敏感な肌…様々な敏感!? ―肌の悩みと「肌が育つケア」

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

様々な肌の悩み ⇒「肌が育つケア」……戦略・戦術となる視点
今回は第8講目、「敏感な肌…様々な敏感!?」となります。

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前回は、ニキビは必ずよくなると言うお話でした。
肌が育つケアを続けると、ニキビの出来ない肌に、必ず変わっていくということについて、確かな自信を持って頂くのが大きな狙いでした。

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なぜかというと、ニキビができるようになった肌というのは、少なくともある程度の肌細胞の未熟化が進行した状態で均衡していますので、サッポーが勧める「肌が育つケア」を始めると、必ずと言って良いほどにニキビや角栓が増えたり、目立ってきたり、あるいはまた肌を触った感触が硬くなったり、ガサガサした感じが出てきます。
見映えだって悪くなります。一時期なのですが……。
そして、こんな状態を迎えると、10人中9人は間違いなく、肌が育つケアの継続も挫けそうになり、自信を失うからです。

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この時、サッポーは言います。

「肌が元気なら、肌が悲鳴をあげてなければ、それは良い傾向ですよ。」

「好転反応でも、毒素が出てる?のでもありません。当然の経過です。」

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肌が示す悲しくなるようなこの状況を、良い経過だと理解できた人だけが、ニキビ・皮脂詰まりと縁を切ることが出来るというのです。
サッポー美肌塾のカウンセラーから見れば、よく見慣れた当たり前の経過なのですが、はじめて体験する一人ひとりにとっては、とても良い現象のようには思えないのも無理はありません。
そんな自信は逆立ちしても生まれてこないような状況です。

でも、事実なんですね。
一度未熟化が進行してしまった肌は、肌の育ち度が高まる時、大なり小なり、必ずこの過程を辿ります。
未熟で硬くなりやすい肌が、育ち度を高めていく過程で必ず出会う、乗り越えなければならない障害のようなものです。

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このように納得ができると、好ましく見えない中にも、肌の育ち度が良くなっている様子に気づくことができるようになります。
こうなると、日々のケアに自信が出てきます。
自分の肌を信頼してみようという気持ちにもなれます。

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ところが今日のテーマは、「敏感な肌……様々な敏感!?」。
どう関係しているのかですって?
それが関係大ありなので、前回のおさらいのようなことを延々と綴ってしまいました。

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様々な敏感肌があるのですが、ここで押さえたいのは“炎症の起こりがちな肌に見られる敏感さ”です。
炎症というと、敏感肌の方には「私には関係ない」と思われる方も多いと想像しますが、よく見ると気づいていない炎症反応も多いのですよ。
でも今日はとにかく、目立つ炎症を伴う敏感肌をテーマにします。

 
 

敏感肌……様々な炎症に伴う様々な反応

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

ニキビには「炎症を伴う」ものがあります。
炎症を起こした部分は、赤くなり、その周辺の皮膚までとても過敏になっている……ありがちな現象です。
このやっかいな炎症にポイントを置いて、敏感さと肌が育つケアの関係を見ていくことにします。

前段で説明したニキビ肌改善過程において、肌が示す好ましくない現象は

  1. 見映えが悪くなる
  2. 肌の触感が悪くなる

といったものでした。
これらは理由がわかり、肌の育ちを待てば、肌が健康にそして美しくなると納得ができたら……不安ながらも育つのを待つ決心をすることができます。

ところが、例えば赤みが出るような炎症を伴うと、見映えや触感の悪さだけでは済みません。

「アルカリ性の石けんで洗うとヒリヒリ・ピリピリする。」

「場合によっては痛みさえ伴う時がある。」

「これは肌がとても過敏になっているに違いない。」

「ニキビも増えてきたし、炎症も拡大・拡散したきたように思う。」

「これはもう大変なことになりそう!」

……

「こんなケアをしていて、良くなるはずがない。」

サッポーが「肌が元気なら、肌が悲鳴をあげてなければ、それは良い傾向ですよ。」と、いくら勇気づけてくれても、事実、肌が悲鳴をあげているのですから、元気なはずがない。
こんなケアを続けるのは危険、大変なことになってしまったらどうしよう!
……という結論になるのは当然です。

しかも肌に起きる炎症は、ニキビのように皮脂が貯まり、アクネ菌の増殖に反応しているものだけではありません。
アトピーやアレルギー肌に起きる赤みの反応も、炎症反応です。
何が原因かよく判らないが、良く肌に湿疹ができる。これも炎症反応。
脂漏性皮膚炎のように、鼻の脇や、眉間、額や頬の一部分などによくできる大小の赤みも炎症反応です。

それだけではありません。
ヒリヒリ・ピリピリを感じる、痒みを感じる、赤みが出るがしばらくすると消えていく。
このような普段は無視している些細な反応も、炎症反応が関係している可能性大なのです。

様々な炎症があり、さてさてどうするか?
この時の判断で、肌の運命が左右されていきます。

 
 

的はずれな炎症対策、的はずれな敏感肌対策

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

敏感肌で、時々肌に炎症を起こす方が、サッポーの「肌が育つケア」に取り組んだ時、次のような光景によく出会います。

サッポーの「肌が育つケア」を始めて、「さー、いよいよ肌が育つ変化が始まった、これからが本番だな。」などと期待して見ていたら、目立つ炎症反応が一部で発生すると、「あれー、これは大変。」と言って、せっかく肌が育っている良い変化が一方にあったにもかかわらず、ケア全体が間違っていたのだと思い込み、途中まで登った階段を降りてしまう光景です。
180度の方向転換をしてしまうのです。
もったいない話です。

炎症が伴う肌の敏感さは、同じ階段を登り続ける勇気と自信を、一気に崩壊させる大きな影響を私達に与えます。
美肌を目指す別の階段探しを始めるのです。
無理もない話だと思います。
化粧品が私の肌と相性が悪いのだと考えるのが、一番手っ取り早く理解しやすいですもの。

でもね、サッポーは思うのです。

炎症反応に対しては、「肌が育つケア」と同時並行して考える必要があることを理解して頂けたらなーと、いつも思います。
炎症の発生と、「肌が育つケア」は別々のものだと考えるべきなのです。
もちろん炎症の発生によって「肌が育つケア」も制限を受けます。
「肌が育つケア」と言えども、炎症を無視して続けるのはよくありません。

サッポー美肌塾のスキンケア相談室カウンセラー達も、そのことを一生懸命伝えようとするのですが、炎症反応が迫る迫力には勝てません。
多くの方がくるりと向きを変え、肌が育つケアの階段を下りてしまうのです。

炎症反応によく見舞われる過敏な肌と付き合っている人は、これも駄目だった、あれも試したがやはり駄目だった、もう一つ過敏さが改善されている様子がなく物足りない……等々、最初の内は化粧品ジプシーを繰り返すのですが、なかなか「これだ!」というスキンケア製品に出会うことができません。

その内に、ますます炎症反応の発生頻度が多くなる、使用できる製品が少なくなっていく……、このような過程を辿る方が多いように思います。
「肌が育つケア」からは遠く離れたケアで、ひどい状態を避けることだけが目的になってしまったケアにこだわり、哀れな状態に陥った肌との出会いがよくあります。

敏感肌の状態には、いろいろありますが、いずれの敏感さも、肌が本来の状態に育つことによってのみ、過敏さが消えていきます。
一つひとつの細胞が、本来の状態に育つだけで、敏感肌と“さようなら”できる肌を手に入れることになるのです。
これがサッポーの「肌が育つケア」です。

しかし、発生してしまった炎症は放置できません。
特に注意しなくても肌に殆ど影響なく解消する些細な炎症もありますが、私達が戸惑い、不安を覚え逃げ出したくなる炎症には、対処が必要です。
対処しなければ、肌に重大な損失を与えることは間違いありませんからね。
但しこの時、「肌が育つケア」を放棄してはいけないのです。
一時足止めをくっても、「肌が育つケア」を再開できるように備えることが大切なのです。

▼ 敏感肌対策の二大ポイント

1.炎症対策を施す
炎症対策は必要だし、発生時点では一番大切だと言えます。
しかし、これを化粧品で行おうとしてはいけません。
お医者様による治療がよいのか、自己治療で十分なのかの判断は必要ですが、いずれにしても、医療的なアプローチであることが基本です。
化粧品による炎症対策や敏感肌対策であってはなりません
2.肌が育つケアを継続し、炎症とは無縁の肌に育てる
最終ゴールは、その場の敏感肌対策ではなく、炎症対策でもありません。
もちろん炎症を避けることでもありません。
炎症発生時には「肌が育つケア」を一旦中止しても、最終ゴールは肌を育て、炎症とは無縁の肌に育てることにあります。
敏感な反応をしない健康で美しい肌に育てることが目的です。

以上が、炎症を伴うことの多い敏感肌から、脱出する二大ポイントです。

炎症を伴う敏感肌に悩む人は、炎症を避けることだけが目的のスキンケアに陥っていないでしょうか?
これでは、敏感肌から脱出することはできません。
勇気を持って、今のケアを見直してみましょう。

 
 
 
 
S》》

次回は、上の二大ポイントを満たす敏感肌対策について、もう少し具体的な方法を見ていくことにします。
今回は“戦略”で次回は“戦術”と言うところですね。

 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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