配合成分にこだわるより……

配合成分への歪んだこだわりが招くものとは

今回は前回に続き、ネガティブ情報を見分けるもう一つの視点を紹介します。今日は大きな視点からです。

スキンケア製品の目的を見失わない

私達の肌が健やかに育つと、それだけで肌は美しさと強さを兼ねる存在です。様々なトラブルはなくなり、新たなトラブルに巻き込まれることも少なくなっていきます。これがサッポーの肌が育つケアです。

  • 肌が健やかに育つ為に、利用する化粧品はどうあるべきか?
  • 肌が健やかに育つ為に、日々の肌管理はどうあるべきか?

健康な美肌作りは、少なくとも上のような観点で、ああでもない、こうでもない、そうだ…こうすればよい、この化粧品がよい!ダメ!…このように検討すべきものであるはずです。

なぜ成分の善し悪しを決めたがる私達なのか?

危険な成分が入ってないから肌に良い?

ところがなぜか私達は、利用する化粧品の目的よりも、配合されている成分名にこだわる傾向があるようです。それも、この成分が良い、あの成分はもっと良い……といったものならまだいいのですが、この成分はダメ!あの成分は危ない!これらの成分を使用しないものを捜そう!といったネガティブなこだわりが、いつの間にか根付いているのです。

いったいこれらのダメとか、危ないといった情報はどこからもたらされたのでしょうか?権威のある学者や、信頼の置ける企業が公式に発信している情報でしょうか?

サッポー美肌塾に寄せられるご相談を拝見していると、これらのネガティブ情報は、どうも一人歩きしている根拠のない情報がほとんどであるように推定できます。

化粧品に使用される成分は全て使用が認められたものです。使用してはいけない禁止成分があり、使用基準が厳密に定められている成分もあります。日本で製造され、市販されている化粧品は全てこれらを規制した薬事法の下で製造されたものになっています。

それにもかかわらず、この成分は危ない、危険だというのは、厚生労働省が管轄している薬事法の規制が間違っていることになります……??

少なくとも、国が決めた使用成分についてのルールは科学的で合理的なものであるはずです。専門家が集まり作られたものであり、そして万人に公開されているものです。もし危ないものがあれば、社会的に問題となり、制裁を受けるでしょう。マスコミにとって格好の材料ですからね。

また、化粧品を製造する側の視点として、危ない成分をわざわざ、なぜ使用しなければならないのでしょうか?全てのメーカーはほとんど全ての成分を選択することが出来る立場にいます。

このように説明すると、「なるほどそうだ」「なぜこのような情報を信用してしまったのだろう?」と、個人的に常識化していた情報を見直すことになります。

でも私達にはなぜか一人歩きする得体の知れない情報の方を信じたくなるところがあります。それは何も信じたくて信じるのではなく、当たり前の情報に接することが少ないからに違いありません。なぜなら、当たり前のことを当たり前に発信された情報に接する機会そのものが極めて少ないからです。

「買ってはいけない」という題名の本が出版され、その後に「『買ってはいけない』は買ってはいけない」が出版された(^_^;)

丁度今から10年前の話(※配信当時)ですから、前世紀のお話しです。

さまざまな情報にどう向き合うべきか?

「買ってはいけない」という題名の本が出版され、ベストセラーになりました。たくさんの商品名が名指しで掲載され、具体的に、この成分に毒性があるとか危険性があるといったことが記載されたネガティブ情報満載の本でした。

さすがに間違った情報の流布に危機感を覚えた各界の有志(学者やジャーナリスト)が集まり、「『買ってはいけない』は買ってはいけない」という本が出版されたのです。

今では笑い話ですが、200万部も売れてしまったのですから、どうも私達は、「これは悪い、危険だ!」といった情報が好きなのかも知れません。
その反対に真面目な情報には余り興味が湧かないのかも……(-_-;)。

あるいは良い情報が発信されていても気づかないというのが真相でしょうか。

ネガティブ情報かもしれないと思ったら、その根拠を辿ってみよう!

この講義はメールマガジン「サッポー美肌塾」第443号を再編集したものです


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