べたべた・化粧崩れ・耐水機能強化製品

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

いつの間にか梅雨入りです。(※配信当時)

サッポー美肌塾の原稿を書いております今も、雨がしとしと……。
心に波立ちが無い時、雨の風景と調べはサッポーの心をさらに澄んだ状態に誘ってくれます。
好きな雨です。

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でも、何かしようと思い立った時、雨の存在は急に鬱陶しい雑音に変化してしまいます。
なんと気まぐれで、自分勝手……移ろいやすい我が心を嗤う(わらう)サッポーがおりました。

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というわけで読者の皆様。
世間は6月になりました。(※配信当時)

雨や曇りの日が多くなり、降り注ぐ紫外線総量は減少しますが、紫外線の強度はピークに達します。
晴れ上がった日は要注意!ですよ。

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ひんやりした日があれば、蒸し暑さを感じる日もあります。
ちょっと歩いたりするだけで、背中や胸・脇などに汗ばみを覚える回数が増えてきます。
でも冷房された空間はからりと爽やか、乾燥しています。
体調管理に注意しましょうね。

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そう!この頃からです。
決まって多くなる相談があります。

汗によるべたべたと化粧崩れのご相談。
それから、肌に耐水機能を持たせる化粧品をそうとは知らずに使い続けた肌が訴えるご相談です。

 
 

肌のべたつき・化粧崩れ、そして耐水機能強化製品の関係

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

▼1.べたつきの主犯は汗です

べたつきは、皮脂と汗の合作によるものです。
しかし、皮脂だけだとそんなにべたつきません。
脂性の方でもそれほど皮脂の分泌量は多くないからです。

「でも私は特別なの!汗をかかない冬だって、じっとりと皮脂が滲み出てくるのがわかるのだから……」

はい、その通りですね。

確かに皮脂が多いことは多いのですが、じと~っと感じるのは、冬においても汗が加わっているからです。
夏のような汗こそ出ませんが、四季を通じ、四六時中、肌を潤すために汗は分泌されています。
大切な、大切な汗です。
気づくことのない汗なので、「不感蒸泄の汗」と呼ばれています。
この汗を皮脂が捉えて溶け合うので、じと~り・べたべた感が出てまいります。

▼2.皮脂分泌の変動より、汗の変動は桁違いに大きい!

皮脂は気温の高い夏季に分泌量が増えます。
汗も気温の高くなる夏季にたくさん出るようになります。
でも皮脂の増え方が「少し」多くなる……といった増え方なのに対し、汗は「どっと」増えます。
それも2倍・3倍ではなく、10倍、100倍だって汗をかきます。

このような能力が汗腺には備わっているのですね。
皮膚を潤すだけでなく、体温調節という即生命に関わる重要な役割を持っているからです。

汗だけだと直ぐに蒸発するので、本当はべたつくことなんてないのだけど、それにちょっぴり皮脂が混じるだけで、乾きにくくなるのです。
乾燥から身体を守る素晴らしい仕組みなのですよ。

えっ!「素晴らしくない……」ですって?
そうですね。
なんと言っても、ほどほどが良いですね

そうは言っても、本当に暑い時や、そして運動をした時など、もし汗が不足したら、人間は死んでしまいます。
やっぱり、汗をかく機能はとても大切なのです。
仕方ないですね。

「それはそうなのだけど、顔の汗はどうにかならないのかしら?」

「せっかくの化粧が直ぐ崩れてしまう……」

「紫外線防止の体制も崩れてるのでしょう!」

確かにその通り、何も顔だけで体温調節したいわけではないのですから。

▼3.そこで登場!汗に強く化粧崩れしないベースメイク。耐水機能強化で、紫外線対策もこれで安心!

夏になると、ごく自然に夏用の下地作りをします。
ベースメイクも夏用があって良いものと自然に思ってしまいます。

「えっ?そう思ったらいけないの!」

「夏だから、夏用でしょう!いけないの?」

夏用が必ず良くないなどと申すつもりはありません。
但しです……毎日使用すべきではない夏用に向けたアイテムが実はあるのです。
スポットでの使用なら、肌にとっても良いことなのですが……毎日使用はダメなんです。

耐水機能を強化したもので、主としてベースメイク製品に使用されます。
UV下地製品や、ファンデーション類です。

シリコン油の優れた撥水機能が利用され、分泌された汗が肌に貯まらないように弾いてくれるのです。
噴き出る汗もつるりと流れてくれるので、べたつくことがありません。
じわりと出てくる汗も乾きやすいので、いつも爽やかです。
化粧崩れしないから、紫外線防御能も維持されます。

これはイイですね。
汗が多くて紫外線が気になる夏にはうってつけではありませんか。

はい、その日はイイのです。

ところがここに大きな見えない落とし穴が隠されています。
肌の乾燥が進行していくのです。
汗を初めとした外部からの水分供給が絶たれ、肌の水分は蒸発する一方になるからです。
肌は育つのではなく、日を追うにつれ、次第に育ち度を後退させていきます。

何かおかしいな?……と気がついた時には、遅いのです。
かなり肌の未熟化が進行しています。
化粧を落としたあとも、汗が肌を潤し続けてくれるので、肌の湿度が保たれ、肌の変化に気づくのが遅れがちなのです。

これではますます顔の汗は過敏・過剰になっていくばかりです。
汗だけではありません。
皮脂分泌の過敏・過剰も進行します。

▼4.耐水機能強化製品の見分け方

見分けは簡単です。
化粧崩れしない」とか、「化粧が長持ちする」、「汗や水に強い」といった特徴が強調されて案内されているものです。

表示されている成分にシリコン油と表示されていたら直ぐにわかりますが、そうではありません。
シリコン油は総称で個々に様々な名前があります。
意味不明のカタカナで長い名前も多く、覚えられるものではありません。
でも特徴があります。

○○コン○○シロキサン、このように成分の名前の最後が共通しています。
この二つを覚えておくとまず大丈夫です。

「○○コンと、○○シロキサンをとにかく避ければいいの?」

はい……といいたいところですが、全て避けていると私達の使える製品がなくなってしまいます。
シリコン油の性質は様々に利用され、広く化粧品やヘアケア製品に使用されているからです。
避けるべき製品とは、肌に働き、肌に耐水性を持たせるように作られた製品だけです。

ところが困ったことに、そんなことまで案内はされていません。
広く利用されるのはヘアケアにおけるコンディショニング剤(リンス剤)ですが、これは肌が対象ではありません。
肌に関係するものとしては、日焼け止め下地製品を含めたベースメイク製品に多用されます。
しかしこれらの製品にも、シリコン油の働かせ方に違いがあるのです。
材料に付着し働くものと、肌に付着し働くものとがあります。

「成分名が同じなら、区別できないのでは?」

そうなんです。
でも大雑把に見分ける方法が一つあります。
全成分表示の先頭グループ内に○○コンや○○シロキサンが表示されていたら要注意です。
でも中位以下に表示されていたら、製品の耐水機能を高めることに利用されているものです。
乾燥のことを心配する必要はありません。

 
 
 
 
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梅雨から始まる夏の季節到来です。

「汗や皮脂でべたつく肌、化粧崩れしやすい季節、いったいどうしろと言うの!?」

こんな愚痴もこぼしたくなりますが、その答えは一つですよ。
「肌が育つこと」……でしたね。

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良く育った肌の皮脂や汗は安定するからです。
肌が育ち化粧乗りが良くなった肌は、多少の汗では化粧崩れしなくなります。
肌自身が適度な耐水性を備えるからです。

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今年の夏を「肌が育つビッグチャンス」にして下さい。
「今日、今すぐ良くなるものを!」などと考えていると、落とし穴にドスン!ですからね。

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でも、炎天下でスポーツやレジャーを楽しむ時は、耐水機能のある製品は有難いです。
なんと言ってもこんな時は紫外線対策が一番重要です。
耐水機能強化製品は常用さえしなければ、いざという時の心強い味方になってくれます。

 
 

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