寒い冬、38℃のぬるま湯入浴に挑戦!

快適なぬるま湯入浴を

サッポーです。

前回講義で、過敏になってしまった肌からの脱出に、入浴やシャワーに38℃台の湯温を勧めておりましたが、外気温-10℃の北海道で、お試しになったご愛用者から「風邪をひいてしまった」「浴室を暖かくするにはどうしたらいいの?」とご相談を頂戴してしまいました。m(_ _)m

  • 今日のテーマは「寒い冬、38℃のぬるま湯入浴に挑戦!」とします(^_^;)

肌状態が過敏でない方は、40℃台のお風呂でいいのですよ。でも40℃台の湯温でも寒くてダメという場合、今日のテーマは別の意味(リスク回避と省エネ)で参考になるかもしれません。

本当はサッポーもここまで踏み込みたくないのですが、過敏肌からの脱出を困難にしている障害が、毎日の習慣である入浴とあらば、これは自己責任で工夫してくださいと言い続けるわけにもまいりません。

何と言っても相談が多いのです。もしかすると、ずーっと過敏な肌と付き合っている人の入浴時の湯温アンケートを収拾すると、あっと驚く結果が見えるような気がいたします。

敏感肌に悩む方の相談履歴を抽出してみると、入浴時の湯温改善を機会に良化しているケースがとにかく多いのです。一般的にも、入浴が敏感肌改善の大きなボトルネックになっている可能性大です。たぶん50%を超えているのではと推定しています。

入浴温度が敏感肌の原因!?
  • 肌に赤みがあり、良くなる気配がない
  • 赤みのある炎症ニキビが絶えない
  • 原因不詳の湿疹や赤みがよくできる
  • 化粧品使用時にピリピリ・ヒリヒリの刺激を感じることがよくある
  • いつも使っている化粧品にかぶれることがある
  • 石けん洗顔のあと何もつけなかったら、つっぱり感がすごい
  • 汗でべとつく度合いが大きい
  • 皮脂が異常に多い
  • etc...

以上は、過敏な肌(=未熟化が進行した肌)の特徴を現す項目です。

サッポーが勧める肌が育つケアを始めたが、どうも上手くいかない。少しはよくなったが、改善したとはいえない。「どうして私の肌は育たないの?」との相談は後を絶ちません。

ところが、毎日のお風呂の湯温を38℃台にすると、どんどん改善が進み始めた!というケースがとても多いのです。

これは、入浴時の湯温がボトルネックになっていたからです。お風呂の湯温がマスト細胞を騒がせる隠れた原因になっていたのです。

しかし、夏はともかく、冬に38℃台は寒くて難行・苦行!とてもそんな入浴はできないと、一度でも試したら良い方で、たいていは手を浸けただけで恐れをなしてやめてしまいます。そして夏になっても忘れてしまって実行しない。(^_^;)

このようなパターンが多いのではと想像しています。

いつまでも過敏肌と付き合っているのではなく、湯温38℃台の入浴にチャレンジしてみましょう。

浴室の温度を上げる工夫

ある企業の調査によると、冬の日本家庭の平均的な浴室温度は10℃台が半数を超え、10℃未満が1割あるそうです。そして7割を超える家庭で冬の浴室は寒いと感じている……とのデータを公開していました。

一般顧客を対象にした冬季の温水プールが、たいていの場合、室温・水温ともに、30℃程度に調整されています。寒さを感じる人はいません。

浴室の温度だと20度以上になるとそれほど寒く感じません。25℃あればまずまず快適。30℃あれば快適そのものです。

これでだいたい判りましたね。38℃台のお湯で入浴する決め手は室温を上げて、できるだけその温度を維持することです。

浴室の温度を上げる対策
  • 浴室暖房機を設置する
  • 贅沢なミスト暖房の装置をつける

このような対策ができたら、誰も苦労しませんね。もう少し現実的な対策を見てみましょう。

室温を上げる鍵はシャワーの利用にあり?
  • 設定温度を高めにしてシャワーで、高い位置から給湯する
  • 家族が入浴した後、浴室内が暖かい間に入浴する
  • 入浴前にお湯を流したり、シャワーを出しておく。浴槽にフタをしない
浴室温度を下げない工夫…断熱性向上

せっかく浴室の温度を上げてもすぐに冷えてしまうお風呂があります。

  • ユニットバス(樹脂製の浴槽・床・壁・天井)に切り替える

確かにこれだと、断熱効果が高く、湯も冷めにくいので、省エネ間違い無しですが、いかんせん初期投資がかかり過ぎます。

  • 浴室の窓を二重窓にする or 断熱材を貼り付ける
  • 浴室の機密性を高める(すきま風の通り道を発見し塞ぐ)
  • 浴室の床にマット・すのこ等を敷く

壁にも断熱材を貼り付けることができたらいいですが、ちょっと大事ですね。でも上の対策だけでもかなり浴室の温度が維持できるようになります。

湯冷めを防ぐ工夫
  • 乾いたタオルを肩にかけて入浴する
  • 濡れた体のままで気温の低い場所(脱衣所)に移動しない(ドアを開けず浴室内で、頭や身体の水滴をザッと拭き取る)
  • 脱衣所では素早く衣類を身につけ、暖かくする(ヘアドライは暖かくしてから)

脱衣所を暖かくできたら良いのですが、そんな家庭は少ないですね。でもこれだけできたら、まず湯冷めしません。

いかがですか?すぐできることも多いでしょう。

何年も付き合っていた敏感肌から脱出できるなら、これくらいは覚悟して準備してみましょう。そしてしばらく続けると、肌が変わってくるのを実感することになります。

健康にもいいし、38℃のお湯でも、40℃以上のお湯で入浴をしていた頃よりしっかり温まるのを実感できます。大いに長湯してください(*^_^*)/~~~

あなたにしっかりノウハウが身に付いたら、お年寄りにも勧めましょう。心筋梗塞や脳卒中の防止にもなりますし、何より、免疫能が高まり、健康増進に繋がります。

肌が育ち度を上げ、すっかり安定したら、40℃以上のお湯でもマスト細胞は驚かなくなります。でもそれまでは継続ですよ。

この講義はメールマガジン「サッポー美肌塾」第474号を再編集したものです


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