化粧直しに定番はない…自由に組み立てる

 
 
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サッポー先生

こんにちは、サッポーです。

いよいよ8月がやってきました。(※配信当時)
梅雨が明けたと言っても、日本の夏は蒸すので、お化粧している女性には、 ちょっぴり嫌~な季節の顔を見せます。
でも“肌が育つ夏”なのですよ。

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『サッポー美肌塾』の読者であり、サッポーの肌が育つスキンケアモニターご体験者でもある“ひろみ”さんからのお便りを引用させて頂きました。
“ひろみ”さんありがとうございました。

「真夏の紫外線の下、汗や突然の雨で化粧が崩れてしまった時、どうしたらよいの?」‥‥というご相談でした。

化粧する女性にとって、化粧直しは古くて新しい、永遠のテーマなのかもしれません。

 
 

化粧直し:押さえておく原則は何?……「肌が育つケア」の観点から

 
 
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見映えよく化粧直しをするという観点と、「肌が育つケア」をベースにした化粧直しの観点があります。
この二つの観点を共に満足させようとすると、判断が出来なくなってきます。
矛盾するケアがたくさんあるからです。

見映えよく化粧直しをするという観点からの考察は、あまりに様々あるので、読者の皆さんに研究して頂くことにします。
でも一つだけ確かな事実を言っておきますね。
「よく育った肌の化粧直しは、簡単で、しかも見映えよく仕上がる」と言う事実を知っておきましょう。
美肌塾の読者なら、既に実感されている方も多いと存じます。

ということで、ここでは、肌が育つケアの観点から、化粧直しの大切なポイントを、押さえておくことにしましょう。

▼ 肌が育つケアの観点から見た化粧直しのポイント

≪四つの大切なポイント=判断基準≫

*1.紫外線対策に欠陥が生じたら、何とかベースメイクから手直しするのが化粧直しの王道です

肌が育つケアから見た化粧崩れの怖さは、紫外線防止能が低下することです。
普段はあれほど紫外線対策は大切などと考えている癖に、化粧崩れした状態で、案外平気で紫外線に肌をさらしている場合があります。
平気ではなくて、何かに夢中で気づかない時だって多いでしょうね。
とにかくこの点は大きなキーポイントになります。

*2.化粧崩れを少なくする耐水性のあるケア製品、ベースメイク製品は日常使用はすべきではありません

耐水性のある製品は、特に汗の多い季節には重宝します。
多少のことなら、化粧直しなどほとんど必要としない便利さがあります。
化粧崩れがそんなに気にならないのですから、汗をかいても、そこそこよい見映えを維持できたら、気分だっていいですね。
でも、汗をかいているにもかかわらず、これら肌の耐水性を維持する化粧品の使用は、角質層を含めた表皮層に水分不足を起こします。
肌の水分は蒸散させますが、角質層には水分を吸収させないからです。
これでは肌が育つケアにブレーキがかかります。
日常的に使用するのは避けるべき製品です。

ところがです。
耐水性のある製品には肌が育つケアにとって良い面もあるのです。
化粧直しなど出来ない状況が予想される時です。
スポーツや戸外でのレジャーを楽しむ時などがそうですが、とにかく戸外で紫外線を長時間浴び、化粧直しが出来ない状況は、他にいくらでも考えられそうです。
この様な時、「肌が育つブレーキになるから」と耐水性のある製品を使用しないのは、間違いです。
なぜなら、化粧が崩れて、紫外線ダメージを受けてしまう方が、はるかに大きな肌が育つブレーキになるからです。
ブレーキと言うより、後退です。
この様なバランスがあることを押さえておきましょう。

*3.紫外線防止に紫外線吸収剤を使用した製品は一切使用しない……というのは、こだわり過ぎて、より大きな弊害を招くことがあります

耐水性を持たせたUV対策製品はたいてい紫外線吸収剤が使用されています。
紫外線吸収剤を使用した製品を使用し続けて、シミを作る方は確かに多いですが、肌が炎症を起こしていることに気づかず、毎日のように使用し続けることがそもそもの原因です。
化粧崩れして紫外線ダメージをまともに受けることの方がはるかに容易に、より目立つ炎症を起こさせます。
前段*2.と同じように、いずれが大切かのバランス感覚を問われるところです。

*4.スキンケア製品による下地作りも、ベースメイク製品を使用するその後のケアも、極論すると、ケアの製品の全てにおいて、つける順序は問わない。何とか肌になじみ、肌に乗ってさえいたら、肌が育つケアとしての環境はほぼ備わっている

つける順序はどうでもよい……など、随分過激な表現になっていますが、これらのことは事実です。
この様に判断すると、化粧直しの対処方法がずっと気楽になりますね。
自由性がうんと増します。
但し、化粧の見映えは保証出来ませんからね。

ご覧になって、中には「えっ!?」と思われるものがありましたでしょう。
でもこの通りなのです。
まず、肌が育つ状態だけは見失わないことが大切です。
肌が育つ状態を確保し、その範囲で見映えのよい化粧直しを考えていきましょう。
でもこれは自分で試行錯誤して研究するのですよ。

肌状態により、またケースバイケースで様々な違いが出て来ることですから、一律ワンパターンの方法をお伝えしても、余り意味がないのです。
むしろ弊害の方が多いかもしれません。
ケースに合わない場合がたくさん予想されるので、返って間違った方法をお伝えすることになります。

逆に、まず化粧直しの見映えだけを確保して、その中で出来るだけ肌が育つケアを可能にしようと考えると、一挙に失敗例が続出します。たまにそういった日があっても、ある程度は肌の力が許してくれますが、それが習慣になってしまったら、どんどん肌の育ちが悪くなっていきます。肌の許容能力も低下していきます。

 
 
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いかがですか?
今までの化粧直し、見直してみようと思われましたか?

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化粧直しの方法に少しでも自信が芽生えてきたら幸いです。
だって肌が育つケアを邪魔することがなければ、化粧直しなんて、ホントは自由自在に考えてよいことなんですからね。

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それでは、“ひろみ”さんの場合を例に、一つの対処パターンを追いかけて、組み立てを練習してみましょう。

 
 

外出先:汗や雨で化粧が崩れ、日焼け止めも流れてしまった……

 
 
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■ “ひろみ”さんのご質問

>  担当者様 はじめまして。
>  サッポー化粧品に切り替えようか迷っているモノですが、質問させ
>  て頂けるのでしょうか?もしよければご回答願います。
>  
>  夏真っ盛りで、日焼け止めをよく使用しますが、顔にも塗ることがあ
>  りますよね?その上からファンデーションを塗ります。それから、
>  色々メイクをしますが、1日中外出しているときに、汗や雨で化粧が
>  崩れ、日焼け止めも流れたと思われる際、日焼け止めを塗り直す
>  ことが出来ないので、困ってます。
>  
>  どうしたらいいですか?


夏の化粧崩れは、雨に降られなくたって、どうしようもない時があります。
流れるような汗、噴き出すような汗に襲われたら、もうぐしゃぐしゃです。
こうなったら、せっかくの紫外線対策もほとんど効果なしになっています。

でも、化粧崩れは夏でなくても、季節を問わず起きる問題です。
汗や皮脂で崩れる場合もあれば、乾燥して崩れる場合もありますから、崩れ方もいろいろです。

この様な時、いろいろな化粧直しのノウハウがあるのでしょうね。
でも、ふと思われることがおありではないでしょうか。
本当にこれでいいのかしら?何か大切なことが抜けているのでは?……と悩んでみたり、化粧崩れの少ないベースメイクやケアを追い求めたりしていませんか?

そうなんです。意外とこの様なことをきっかけに、『肌が育つケア』からどんどん遠ざかり、せっかくの本来の美肌を見失っている方が多いのです。

とにかく夏の化粧崩れは、よくある、しかし、やっかいな場面です。

外出時だと、この問題への対処に、完璧な方法はなかなか難しいものです。
ゆったりと洗顔できる場が許されるなら別ですが、そんなことはまずないですからね。

でも、次のような二つの視点から考えると、妥協点が見えてきます。

1.紫外線対策はそこそこでよいが、化粧直しはそれなりに仕上げたい

このような視点なら、ファンデーションの持つ紫外線防止能で、カバーできることです。

紫外線吸収剤で紫外線からの保護力を強化しているファンデーションなら、そもそも日焼け止め下地そのものが必要ないと思われます。
しかし、日常使用するファンデーションにその様なタイプは使用しないのが肌が育つケアです。

炎天下で長時間過ごさなければならない場合はともかく、適当に紫外線と付き合う程度であれば、通常使用するファンデーションにも、その程度の紫外線なら(真夏とはいえ)十分対応できる機能が備わっています。

パウダリーファンデーションのタイプ(構造)別に紫外線防止能を比較すると以下のようになります。

  • プレス固形タイプ……紫外線防止能は高い
  • クリームタイプ……・・紫外線防止能は中程度
  • 乳液タイプ…………・・紫外線防止能はやや低い

日常の紫外線対策としては、上のいずれでも大丈夫といえます。
ファンデーションの構造により、パウダー密度の差から紫外線防止能に若干の差があるだけと考えてください。

従って、ファンデーションをつけ直す、あるいは追加するというメンテナンス(化粧直し)で、そこそこの状態を作ることが可能になります。

2.紫外線対策はしっかりしたい、しかし化粧直し効果は考慮しなくてよい

通常の紫外線対策ではなく、長時間紫外線を浴びることが予想される場合ですね。
でもこの際は、見た目は気にしない場面ということにします。

この様な場合は、そのまま日焼け止め下地を上からつけると良いのです。
日焼け止め下地の紫外線防止能で不足がある場合は、さらにファンデーションを追加します。

化粧の仕上がりは保証できませんが、UV防止効果はこれらの製品の場合、つけさえすれば発揮されるようになっています。
肌につける順序が逆になろうと、混ざってしまっても関係ありません。
まんべんなくついていたら防止効果はあると言うわけです。

いかがですか。妥協点は見えてきたでしょうか。
やはり化粧映えも要求されますか?……この場合は、仕方ありません。
もう一つの視点が必要です。

▼ 紫外線対策もしっかり、化粧直しとしてもしっかり行いたい

これはもう、化粧落としから始めるより仕方ありません。
でも「湯水を使用した洗顔は出来ない」という条件下としましょう。

この場合、サッポーのクレンジングクリームのような、洗浄能力のない化粧浮かせクリームを利用します。
これでマッサージを行い、化粧を浮かせ、拭き取る必要があります。優しくティッシュ等でぬぐい取り、出来ればさらに化粧水をつけて、軽くマッサージし、もう一度ぬぐい取ります。
この時の化粧水は拭き取り化粧水が便利ですが、サッポーは普段使用している化粧水の方を推薦します。
肌が育つ状態を維持しやすいからです。

この時、けっしてきれいさっぱりぬぐい取ろうとしないでください。
摩擦で肌を傷めますから……。
クリームが残っていてもよいとお考え下さい。
サッポーのタイプなら、純なクリームです。
肌に残って何も問題はありません。

この後はいつもの通り、化粧水から始めて下地作りを開始する……というわけです。

これなら、ほぼ完璧ですね。

でも人前では出来ませんね。
それにいつもの化粧グッズをコンパクトにまとめ、一式持ち歩くことが必要です。

 
 
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以上、一例を紹介しましたが、これは「あるケースの一例」に過ぎません。
基本的な考え方は、前段の ≪四つの大切なポイント=判断基準≫を参考に、自分で組み立てましょう。
そして、より見映えのよい方法を試行錯誤されて、自分だけのノウハウに育ててください。

 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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