石けん洗顔の特徴…長所と短所

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

先週より、いきなり毎日の気温が5℃~10℃も低い日が続くようになりました。(配信当時)

肌の発する不安の声はちゃんと聞き取ってあげましたか?
洗顔のあとや化粧品をつけた時、戸外の風に触れたあと暖かい室内に入った時などに、声が聞こえて来ませんでしたか?

  • つっぱり感が大きくなった…
  • 赤みが増したような気が…
  • ふと痒みを覚える…
  • ピリピリ…
  • チリチリ…
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もしこんな信号を発していたら、肌のバリアー能が低下し、危険を知らせている合図です。

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乾燥の影響が出ているから、対処の基本は乾燥対策となります。

しかし、今回の美肌塾では通常の乾燥対策ではなく、石けんと乾燥の関係について知り、より良い洗顔が出来るように“知識のバリアー”を厚くしていきます。

 
 

石けん洗顔を中止すべき時

 
 
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前述の、

  • つっぱり感が大きくなった…
  • 赤みが増したような気が…
  • ふと痒みを覚える…
  • ピリピリ…
  • チリチリ…

このような異変を感じた時は、石けん洗顔を中止しましょう。
もちろん異変の程度にもよるのですが、肌の育ちにブレーキをかける懸念があります。
ひどい場合は、肌に過剰な反応(赤みやかぶれ等)を強いる場合もあります。

このような肌の訴え(合図)は、どうして起きるのか?

つっぱり感は、肌が乾くに従い、一つひとつの細胞が縮んでいく時の、肌の違和感です。
この違和感が大きい時は痛みとして感じます。
育ち度の低い細胞が作る肌の特徴です。

石けんで洗うと、ある程度のつっぱり感はごく自然な現象で、心配はありません。
しかし、つっぱり感が強い時や大きくなった時は要注意なのです。
バリアー能が著しく低下していることが推定されます。

赤み・痒み・ピリピリ・チリチリ…は、肌が一定以上の刺激を受けている信号です。
痒みは、乾燥で肌が縮む時の物理的刺激で覚える感覚です。
しかしもう一歩肌の縮みが大きくなると、バリアー層(角質層)の隙間が大きくなり、化粧品や、汗、汚れなどがバリアーを突破して、生きた表皮細胞組織にまで侵入(浸透)するために感じる刺激(ピリピリ、チリチリ)になるのです。
この状況がある一線を越えると、肌の炎症反応にまで進行します。

何事もなく肌の信号だけで済んでいる場合はいいですが、炎症反応まで起こしてしまうと、これはもう肌の育ちにとって大きなブレーキとして働きます。
そして時にはブレーキに留まらず、後退(未熟化)させてしまいます。

石けんの持つ性質、アルカリ性が肌に与える影響はこの点において極めて注意すべき短所なのです。
石けんの良さを享受するためには、この短所をしっかり押さえておく必要があります。
肌が育つ良い環境を作る石けんではありますが、角質層(バリアー層)の状態によっては肌がアルカリに反応してしまうケースがあるからです。

▼ 肌の合図を見逃すな

石けんの使用を中止した方が、肌が育つケアにとって良いケアとなることもある…肌が違和感を感じた時、この視点を思い出して下さい。

肌の育ち度が高いほど、こんな合図を受け取ることは稀になります。
しかし、既に未熟な肌であった場合、肌はすぐには育ちません。
日々のケアにおいては、保湿はもちろん、保護のケア(乳液やクリーム)をしっかり使用し、肌が乾くことのないようにしなさい…という合図と受け取りましょう。
特に今の季節においては、風に当たることに注意しましょう。

それと、もう一点。
このような合図があった時、洗顔後のノーケアトレーニングをしてはいけません。
洗顔後はすぐにケアを始めましょう。
このトレーニングはある程度以上に健康な肌が行うべきものです。

 
 

石けん洗顔の長所と短所

 
 
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前段では石けん洗顔のリスキーな面だけを取り上げました。
長所についても力説しておかないと、石けん大好き派に叱られそうです。

▼ 石けん洗顔最大の長所は、肌が育つ前提を確保する点にある

石けんによる洗顔の良いところは何と言っても、角質を不用意に剥がさない点です。
湯水で洗い流すと肌に界面活性剤が残らないからです。
界面活性剤が残らないと、角質の剥がれが抑制されます。
本来の寿命(役目)を終えてから剥がれていくようになるのです。

結果、未熟化が進行していた肌に、少しずつ肌の育ち度を上げていく前提条件を作ってくれるわけです。
既によく育った肌においては、その育ち度が維持される前提条件として働きます。
肌が育つ時間を与えることになるからです。

しかしながら、肌に長時間泡を乗せて洗い続ける、また洗っている時の手指に力が入りすぎる(摩擦になる)ようなことがあると、石けんの善し悪しに関係なく、角質の剥がれは促進されてしまいます。
石けんの泡を乗せて洗っている時間は、15秒~30秒程度で終えるようにしましょう。

一方、石けんの短所は前段で述べた通り、アルカリ性であることが、肌の育ちが未熟な状態にあり過敏さの現れている肌には刺激となって、肌が育つブレーキになってしまうことでした。

他の洗浄剤は、洗い終わった後、肌に界面活性剤が残り肌に水分を保留するので、しばらくの保湿効果を保証してくれます。
アルカリ性の刺激もありません。
過敏な肌にとって洗い上がりの優しさをもっているのが他の洗浄剤の長所です。

しかし、洗い上がりの肌に界面活性剤が残ると、次の洗浄時に角質を剥がれやすくします。
つまり、肌の育ちにブレーキがかかるという短所を持つことになります。

▼ 石けんの短所を補う方法

石けん洗顔は、ある程度以上に育った健康な肌には良くて、育ちが悪く過敏さが現れた肌には良くないという不公平な側面をもっていることになります。肌が過敏な時にはどうしたらよいの?と言いたくなります。肌の育ち度は上げたいけど、石けんは使えない、他の洗浄剤だと肌の育ちにブレーキがかかるというのですから…

このような時の最善の方法は、肌の洗浄レベルを一段下げて、肌が育つブレーキになることを避けることです。
具体的な方法として、

  • 洗浄能力のないクレンジングクリーム+すすぎ洗顔だけ

…にするのがよい時だと判定しましょう。
この洗浄法式で、肌が育つ環境は十分に合格点なのです。
いつも100点満点を狙う必要はなく、合格点であればよい…くらいの柔軟な視点をもつことにしましょう。

 
 
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いかがでしたか?
石けんの長所・短所を知り、上手に使いこなしていきましょう。

 
 

出来てるようで、出来ていない……“洗い過ぎない洗顔”

サッポー美肌塾では、洗顔による皮脂や汚れの「取り過ぎ」「洗い過ぎ」に警鐘を鳴らしています。でも、これは今では常識になってきました。しかし「洗い過ぎない洗顔」の出来ている方はごく少数です。

  • 「もしかして私の洗顔も、“洗い過ぎ”なの?」
  • 「洗浄力の弱いクレンジングなら、大丈夫なのでは?」

どこからが洗い過ぎなのか、ハッキリとした判断基準が無いので、次々と疑問や不安が湧いてきます。

洗い過ぎにならないためには『洗浄力』と『手指の力加減』がポイントです。

  • 洗浄力の無いクレンジング料
  • 界面活性剤が肌に残らない洗顔料
  • 手指と肌の摩擦で汚れを取らない

これらが揃って“洗い過ぎない洗顔”だとサッポーは解説しています。
サッポーのクレンジング料も洗顔料も、上の条件を満たしています。あとは力加減を調節するだけ。

洗顔は、毎日行うスキンケアです。小さな変化の積み重ねが、大きな変化に繋がります。良い洗顔を選びたいですね。

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