肌の乾燥を意識してますか? —肌の悩みと「肌が育つケア」

 
 
S》》
サッポー先生

サッポーです。

肌の乾燥……。古くて新しいテーマです。

S》》

何しろ、肌を老化させる三大ダメージの一つであることに違いありませんからね。
紫外線、乾燥、酸化……でしょう。
でも私達は、肌の乾燥について、あまり意識しなくなっているのではないでしょうか?

S》》

昔も今も、乾燥が肌に大きな悪影響を与えるダメージである点は確かです。
いいえ、このような言い方をすると、誤解を与えそうです。
現在の方が昔より、乾燥について注意が必要になっています。
この表現が正解ですね。

S》》

え?なぜか、ですって?

それは今回、お話ししますが、現在は「乾燥していても、気づきにくくなっている」からです。

S》》

肌の乾燥について、もっとしっかり意識できるようになると、あなたの肌の育ち度レベルが、もう一段レベルアップすることは間違いありません。
この一段は大きいですよ。

S》》

「肌の悩みと『肌が育つケア』」をテーマに、いつもと違った大きな観点で、美肌作りを見直しています。
今回は第2弾、「肌の乾燥と『肌が育つケア』」です。

 
 

あなたはどの程度、肌の乾燥を捉え、乾燥を意識してケアをしているか?

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
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じつは、サッポーが様々な肌の悩みについて、ご相談頂いている経験から、類推しますと、肌が乾燥し始める時に、気づいていない人が多いのです。
それも、ほとんどの方が気づいていないのです。

前回の美肌塾は、「肌の硬さと『肌が育つケア』」でしたが、硬さとは、乾燥の結果と言うことでしたね。
肌の硬さを意識したことって……ありましたか?
余りなかったでしょう?
硬さとは乾燥だったのですね。
乾燥の始まりです。

「でも、硬さをどのようにして意識しろというの?」

カサカサ~ザラザラした感触・見映えを発見すると、誰だって「あー、乾燥してる!」と判りますが、それはもう硬さという感覚ではなく、カサカサ~ザラザラですものね。

肌の硬さといっても、肌表面の硬さなのですね。
真皮層の弾力性や、皮下脂肪の付き具合まで考慮に入れた硬さではありません。
厚み0.02mm程度しかない薄~い10層から15層の角質層の硬さです。
もっといえば、目に見えない小さな小さな薄い薄い角質細胞一つひとつの硬さなのです。

「この角質細胞一つひとつの硬さを感じなさい」なんて、とても意識できるようなものではなさそうですね。
でもこの変化が、判る・判らないでは美肌作りに大きな差がついてしまいます。
カサカサ~ザラザラでやっと気がつくのでは、もう遅いのです。

カサカサ~ザラザラが判る状態というのは、乾燥の悪影響がかなり進行した状態です。
つまり、既に未熟な育ちの悪い角質で肌が構成されているのです。

今最表層にある角質の育ちが悪くカサカサ~ザラザラしていると言うことは、その時より10日も2週間も前に表皮細胞が角化していたわけですから、少なく見積もっても2週間は手遅れなのです。
さらに言うなら、もし10日も2週間も前からカサカサ~ザラザラが始まっていたら、もう生きた表皮細胞層も、角質の細胞層も、上から下まで一つひとつの細胞の未熟化が進行した状態です。

 
 
S》》

いかがですか?
あなたの乾燥の捉え方、大丈夫でしたか?
えっ!ずーっと手遅れだった?

「だって、肌が硬くなった段階で気づけと言っても、そんな硬さなんて判らないのだから!」

「カサカサ~ザラザラは肌の硬さの表れ……だったら判りやすいのに。」

はい、でも、それでは遅いのですね。

 
 

肌の乾燥に早く気づく方法

 
 
サッポーの
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「うん?何となく肌に硬さを感じる……」

「うん?今日はつっぱり感が何時もより……」

「うん?化粧水のなじみが何となく悪いような……」

このように感じた時が、肌の未熟化が始まるか否かの分岐点です。

前回の美肌塾で肌の硬さが進行し始めた合図・兆候・変化を、上のように、お伝えしましたが、これでは判りませんか?
これこそ、乾燥が進行し始めた合図なのですよ。
この時気づかなければ、たぶんカサカサするまで気づかないのでしょうね。
肌の乾燥は一歩一歩深みにはまっていくことになります。

ストッキングの伝線を職場で教えて貰うって、たまにあるでしょう。
たいてい後ろ側なのですね。後ろ側の伝線はよく引っかける手入れの悪い爪の所為ではなく、かかとの角質の硬さが原因になってることが多いのです。
朝、大慌てで身支度しているのですから、気づかないのでしょうね。

「私のかかとはいつも柔らくて、伝線など起こさない!」

これは失礼しました。
顔の肌のお話ですものね。
でもね、硬くなったかかとを柔らかいかかとに変えていくのも時間がかかるけど、顔の肌だって一緒です。
すっかり硬くなってしまってからでは、元に復活させるのはとても時間がかかるのですから……。
だから、どうしても早く気づいて欲しいのです。

硬さに早く気づく秘訣は、肌を思う良い習慣作りです。
毎朝、毎夜、洗顔後のひととき、手入れをする時のひととき、この時、しっかり肌と対話していますか?
つっぱり感の変化、化粧水のなじみやすさの変化……きっと判るようになってきます。

けっして、“つっぱらない洗顔料”探し、“なじみやすい(浸透しやすい)化粧水”探し……なんて方向に彷徨わないようにしましょう。
何の解決にもなりません。
肌の小さな変化、小さな囁きに気づいてあげることです。

「私にも肌の声が聞こえるようになるのかしら?」

最初は聞こえなくても、まず続けるのです。
肌に語りかけて下さい。
それが習慣として躾られた頃、あなたにも肌の声が聞こえるようになっています。

そうそう、もう一つ、肌の乾燥に気づく方法をお伝えします。
肌が硬くなり始めたことに気づく方法です。

「うん?今日は化粧の乗りがいつもより悪いような気がする……」

そうです。
肌が硬いと化粧乗りが悪くなるのです。
でもすっかり悪くなってからでは遅いのですよ。
「……気がする……」の段階で気づいて下さいね。
クリームタイプやリクィッドタイプのファンデーションよりも、プレスした固形のファンデーションの方がこの違いはわかりやすいでしょうね。

「固形のファンデーションでは乗りが悪くて、随分前から使ってないのだけど……(-_-;)」

おや、まぁー、そうでしたか。
だとしたら、既に肌の硬さは随分前から進行していたのですね。
まぁー、とにかく肌が育つケアに、しっかり取り組むことです。
ちょっと出遅れているだけです。

 
 

肌の乾燥を防ぐ方法

 
 
サッポーの
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前回の美肌塾では、乾燥の原因となる空気や風についての注意を力説していましたが、「ケアはどうするの?」という質問を読者から戴いてしまいました。

気が利いて間が抜けているとはこのようなサッポーを言うのでしょうね。
「サッポーの肌が育つケア」がこの答えだったのです。
でも、これではやはり、少し乱暴でしたね。

「正しい洗顔法」と「正しい洗顔料の選択」、化粧落としも含めての話ですよ。
そして保湿して肌を整える「整肌」ケア、これも選択を誤ってはいけません。
間違っても“古い角質を取り除く”なんて製品を選んではいけませんよ。

そして乾燥から肌を守る「保護」のケア、油性化粧品の選択ですね。
さらにプラスして、紫外線からの「保護」のケアが必要に応じ求められる、というわけです。

このようなベーシックなケアを支える正しい知識が備わって、初めて肌が順調に育ち度レベルを上げ始めるというわけです。
これがサッポーの肌が育つケアです。
……でもこれでは、具体的なケアが見えてきませんね。
やはりここは、サッポー美肌塾の過去の授業(バックナンバー)を、何頁か選び読み進めていただくより仕方なさそうです。

しかし、これだけはお伝えしておきます。
肌の乾燥を防ぐポイントは、油性化粧品による「保護」のケアにあります。
乳液ですね。
あるいはもっと保護力の高いクリームです。
油性度の高いクリームです。
強いダメージが予想される時は、この二つを併用します。

「あらっ?しっかり保湿したら保護もされているのでは?」

そうなんです。困ったことに、このような勘違いをされている方はとても多くいらっしゃいます。
でもそれは大きな誤解です。
いくら肌がしっとりとして、化粧のりよく仕上がったとしても、保護ケアとしては、とても脆弱なのです。

保湿して肌を整えるケアと、乾燥から肌を保護するケアは明確に分けて対処することが必要です。
保湿ケアだけだと、肌表面のうるおいが長く続いていたとしても、肌そのものからは水分がどんどん蒸散し、角質を含めた表皮層の水分は着実に減少していきます。
つまり乾燥が進行していくのです。

脂性肌、オイリー肌を気にされる方ほど、油性化粧品の使用がより大切な状態になっているようです。
つまり肌の育ちが乾燥の進行で悪くなり、皮脂を活発化させているのです。
バリアー能の低下を補おうと必死なのです。

保湿力は「整肌」ケアにおいてとても大切な要素ですが、有能な保湿成分の進化が、乾燥からの「保護力」もあるという誤解を作ってしまったようです。
脂性に過ぎるとお悩みの方、もしこのような誤解がありましたら、一日も早く修正して下さいね。
必死になって皮脂を分泌し、頑張っている肌が可愛そうですから。

 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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