がりの爽快感がたまらなく好きだという方も居れば、junyaさんのように「この汗!何とかならない!?」と、もてあましている方も多いでしょう。

男性・女性に関係なく、汗は誰もが経験する夏の風物詩のようなものです。未熟化が進行した肌は汗をかきやすい…と重なりますが、これとは別次元の汗です。

男女共通のテーマとして、引用させて頂きました。

火照った顔や身体を、水で冷やすのは良くない?

お風呂上がりの顔や身体に冷水をかけることが、肌に良くないということはけっしてありません。むしろ、冷水の刺激が肌の毛細血管を刺激し、血行が良くなって肌の代謝活動が促進されます。肌や身体にとって好ましい刺激と言えるでしょう。

ちょっと話が本題からそれますが、サッポーが推奨しております「温冷マッサージ」を紹介しておきます。

温冷マッサージ

入浴していると次第に身体が温まってきます。38度から40度までの湯温で十分温まります。汗がぷるぷると出始めたら、もう頃合いです。

浴室の洗い場に洗面器を用意して、

  • 冷水で顔を洗う
  • 温水で顔を洗う
水をかけるだけのマッサージ

この作業を何度か繰り返すことを、「温冷マッサージ」と名付けて、お薦めしています。

洗うといってもバシャバシャと手で湯や水をかけるだけです。シャワーで行ってもOK、下手なマッサージを行って、肌を摩擦で傷めたり、表情筋を痛めて、しわやたるみを作ってしまったり…といった失敗のない、安全で有効なマッサージ法です。

肌の健康作りに効果的で、優しいマッサージ法としてお薦めしているのですが、身体全体に行っていただいてもいいのです。ボディの肌にも良い刺激となり、身体の健康法としても有効です。

温冷マッサージをする際の注意事項

冷水という言葉の響きでしょうか。本当に冷たい、ブルッとくるような冷水こそが良いのだと考える方がいるかもしれませんが、そうではありません。湯温との温度差が10度前後もあれば十分効果があります。

冬の寒くて震え上がるような時期の水道水は、とても水温が低くなっており、過敏な傾向にある肌は注意が必要です。少しお湯を加えて適当な水温にして行わないと、肌が過剰に反応して赤みを作りかねませんからね。

肌が安定していたら、冬の冷水だってそんなに注意する必要はありません。飛び上がるような冷たさでも、ちょっとした刺激にすぎないからです。毛細血管が過剰な反応をすることもありません。

お風呂上がりにかく汗を少なくする方法

さて、本題に戻ります。

junyaさんの質問は、汗をかく暑い夏に、入浴後の体温を下げる方法でした。

体温を下げる方法…その1

最も手っ取り早くて効果的な方法は、お水のシャワーを浴びることです。夏なら、水道水をそのまま使えるでしょう。冬でも汗をかいて困る方なら、水道水そのままでは冷たすぎるので、少しお湯を加えた生ぬるい冷水にしておくと無難でしょう。

冷たすぎない心地よい程度の水温で、火照った身体は十分に冷めていきます。またシャワーは、全開でない方が良いでしょう。ゆっくりと時間をかけて冷ましていくことがコツです。

参考知識

温まった身体の熱量は相当なもので、冷ますには時間がかかることを知って下さい。

大量の冷水を浴びると早く冷めたように感じますが、冷めたのは皮膚温だけ、毛細血管を収縮させて、体熱を逃がさないように皮膚は防御態勢をとります。表面だけ冷めた状態になっているのです。

すっかり冷めた気になって衣類を身につけると、身体内部はまだ38度、39度の体温を温存しており、全身を巡る熱い血液が汗をかくように促します。毛細血管を拡張させ、汗を出し、体熱を放散することに躍起になるというわけです。

しかし、だからといって、入浴後の汗が出ないほどに長く冷水シャワーを浴びるのは、これは冷やしすぎというもの。入浴して温まるという、せっかくの健康法を台無しにします。季節や環境に応じ、ほどよい加減というのを掴んでいくことにしましょう。

体温を下げる方法…その2

体全体を冷ますのが効果的

入浴後は、適当に涼めるところで、ゆっくりと体温を下げていくのがベストな方法です。

効果的に体温を下げる方法として、許されるならば、風通しの良いところで裸体でいるのが一番の方法です。

でも、そんな行儀の悪いことはできないという人も多いでしょう。
出来るだけ薄着で、全身に微風が吹き抜けるような衣類をまとうのが基本ですね。

もちろん、扇風機やエアコンの力を借りていいのですよ。しかし、この場合も、強い送風で一気に冷やそうとはせず、かすかに微風を感じる程度でゆっくりと冷ますのが、後々汗が出にくくて良いのです。

顔の汗を少なくするには、身体を冷ますことが基本

洗顔後や入浴後、あるいは朝にシャワーを浴びたあとに、手入れを開始します。

ところが汗が出てくると、せっかくのケアが汗で流れてしまうことも。その後化粧をする場合など、化粧が汗で崩れやすくなります。女性なら、たくさん経験されていることでしょう。

だからだと思いますが、必死になって顔だけに風を送って冷やしている方を多く見かけます。でも、これは下手な方法なんですね。

顔だけ冷やして何とかケアを上手く完了させようとしたり、化粧が崩れないように汗を防ごうとしても、しばらくすると顔から汗が噴き出てきます。これは、身体が冷めていない限り、全身を巡っている血液も冷めないからです。あとから汗が出てくるのは当然なのですね。

上の様な対応をしながら、「どうしようもない汗かき、特に顔の汗がひどい……」と嘆く方も多くいます。

このような時は、まず、身体全体を冷ますことが大切です。前段のように、服を脱いで身体に風を当てるのが最も効果的ですが、そうはいかない場合も多いでしょう。衣類越しに出来るだけ風を通しましょう。風通しのよい衣類を心がけることも大切です。

また、化粧もする場合、しっかり体温が落ち着いてから化粧を始めるのが基本です。

化粧の前はとにかく忙しく、焦っていることが多いものです。このような時は、少しだけ、早起きしてみましょう。

詳しくは、下記の美肌塾も参考になりますよ。

参考:
「化粧のりと化粧崩れが改善!10分早起きでできる夏の汗対策」

体温が落ち着き、顔の肌も落ち着いた上で、化粧をすると、良く肌にフィットし安定するのです。汗がでた時も、化粧の上を汗が転がるようになります。化粧が汗をはじくからですね。

男性にはあまり関係のない話も入りましたが、考え方の参考にして下されば幸いです。

junyaさんにおかれては、試行錯誤して頂き、ご自分の身体や生活環境にあったノウハウを掴んでいただければと思います。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 風呂上がりの体温を下げるには、全身に冷水シャワーや微風を浴びること
  • 顔の汗が引くためには、身体の熱を冷ます、これが上手な夏のスキンケア
黒板に注目!

「サッポー美肌塾」第273号 / 2006年7月5日 発行


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