化粧品選びの視点…購入前の判断 Part-3 乾燥からの保護製品

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

化粧品選びを大きな視点で捉え、まず大筋で間違わない、大きな失敗をしない、ということを念頭にまとめています。
今回も引き続き2番目の視点・「購入する前の段階」の続きです。

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「肌が育ち度を高めていく化粧品」の選択基準は

  1. 化粧品自体が角質剥がれを促進せず、角質を大切にするもの
  2. 様々なダメージからよく肌を守り、角質剥がれを防ぐもの

…これが基本となる視点でした。

 
 

スキンケア製品の種類を下地作りの働きと絡めて、角質との関係を見る

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼ 乾燥からの保護製品

乾燥からの保護を満足させるのに、まず、いの一番に確認したいことは、油性化粧品であることです。
使用するオイルやその組み合わせによって、様々な感触、味わいが異なりますが、とにかくオイル成分がしっかり配合されていることが条件です。
油脂成分の配合が、乾燥から肌を守ります。

この乾燥から肌を保護する意義は「肌が育つケア」にとって、きわめて重要な要素となっています。

ところが、保湿能の高い成分が様々に形を変えて利用されるようになり、油脂類を使用しない製品でも、風を直接受けるようなことさえなければ、肌のしっとりした状態を長時間維持できるようになりました。

そのためか、乳液やクリームなどの油性化粧品を使用する人がかなりの割合で減少しています。
これはもったいない現象だな……とサッポーの心配するところです。
しっとりした状態が維持できていることと、肌そのものから水分が蒸散し肌の水分が減少してゆくことは、同時にあり得る現象なのです。

しっとりしていても肌の乾燥は進行しているというわけです。
保湿成分の働きで、肌ではなく、肌表面のみが保湿された状態が続いているだけなのですね。
その結果、水分の減少した角質は早く剥がれていくようになりますから、自然に(緩やかに)細胞の未熟化は進行していきます。
油性化粧品を避ける人の割合が増える傾向にあるのはどうしてでしょうね。

使用感でしょうか?

あるいは油性化粧品のネガティブキャンペーンの影響でしょうか?

あるいはまた、ニキビに油性化粧品は良くないといった哀しい誤解によるものでしょうか?

過敏・過剰な皮脂に悩む肌に接する時、この傾向を作る要因に気づかされることがよくあります。
一様に油性化粧品を毛嫌いする傾向の強い方が多いからです。
保護不足が、皮脂の過敏・過剰な肌にさせた大きな原因だというのにです。
悪循環の罠にかかっているのでしょうね。

サッポーは、この風潮は化粧品の保湿性能の高さが素晴らしくなった故の現象だと見ています。
サッポーは、この様な誤解を導かないため、「保湿するケア」と「乾燥から保護するケア」は明確に区別して説明するように心がけています。

乾燥からの保護製品は、油性化粧品であることが大切……このことをお伝えするのに、こんなに長々と話してしまいました。
でもこの部分がこのアイテムについては、やはり一番大切なのです。
この点が乳液やクリームの役割のほとんど全てといって間違いありません。
日本女性の肌はもっと美しくなってよいと信じるサッポーのため息を感じて頂ければ幸いです。

さて、乾燥からの保護製品、その他の選択時の注意…これは「化粧水等保湿製品」と同じ視点です。
つまり、使用感(感触)、見映え、フィット性、下地作りの最終過程としての仕上がりの良さ、耐水性…などが問われるわけです。

しかし、これらの要素についての良さを追求してゆくと、逆に肌が育つケアにとってマイナスに作用する製品選びに繋がりやすい点には注意が必要です。
油性度を低下させた製品、耐水性やフィット性を強化した製品が良く思えてしまうからです。
これらは隠れた角質剥がし作用としてじわじわと肌に影響を与え、肌の育ちにブレーキをかけ、少し長い目で見ると、狙いとは正反対の肌に導いていきます。

この様な誤りを避ける選択視点としては、狙いがやけに強調された案内を見て想像するしかありません。
成分知識があればもう少し確度を高めることが出来るのですが、これはお伝えするのに骨が折れ過ぎますので、ここでは割愛いたします。

もちろん、ピーリング作用や特に強調された柔軟作用が案内されている場合も、避けることが定石です。
これはもう説明の必要はありませんね。

 
 
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今回はここまでに致します。
次回は今回のテーマ「購入する前の段階」の最後のステップ

について、見てまいります。

 
 

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