肌が育つケア・ボトルネック発見…育ち度70%の肌を基準に考える

冬になると、
「顔の肌はこの寒さによく耐えてくれている……暑い夏も、寒い冬も、化粧をするだけで、いつも丸裸なのに……」
と、しみじみ思います。
そして感謝をします。
「今までご苦労さまでした。これからも元気に私をお守り下さい。……美しい姿で。」

……などと、思わず厚顔な注文をつけてしまうサッポーであります。
しかし、肌の健康と美しい姿は自身の責任です。
肌は自らの義務を忠実に実行しているだけです。
その忠実さに敬意を表し、感謝を忘れないようにしましょう。

今回のサッポー美肌塾は、肌が育つケアのボトルネックそのものではなく、ボトルネックを見つけやすくする視点を紹介します。

肌の育ち度段階を知る大切さ

 
 
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サッポー先生

もし肌が一張羅の衣類のようなものだったら、どうするでしょう?
たぶん、普段は隠して他人に見せないくらいの大切な扱いをしているかもしれません。
でも、どんなに大事に扱っても時の経過と共に劣化していくのは止めようもないでしょう。

幸運なことに私達の肌は、ターンオーバーという仕組みで新陳代謝を繰り返し、日々新しく生まれ変わる機能を持つ衣服として与えられています。

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つまり、大切に扱うだけでは衰え劣化していくことを避け得ない衣服と違って、肌は育つ環境さえ整えてあげれば最高の美しさを維持し、その強さを持って私達を守り続ける“生きた衣服”として与えられているのです。

肌をこのように捉えると、どうしたら良いか…その方向性は明らかです。
もちろん、サッポーの肌が育つケアですよ。
肌の育ち度レベルを如何に高めるかと言うところに、スキンケアの焦点が絞られます。

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ところが残念ながら、本来持つ肌の美しさを発揮できないままに、ターンオーバーを繰り返している肌が多いのも事実です。
そればかりか、皮脂詰まり(ニキビ)が発生したり、毛穴が目立つようになったり、乾燥の影響がカサカサ、ガサガサ、ザラザラと様々な形に表れたりする肌があります。
そうかと思えば、べたついて困る肌もあります。

厄介なのは、過敏さが高じた肌です。
肌が過敏な反応を起こしやすくなった状態です。
炎症を起こしやすく赤みが肌に残る。シミが出来やすい。化粧品が使えないことが多くある…等々、見映えの問題だけでは済まされない深刻な状態もあります。

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このような様々な肌の悩める状態も、肌が育つにつれて全て解決・解消に向かいます。
やがてトラブルのない、強くて美しい肌が実現します。
強い肌は管理が楽なだけでなく、美しさも容易に維持できるようになります。

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乾燥肌対策、毛穴対策とか、シミ対策、ニキビ対策、美白にはこれがよい……などといった間に合わせ対策ではありません。
肌が育ち度を上げていく環境作りだけを考えたらよいわけです。
あとは肌自身(本物)が肌自身(本物)を作り完成させるのです。
本物が本物を作り出す。
まさに本物の美肌です。

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「で、そのサッポーの『肌が育つケア』とは……」と、説明すると、「うん、なるほど!」とスタートするのですが、順調によく育った健康で美しい肌にスムースに変貌していくケースもあれば、途中であまり変化がなくなる場合もあります。
また、スタート直後につまずき、挫折してしまうケースもあります。

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肌はその育ち度の各段階において、様々な顔と性質を見せ、私達を納得させたり、悩ませます。
肌が表明する結果としての声は強く私達の感情に響くもので、もしその言葉を理解できなければ、私達のスキンケアに迷いが生じます。
どうしたらよいか解らなくなるのです。
ボトルネックはこのような中でも生まれていきます。

ただ「育つのです。」「育てるのです。」「こうすれば育つのです。」…と言われても続けられません。
障害物(に見えるもの)が現れてしまうのですから……。

 
 

育ち度70%の肌を基準に考える

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

肌の育ち度には、身長や体重のように誰にも解る共通の尺度がありません。
でも、もし育ち度を測る目盛りがあればどうでしょうか?

目盛り(尺度)があると、目標を立てることが出来るだけでなく、今の状肌態を確認することが出来ます。
目標と現実の差を埋めるための努力にもやり甲斐が出て来ます。
また、まだこれだけ育ち度を上げることが出来るのだと、自信や信念に繋がります。

何といっても大切なのは、肌の改善がストップして停滞している時に、まだ肌の育ち度は70%だと目安が付けば、80%・90%の育ち度を目標に持つことが出来、肌の改善を停滞させているボトルネックを見つけ出す力と勇気を与えてくれることです。

ところが残念ながら、現実にはこのような肌の育ち度を表す共通の物差しはありません。
それならサッポーが独断と偏見でスケール(定規)を作ってしまおう!
……このように考えた次第です。

それが、「育ち度70%の肌を基準に考える」です。

▼ 育ち度70%の肌とは

  • 可もなく不可もなく、大きな不満こそないが、大きな満足もけっしてない肌

これを部位毎、また項目毎に言い換えてみると、

  • べたついて困るほどではないが、それなりに好ましくないべたつく部位がある
  • 「毛穴が目立ち、気になって仕方がない」…というほどではないが、独り鏡を見ていると、何とかならないかなとも思う
  • 肌に過敏さを感じることは余りないが、油断してダメージを受けると、過敏な状態が続き、元に戻るのに時間(日数)がかかっている
  • 肌に透明感がない、しかしくすんでいるとも言えない
  • 乾燥ダメージを受けて、肌の肌理が乱れた時、下地を作り化粧をすると落ち着いて見えるが、素肌は見た目も触った感触も不満だらけの状態が長く続く

……とまあ、このような肌状態です。
表現を変えると、

  • もっと健康で美しい肌を目指すべき状態であり、様々なトラブルに巻き込まれやすい、一歩手前の肌で踏み止まっている危うい肌状態

…ともいえます。

▼ 育ち度70%の肌を基準に考える…とは

▽ 70%の育ち度は確保できているだろう…の肌

80%の育ち度の肌をまず目指しましょう。

サッポーの肌が育つケアをそのまま素直に実行しても大丈夫な、最低限の条件を備えた肌と言えます。

化粧浮かせ、洗顔、すすぎ、保湿して肌を整える、乾燥からの保護のケアを行う、紫外線から肌を守る……これらの当たり前のことを、サッポーがお勧めする化粧品を選択し、お勧めする方法でケアしていけば、肌は次第に育ち度を上げていきます。
邪魔が入らない限り、スムースに80%の育ち度の肌が実現します。
たいていのトラブルは解消しています。

6ヶ月で見違えるような肌が実現したら、ケア(肌管理)にボトルネックはないと判断できます。
次は、90%の育ち度の肌を目指すことが出来ます。
しかし、6ヶ月を経て余り満足できる結果ではない場合、肌管理(ケア)のどこかにボトルネックになっている障害があります。
肌が育とうとしているのに、何故か気づかないままにブレーキをかけている間違いケアが必ずあります。
美肌塾バックナンバーを参考に探し当てて下さい。
間違いを正すだけで、肌は再び育ち度を上げ始めます。

▽ 肌の育ち度が70%に到達していない肌

この範疇にある肌は範囲がかなり広く、一概に一律なお勧めは出来ません。
まだ定義しておりませんが、育ち度60%台の肌もあれば、育ち度が60%未満の超過敏な肌もあるからです。

大まかに定義すると、肌の育ち度60%の分岐点は、炎症反応とのつきあいで判断します。
炎症を起こすことがよくある肌、炎症あとの赤みが残る肌などは、60%の育ち度に達していない部位を抱えていると判断しましょう。
このような過敏な反応がない場合は、60%台の育ち度にある肌と考えましょう。

▽ 60%台の育ち度でターンオーバーが繰り返されている肌

そこそこ安定した70%の育ち度の肌を、まずは目指しましょう。

おそらく、いくつかの気になるトラブルを抱えている肌です。
いきなり、トラブル解消を目的に肌が育つケアを行うのではなく、ただただ肌が育ち度を上げていく環境作りに専念するのです。

一方で特に注意すべきは、ダメージ管理です。
紫外線、乾燥、酸化によるダメージがことのほか大きなブレーキとして働きやすい肌の過敏さを持っているからです。
注意するといっても、防御さえ忘れなければいいわけです。
「ちょっとうっかり」や、失敗をしないように注意して欲しいのです。

そこそこ安定した70%の育ち度に達するのが容易な位置にある肌です。
しかし、一歩間違えば、60%台の育ち度から一気に転げ落ちる危うい弱さを持っている状態の肌とも言えるのです。

▽ 育ち度60%未満でターンオーバーが繰り返されている肌

肌に過剰な反応を起こさせないことを最優先にします。

つまり、炎症対策を優先させた範囲で、肌が育つケアを進めていくことになります。
炎症ニキビの多発する肌、アレルギー性の皮膚炎を起こしやすい肌、理由のよく判らない湿疹や、化粧品にかぶれやすい状態の肌です。

この項を余り一律に説明すると誤解が生じやすいので、上の範囲に留めます。

 
 
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いかがですか?
「育ち度70%の肌を基準に考える」…読者の皆様の肌はどの位置にあるでしょうか?

様々なステージにある部位が混在している肌もあるでしょう。
そのような時は、育ち度の低い部分に合わせたケアをせざるを得ません。
順序を踏んで欲しいのです。
けっして先にある成果を取りに行こうとはしないで下さい。
一歩一歩ステップを上がっていくのが、よく育った美しい肌に到達する最も早い方法となります。

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サッポーの「肌が育つケア」の大きな視点を、今回の美肌塾で確認頂けましたら幸いです。
肌は育つと必ず美しくなっていきます。

 
 

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