未熟な肌に現れる過渡期の現象

 
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サッポー先生

サッポーです。

「ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ…」で始まる歌がありました。
もう半世紀近く前に大ヒットした演歌です。
演歌といっても(何でも分類すると心が落ち着く?)、怨歌、艶歌といろいろあるようですが、人生の応“援歌”とでもいうのでしょうか。

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話が逸れてしまいましたが、健康で美しい肌に育てるのは、けっこう勇気が要ることなんだ…とお伝えしたかったのです。

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「一度未熟な育ちになってしまった肌が、本来のよく育った肌に戻る際に出会う様々な不安は、どうしたら解消できるだろう?」……などと考えていた時、ふとこの歌詞に目が留まったのです。

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ほーら、似てるでしょう?
肌が育ち度を上げていくストーリーと。

「えっ?どこが…?」

……では、見てまいりましょうか。

 
 

未熟な肌とは? 未熟化が進行した肌とは?

 
 
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サッポーがよく使う「未熟な肌」について復習しておきましょう。

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

誕生した表皮細胞は、やがて美醜が問われる角質として完成します。
この角質の美醜を決めているのは、細胞が誕生してから角化するまでの準備期間です。
準備期間が十分与えられずに角化した肌(角質層)をサッポーは「未熟な肌」「未熟化した肌」と呼んでいます。

判りやすくいうと、次のような肌が未熟さの現れです。

▼ 未熟化した肌の現れ

1.水分相が少ない上に、乾きやすいから……
  • 肌洗浄後のつっぱり感の変化
  • 肌の硬さ・柔らかさの度合いとしての乾燥度合い…カサカサ~ザラザラ
  • 角栓のでやすさ…上と同じ現象が毛穴で発生
2.バリアー能が低下し、肌が硬くなると……
  • 皮脂詰まりの発生度合いが多くなる…べたつきやすくなる
  • 毛穴の黒ずみやすさ…皮脂・油脂酸化物がこびりつく
  • オイリードライな肌に…上の1の現れが重なる
3.痩せて縮んだ小さな細胞だから……
  • 肌理の整合…皮丘皮溝がなだらかになり肌理が粗く見えてくる
  • 毛穴の目立ち度合い…細胞が小さくなるから毛穴が拡がる
4.バリアー能の低下が進行すると、過敏な反応が増える……
  • 皮脂や汗の過度な分泌…現れ方は人様々、肌それぞれ
  • 肌に刺激感を感じやすくなる…ピリピリ・痒み等
  • 肌の過敏さ…赤みの出やすさ・かぶれやすさ等

未熟化の表れる程度は様々ですが、いずれも完成した角質が小さく痩せていて、硬さが見られるものになっています。
細胞に育つ時間が十分に与えられなかったのです。

 
 
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どうしてこのような細胞の未熟化が進行するのでしょうか?
この点も復習しておきましょう。

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
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乾燥・紫外線・酸化ダメージ・間違ったケアなどにより、時に肌のパリアー層は傷みごっそりはがされていくことがあります。
たいていの場合、まもなく回復するのですが、このようなことが続いたりすると肌は危機を感じ、低下したバリアー能を補うために、必死になって新しい細胞を誕生させ、早く角化させて角質層(バリア層)を補強しようとします。

このようなことをきっかけに、新陳代謝が早くなり、ターンオーバーのサイクルが短縮されます。
しかし、未熟な育ちの角質が作るバリアーですから、すぐに傷み古びて剥がれていきます

それでも、肌の不断の努力により、いつかはよく育った細胞が角化するようになり、よく育った水分の多い透明で柔らかい角質のバリアー層として復活する時がやってきます。

しかし、なぜか復活せずに、未熟な細胞が作る未熟な角質の層で忙しいターンオーバーが続く肌もあります。
中には未熟化がさらに進行していく肌さえあります。

それは、一度細胞の未熟化が進行すると、美しく見せないといけない肌(角質層)が、その未熟さゆえに、バリアー能の低さゆえにすぐに傷み古びてしまうからです。
まだそれだけなら良いのですが、古びた角質が作る肌は美しく見えないものだから、また古びて硬い痩せた角質はトラブルに巻き込まれやすいこともあり、取り除くケアに走ってしまうからです。

未熟なバリアーさえ取り除かれるのですから、肌はますます痩せた未熟な角質を早く量産することに追い込まれます。

 
 
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いかがでしたか?

超ダイジェスト版で、未熟化した肌の説明をしました。
不幸にも、未熟化した肌の現れが、既に現れてしまった肌はどうしたらよいのか?
……でも、これはとても簡単です。
育ち度が上がればいいわけですね。

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サッポーの「肌が育つケア」を進めていけば良いだけです。
間違ったケアさえしなければ、最初に列挙した《未熟化した肌の現れ》は全て解消していきます。
肌は日々育つ努力を続けているのですからね。

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ところが、サッポーの「肌が育つケア」は簡単なはずなのに、成果が上がり始めると、突然やめてしまう方がいます。

せっかく成果が現れ始めたのに、なぜなのでしょう?

 
 

ぼろは着てても…未熟な肌が育つ時に見せる(不安な?)成果

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

これなんです。
「ぼろは着てても こころの錦…」に戻りますが、現実には「ぼろを着てても中味は美しいの!」と信じ通すのはなかなか勇気が要ることなのですね。

“ぼろ”とは、古びた未熟で痩せた角質達のことです。

“こころの錦”とは今育ちつつある表皮細胞達のことです。

未熟化が進行していた肌のバリアー層(角質層)を作っている未熟で痩せた硬い角質達が、サッポーの「肌が育つケア」を始めると、どうなるかというと、古びて見えるこれらの角質をも大切にするケアですから、肌に踏み止まってもう一日長くバリアーの役目を果たそうとするのです。

するとどうなるか?

一時的に肌上の未熟で痩せた硬い角質達が増えるのです。
以前は古びて見え、見映えが悪いから、早く落とそうとしていた痩せた角質達がさらに増えるのですから、これはもう見映えが悪くなります。

見映えだけではありません。
肌の硬さは増し、ガサガサ、ザラザラ……これは慌てます。
それだけではありません。
目立っていた毛穴は、表面の硬さがさらに増すことにより、より目立って見えるようになります。
トゲのように硬く尖った角栓がぴんぴん・ザラザラと触れる指に伝わってきます。

いかがです?…もうダメですね。
「これはやばい!?」と思っても不思議ではありません。

さぁー、この時あなたなら、

「ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ…」

…と、まだ現れてこない、目には見えない、触れることの出来ない今育っている表皮細胞の真実を信じてあげることができますか?

見えないものを信じるのは勇気が要ります。
でも間違いなく良い現れ、良い成果なのです。

このような肌の現れを「肌が育つケアの過渡期の現象」と呼んでいますが、実は拙いことに、この現象が、ただ乾燥ダメージや紫外線ダメージを受けて肌表層のバリア層(角質層)を傷めた時の現象と、見た目はほぼ同じなのです。

しかし、幸いなことに、はっきりと違う点があります。

乾燥ダメージや紫外線ダメージを受けて傷めた肌は、とても過敏さが増しています。
例えば、石けん洗顔をすると、ヒリヒリしたり、洗顔後のつっぱり感が以前より強くなっています。

ところが、「肌が育つケアの過渡期の現象」では、肌の過敏さが増している感覚はありません
これで明確に見分けることが出来ます。

 
 
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「ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ…」

もし、あなたに“過渡期の現象”が現れたら、信じてあげましょう…肌の声を。
肌は真実を語っています。

 
 

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