毛穴ケアの悲喜劇

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

今回も、前回に続いて「毛穴」にまつわるお話です。

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毛穴って、間違ったケアをしていても、気づかないで、せっせと続けていることが多いようですね。
そのためかどうかは知りませんが(ホントは知っている(^^;))、時々顔を覆いたくなるような、告白を聞いてしまいます。

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相談者は笑いながら、今までのケアを報告してくださるのですが、こちらも合わせて一緒に笑うわけにはまいりません。
だって悔しい思いが隠れているのですもの……。

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今回はそのような喜劇に出来ない悲劇になりうるパターンを紹介し、読者の皆様の視点に加えて頂きたいと思います。

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毛穴が引き寄せる“魔”……です。

一つは、「洗浄に住み着く“魔”」、
もう一つは、「角質の作る影に住み着く“魔”
……のお話です。

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もちろん毛穴のお話ですよ。
肌理を整え、毛穴を目立たせるようなことのないケアをするためです。
既に肌理が乱れ、毛穴が目立つようになっていたら、今日から、新しい視点で肌を見て、新しいケアを始めてください。
一日でも早い方がいいですね。

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肌が育つケアをしていたら、こんなことで悩みは起きないはずなのですが、「魔」が住み着くと、不思議なことに、気づくことなく「肌が育たないケア」をしてしまっているのですね。

 
 

肌が育たないケア「洗浄に住み着く“魔”」

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

毛穴は汚れやすいから?
……目立つ毛穴を洗い過ぎる方が多いのでしょうか?
本人は丁寧にしっかり洗っているだけのつもりです。

「良く洗うのは当たり前じゃないの?」

「丁寧に洗ってはいけないの?」

と思われた方はきっと、ついこの間からサッポー美肌塾を読まれるようになった方ですね。

洗い過ぎが角質の剥がし過ぎに繋がると、角質を奪われた肌は必死で新しい角質を送り出そうとする。
つまりよく育っていない表皮細胞を角化させて、とにかく肌を守る力を強化しようとするからです。

その結果、痩せた細胞が肌を覆うようになると、一つ一つが小さいのですから、肌理は粗くなり、毛穴が目立つようになってきます。
どうしようもない自然な帰結です。

でもこれはいつもの講義ですね。
「そんなことはもう耳にタコができたよ」といわれそうです。
でも、そんな人でも、洗い過ぎているのです。
皆さんがそうだとは言いませんけどね。

「洗浄力のないサッポーのクレンジングクリームを使用し、
サッポーの角質を剥がさない優しい石けんを使用してもダメなの?」

残念ながら、ダメです。やはり“魔”が住み着くのですね。

  • 毛穴が汚れているように見える
  • 毛穴に黒ずみがある

こんな状態が現れやすいのが毛穴なのですが、こうなるとダメですね。
半分くらいの人達が、洗い過ぎる洗浄を無意識にしてしまうのです。
つまり、意識して力で取り除こうとするのですね。

「力なんて入れてないのに!?」……と反発されたいお気持ちは判りますが、無意識に摩擦力が高くなっているのです。
この弊害は、主として石けん洗顔時に発生します。
石けんは洗浄剤ですからね。

もちろん、メイク落としに洗浄力のあるクレンジング剤を使用していたら、もう大変です。
洗い過ぎのダブルパンチになっているに違いありません。
イエイエ、それだけではありませんでした。
界面活性剤が肌に残り、働き続けるから、さらに次の洗顔で角質が剥がれやすくなる準備をしています。

洗浄力のないクリームのマッサージはメイクを浮かせるだけ。
そのためにただただ、優しいマッサージをするだけです。
そして石けんの泡で良く滑る状態で短い時間(20~30秒)の仕上げ洗顔。
サッポーの「肌が育つケア」はこれで終わらなければいけないのです。

「えー、そんなの……。気になる毛穴の汚れが取れていなくても?」

そう、サッポーの洗顔法で取れない汚れは取らないでいいのです。
イーエ、これではまだ言い足りませんね。
決して取ってはいけないのです

いずれ角質と一緒に取れていく汚れですから、何も今無理に取ることはないのです。
守ろうとしていた角質まで一緒に洗い取ってしまうのでは、何のための肌が育つケアなのか。
これでは本末転倒でしょう?

汚れを取るか、肌をとるかです。
ここまで話が到ると、皆さん肌の方が大切だから、肌をとると言います。
でも、そーっと見ていたら、汚れを取るのに執念を燃やしているのですね。
違いましたか?

肌が育つのを待てば、自然に汚れはつかなくなるし、ついた汚れも簡単に洗い流されるようになります。育った肌は柔らかく、しなやかだから簡単に汚れは洗い流されるのです。

 
 
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いかがでしたか?
「汚れ」と「洗浄」……どこに魔が住み着くか、見抜く視点は出来ましたか?

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えっ!心に“魔”が住み着いた?
それはいけません。
擦り落としてでも、それは取り除きましょう(笑)

 
 

肌が育たないケア「角質の作る影に住み着く“魔”」

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

サッポーの「肌が育つケア」を始めた肌に良く見られる現象です。

未熟化がある程度進行していた肌が育ち始めると、未熟で痩せて硬く縮んだ角質達がたくさん肌に居残るようになります。
乾きやすい角質は不透明ですから、肌はくすんで見えるし、触った感じはカサカサ、ガサガサ、吸い付くような柔らかさのない硬さだけが目立つ、イヤな触感です。

事前に「肌が育つケア」の知識がインプットされていると、心穏やかならずとも「ウン、これは良い傾向だ、これから良くなる『過渡期の現象』だ」と無理矢理にでも自分を納得させられるのですが、乾いた肌を鏡で見た時はギョッとします。

「毛穴が目立ってきた!」

「サッポーは肌が育つケアで毛穴が目立たなくなると言ってたのに?」

そうなのです。
未熟化していた肌がサッポーの「肌が育つケア」によって良い傾向が現れはじめた時、既に毛穴が目立つような肌の未熟化が進行していた肌は、さらに毛穴が目立つように肌が見えてしまうのです。

すると多くの方がどうするか?

「肌が育つケアなんて言ってたけど、とんでもない、毛穴がさらに目立つようになった!」

……といって、せっかく始まった素晴らしい成果を放り投げ、さっさと「肌が育つケア」をやめてしまうのです。

もう一つのパターンは、

「毛穴が黒ずんでいるような気がするのは、優しく洗い過ぎていた所為だ」

と思い、より丁寧?で、執拗(^_^;)な洗顔を始めてしまうのです。
サッポーの洗顔法がいくら角質を大切にするものであっても、これでは角質の剥がれすぎが進行します。

そして、“さらに目立って見えていた毛穴”は元の“目立つ毛穴”に落ち着き、肌の硬さも以前に戻ります。
でも、これは以前の肌に戻ってしまっただけです。

「でも、どうして、さらに毛穴が目立つように見えるの?」

「どうして、毛穴の黒ずみが増してきたように見えるの?」

角質が肌に居残りだしたからです。
痩せて見映えの良くない乾きやすい角質が、未熟化が特に進んでいた毛穴付近でたくさん居残りだしたのです。
そして、これはとても良い傾向なのです。

でも、不透明な乾きやすい角質が、たくさん寄り集まると、“影”を濃くします。
毛穴部分が少~し厚みが増し高くなります。
くすみが増したように見え、影が濃くなる理由です。
毛穴が目立って見え、薄汚れて見えるのです。

 
 
 
 
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いかがでしたか?
サッポー美肌塾をずーっと読んでこられた方も、このようなタイミングでこのような場面に出会ってしまうと、慌ててしまうのではありませんか?

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長年どうしようもないと思っていた、目立つ毛穴や肌理の粗さが本格的に改善を始め、その兆しが見えてきたというのに、このような素晴らしい場面で「肌が育つケア」を頓挫してしまう方が、実に半数くらいいらっしゃるのは、サッポーにとって、とても残念な悲劇です。

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もちろん、ご本人にも悲劇なのですが、もしかすると、「悲劇を避けることが出来た」と考えておられるのかもしれませんね。

ん? するとこれは喜劇でしょうか!?

 
 

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