肌の再建計画を立てよう!応用編…脂性 Part-1

“肌は育つと必ず美しくなる”

  • 肌は育つと、必ず健康で美しい肌へと変わっていく
  • 肌が本来の姿に育つプログラム(設計図)は、壊れていない
  • 表皮細胞は、年齢に関係なく育つ能力を秘めている

育つ条件が整うと、肌は育ち度を上げるように創られています。
全ての肌には、美しくなる資格と能力が備わっています。

肌の再建計画・応用編…さまざまな肌のトラブル毎に解説してゆきます。
テーマは肌の「脂性」について、です。

脂性肌は…作られた脂性肌?!…生まれつきの脂性肌?!

 
  • 「脂性肌は肌質だから、仕方がないと思っていた。」
サッポー先生:
サッポー先生

確かに皮脂分泌量には個性差があります。
皮脂の多い肌は少ない肌に比べ脂性肌には違いありません。
しかし、物事には程度というものがあります。
一般的に脂性肌と呼ばれるのは、次のような状態の肌を指しますが、果たしてほんとうにいずれも脂性肌でしょうか?

  1. 額や鼻周り等Tゾーンは他の部位に比べてやや脂性肌
  2. 乾燥しやすい部位とTゾーン等脂性部位の差が激しい
  3. べとつきやテカリが一年を通じて気になる肌は脂性肌
  4. 洗顔後20分もすると、ヌメッとしてくる肌は脂性肌
  5. 乾き気味の肌が夕方になるとべとつく肌に…は脂性肌

サッポーは本来の脂性肌は1だけだと考えています。
なぜなら、肌の育ち度が次第に良くなってくると、2~5は解消されるからです。
ところが、脂性肌の悩みは1ではなく2~5です。
つまり、作られた脂性肌に皆さん悩んでいるのです。

作られた脂性なら、本来の姿に戻せば良いだけです……ね。

 
  • 「私は小6の頃から脂性肌、ニキビも小学生からだよ(-_-;)私のケースも作られた脂性肌?」
サッポー先生:

そうです。小学高学年から、脂性肌を促進するケアになっていたということです。

 
  • 「ちょっと脂っぽい……その程度が本来の脂性肌だというの?」
サッポー先生:

そうです。その程度の範囲で、多少の程度差があるだけです。
過剰な脂性、過敏な脂性は、全て作られた脂性肌なのです。
過剰・過敏な皮脂の分泌は、肌の育ち度と反比例の関係にあります。
そのことを知って改善に取り組んでいくことが基本です。

サッポー先生:

もし皮脂がまったく分泌されなかったら……「私は脂性肌(-_-;)!」などと嘆くような贅沢は言っておれません。
肌は乾燥でボロボロになってしまいます。

皮脂は肌を守るため…というより身体を護るために分泌される大切な天然の乳液であり、クリームなのです。
状況に応じて柔軟に対応してくれている有難い存在です。

サッポー先生:

身体を守る肌自身に備わる力が低下したら、臨機応変に皮脂を分泌して守ろうと働いてくれるのが皮脂腺です。
その働きを「べとつく!」だの「テカる!」「化粧が崩れる!」などと邪魔者扱いすることは、皮脂腺の一生懸命な努力を愚弄するものです。

  • 『守る力であるバリアー層(角質層)のバリアー能を低下させていたから、必要以上の働きを皮脂腺にお願いしていたのね、ありがとうございます。大変ご迷惑をおかけしました。これからよく育った角質でバリアー層を作り直しますので、今しばらく必要以上の努力をお願いします。何卒宜しく重ねてお願い……』

このように感謝し、必死に皮脂を分泌してきた肌に不明を詫びるのが筋というものですね。

サッポー先生:

……大変な話になってしまいましたね。

さて、対策を詳述する前に、どうしてこのような脂性肌を作ってしまったのかを見ておきましょう。
脂性肌改善に取り組む時の参考となります。
二度と同じ失敗を繰り返さないためにも大切です。

作られた脂性肌とは…? どのようにして脂性肌が作られた?

サッポーの視点

まず皮脂について大まかに知っておきましょう

皮脂は肌を守り、肌は身体を守る器官として存在しています。つまり、皮脂は身体を守る肌が傷み崩壊するのを防いでくれる存在としてあります。

手の平と足の裏を除き、肌には無数の皮脂腺が備わり、絶えず皮脂を分泌して肌を守ろうとしています。時には分泌量を増やし肌の危機を防ごうとします。

皮脂腺の機能が飛び抜けて発達しているのは頭皮。その次に発達しているのが顔の皮膚、特にTゾーン。次に胸や背中、続いてその他の部位となります。

全身の1日辺り皮脂分泌量は1g前後から多い人で2g前後と云われていますから、顔だけに分泌される量というのはごく僅かなものです。こんな僅かな量でべとつくといって大騒ぎするのですから、不思議なものです。

べとつきやテカリの本当の原因

脂性肌だから皮脂でべとつく・テカる…というのには誤解があります。私達がべとつく・テカると言っているのは皮脂だけではなく、汗がそれらに含まれている状態なのです。

汗も絶えず分泌され肌を潤し柔らかさを作っています。時々この汗は体温調節のため、大量に分泌されます。しかし気づかない内に絶えず分泌されている汗の存在があります。

1日の平均的な発汗量は1~1.5リットルですから、皮脂の1000倍もの量が分泌されています。汗腺はかなり余裕を持った器官でさらに働かせると、1時間で軽く1リットル以上の汗をかくことが出来るのです。

話が横道に逸れましたが、べとつきやテカリは、この汗と皮脂の合作によるものです。その背景となる皮脂腺や汗腺の働きは以上のようなものです。真面目に覚える必要はありませんが、それとなく常識として、頭に入れておいて下さい。

なぜべとついたりテカるようになるのか?

これは、必要以上に汗や皮脂を肌が分泌するようになっているからです。皮脂は蒸発しませんが、汗はほぼ100%水分ですから、絶えず蒸発していきます。運動して汗をかいた時などは別にして、普段なら肌に残るのは皮脂だけです。皮脂だけならそんなにべとついたりテカったりしないのです。

ところが外部環境の変化に対し、過敏に反応する肌は絶えず分泌されている皮脂や汗の量が多いのです。汗と皮脂が混ざり合って蒸発するのが遅くなると、べとつきやテカリを作ってしまうのです。

では、なぜ皮脂腺や汗腺が外部環境の変化に対し過敏になっているのでしょうか?

バリアー層(角質層)のバリアーとしての能力低下に起因します。能力低下は、バリアーを構成している一つひとつの角質細胞の能力が低下しているためです。つまり、よく育たない表皮細胞が角化して未熟な角質として完成するようなターンオーバー(新陳代謝)が行われているからです。

痩せて乾きやすい小さな育ちの悪い角質ばかりで肌(角質層)が作られているのです。水分も少なく、外部環境の変化がストレートに伝わりやすい層になっています。つまり過剰に強い変化(刺激)として伝わる弱さがあるからです。これは大変というわけで、肌を守るために皮脂や汗を過敏・過剰に分泌し肌を守る役目を果たそうとしているのです。

それなら、どうして肌(角質)の未熟化が起きたのか?

これは色々なケースが考えられます。しかし、結果としては一つの原因に収斂します。

まもなく垢となって剥がれていく角質が、予定より早く剥がれてしまうようになっているためです。早く剥がれると、肌は慌ててバリアーの補強を急がねばなりません。怪我をした時の傷を修復する時程ではありませんが、とにかく、細胞の誕生するテンポを速め、誕生した表皮細胞が角化するテンポも速くせざるを得なくなるのです。このようにして急いで角質を補給します。結果、よく育っていない表皮が角質として完成するようになります。

これが角質の未熟化が進行していくストーリーです。

そもそも、角質剥がれを早めた原因は何なの?

それは、あなたのスキンケアの間違いによるものです。広い意味で言えば、あなたの肌管理の不適切さの結果ということになります。

具体的には、ニキビが出来るから、あるいは皮脂でべたべたするからといって洗い過ぎて、肌(角質)まで洗い流していたのかもしれません。その原因は、例えば、化粧落としや洗顔料の選択にあったかもしれないし、あなたの指使いに力が入り垢すりをしていた可能性だってあります。

また、角質を剥がれやすくする化粧水等で肌を整えていた場合もあるでしょう。

或いはまた、古く硬くなった角質を柔らかくしたり取り除いたりする化粧水や乳液だと思い込んで、知らず知らず角質剥がれに手を貸していた場合もあるでしょう。

或いはまた、乾燥には保湿が大事と聞いてそちらばかりを重視して保護のケアを怠り、角質剥がれを防止できていなかったこともあるでしょう。同様に紫外線防止策に隙が多く、角質を傷め剥がれやすくしていたかもしれません。

挙げるときりがないのでこの程度にしておきますが、他にも角質剥がれを早めていた原因は一人ひとり様々なものがあると想像します。

……とまあ、とにかくこのようにして、過剰な汗、過剰な皮脂が、過敏に分泌される過敏な肌が作られるのです。だからサッポーは、べとついたりテカるような脂性肌は「作られた脂性肌」だと言っております。

肌は一生懸命育とうとしていたのに、あなたが育たないようにし向けていたと思われるのです。肌が育つ時間の余裕を与えてあげなかったのです。

サッポー先生:

いかがでしたか?
脂性肌が作られるわけをご理解いただけたでしょうか?

結論として、脂性肌改善対策は、今の状態より育ち度の高い肌にすることとなります。
つまり、サッポーの『肌が育つケア』です。

サッポー先生:

この続きは次回と致します。


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