肌が育つケアを自分で組み立てる

 
 
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サッポー先生

こんにちは、サッポーです。

先週から今週にかけて、早く始まった今秋(※配信当時)の乾燥の余波で、肌の悩みについて、た~くさんの相談を頂きました。
「肌が育つケア」の普及を痛感する次第なのですが、これがなかなかどうして、上手くお伝えするのは難しい。

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短兵急に案内すると、上手く伝わった場合は簡潔で良いのですが、どこかに誤解や欠けた知識があると、「肌が育つケア」として伝わっていないことがあります。

このようなリスクは犯せないので、必要のなさそうな知識も蛇足として付け加える‥‥すると難解になってしまう‥‥このようなジレンマに陥るのは、カウンセラーの宿命なのかもしれません。

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でも、嬉しいお便りがポツポツと混じっています。
こんな時は、とても勇気づけられます。
今回はそんなお便りを一つご紹介します。
読者の皆様もきっと参考になり、勇気が湧いてくると思いますよ。

 
 

「肌が育つ壁」に出会ったとき……どう対処するか

 
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サッポーの「肌が育つケア」をお始めになって、どんどん変化していく肌を実感すると、嬉しいものです。
でもたいていの場合、そういつまでも変化し続けるわけではありません。
いつか良い変化が止まります。

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肌の育ち度レベルがある水準で、停滞するのです。
今日ご紹介する“cica”さんの表現を意訳すると「肌が育つ壁」ですね。

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“cica”さんとサッポーの出会いは、二年前の五月ですから、そろそろ二年と半年になります。

≪当時の“cica”さん:肌プロフィール≫

  • 子供時代からニキビに悩まされた
  • 肌理が粗く、毛穴が目立ち、乾燥が気になる
  • 鼻の毛穴には黒ずみが……
  • 夏みかんとは言わないが、みかんの皮のような肌理の部分が……
  • 大人のニキビ、皮脂詰まりと縁が切れない
  • ハリがなく皮膚が硬くなってきている
  • 化粧崩れしやすく、化粧のりが良くない
  • 冬には肌がこわばり、ちりめんジワに泣く
  • くすみを無くし、透明な肌を目指したい
このような肌歴でした。
その時まで、10年以上、ひたすら「角質を除去しましょう」のアドバイスの下、ケアをされてきたとのことでした。
でも“cica”さんは元々肌の健康に恵まれていたのでしょう。
サッポーとの出会い時は、角質層の未熟度が徐々に進行し、ようやく過敏さが深刻になり始めた段階でした。
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そして、サッポーの「肌が育つケア」が始まりました。
未熟化が進行した肌からのスタート、マイナスからのスタートです。

  • 最初に訪れる、肌が育つケア特有の過渡期の現象
  • 過渡期を過ぎ、順調に変化する時期を経た後の停滞期
  • 停滞期を乗り越えた後に、再度訪れる停滞期

何度も何度も、壁に突き当たりながら、全て乗り越えておられます。
もちろん幾度かサッポーの相談室も上手に利用されてきました。
でも相談室からのアドバイスには限界があります。
素晴らしいのは、アドバイスを参考にしながらも、ご自分でポイントを発見されてきたことです。

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今回のお便りは相談もついていたのですが、ご報告頂いた部分のみ紹介します。
読者の方にもその取組スタイルがきっと大きな参考になると思います。

 
 

■ “cica”さんから、嬉しいお便りと解説

>  いつもお世話になっています。“cica”と申します。
>  すっかり秋らしくなりましたが、お蔭様で季節の変化による
>  肌トラブルには(今の所は)見舞われていません。

 
 
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素晴らしいですね。
随分肌が安定してきたご様子です。
バリアー層を構成する角質一つひとつが育っているに違いありません。

 
 

>  春からアドバイスに従って朝のW洗顔も続けています。
>  これを始めて2ヶ月ほど経った頃に再び壁に突き当たり、肌育が
>  止まったかに思えましたが、自分なりに何とかクリアしたように
>  思えます。

 
 
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朝の洗顔前に、サッポーのクレンジングクリームによるマッサージを取りいれられたご様子です。
ところがその成果が感じられなくなったとのことです。
壁ですね。
でも自分なりにクリアされたとあります。
どのようにされたのでしょう。

 
 

>  それはクリームでの洗顔をもう一回増やしたこと。
>  帰宅時にクリームで化粧を落とし、入浴時にもクリームを使い始め
>  たんです、、、そしたら嬉しい変化が。

 
 
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サッポーのクレンジングクリームは洗浄剤を配していないので、一日に何度使用しても弊害はありません。
それで「もう一押しのケア」というフレーズで、朝の洗顔前の使用をお勧めしていたものでした。
酸化した皮脂・油脂の弊害は未熟化した肌ほど現れやすく、しかも気づきにくいブレーキだけに、もう二押しぐらいが望ましかった……といったところだったのでしょうか。

 
 

>  帰宅時の洗顔はクリームのみで勿論石鹸は使いませんが、
>  タオルでふき取った後は化粧水とクリームでちゃんと保護したほう
>  がより良いみたいですね。
>  夏の間ずっとこれを続けていたら鼻の頭の黒い点々はすっかり
>  なくなってしまい、たぶん押しても何も出ない状態だと思います。

 
 
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はい、“cica”さんはもう一つ工夫をされていましたね。

帰宅直後にクリームで化粧を落とした後、入浴時までのケアは、例えば夏などはそんなに乾燥するわけではないので、肌に残ったクリームだけでも、ある程度保護されているので差し障りないことが多く、何かつけるとすれば、保護ケアとして乳液でも付けておけば、まず大丈夫……といったアドバイスをいつも差し上げています。

でも実際は肌状態や環境により、状況は様々です。
保湿し肌を整えるケアと、保護するケアをきっちりなさるように変更されたようです。
壁にあたり停滞していた肌は、もう一つの「もう一押しのケア」を望んでいたというわけです。

 
 

>  夏場に比べ湿度はだいぶ低くなったものの、カサつきもつっぱりも
>  くすみも今の所は全く感じず、化粧乗りも良いです。
>  ただ以前のお返事にありましたように私の肌は細胞レベルで
>  痛んでしまった箇所があるようなので、5年かけて再生を期待し
>  たいです。


 
 
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これは、紫外線対策にあまりポイントを置かなかった、以前のアドバイスに従っていたため、痩せてしまっていた真皮層構造の表れが、表皮に現れていることの改善を言われているのですね。

角質層を含めた表皮細胞は毎月全ての細胞が入れ替わりながら、肌を育てていくことが可能になっています。しかし、真皮層に作られている弾力繊維層は短いものでも2~3年、長いものは4~5年かけて作り替えられています。

“cica”さんなら、5年を待たずに期待は実現できそうですよ。

 
 
 
 
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いかがでしたか?
ちょっとした工夫、ちょっとした隙間を埋めることで、肌が育つブレーキが解除されるのですね。

しかし、ブレーキになっているダメージやケアの不足に気づくのは、私達カウンセラーにも難しいものです。
でもその肌の持ち主である貴方なら、肌が育つ原理をある程度マスターすると、ご自分の肌に対しては私達より優秀なカウンセラーになれます。

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“cica”さんの取組の素晴らしいところは、壁に突き当たってしまったときも、肌が育つケアから一歩もぶれなかったことです。
するといつかブレーキになっていたことが見つかるのですね。

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肌が育つプログラムは、一生変わりません。
細胞一つひとつの遺伝子情報は壊れていないのです。
バリアー層を含めた肌が育つ環境が変化しているだけです。
表皮細胞の育つ時間が何かにより奪われているだけなのです。

真皮層の育ちは、表皮層によりコントロールされるところが、もっとも大きな比重を占めています。
従って、肌が育つケアがいつも原点なのですね。

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“cica”さん、この度はとても勇気づけられるお便りをありがとうございました。
読者の皆様にも大いに参考なるものでした。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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