意外にできていない!乾燥防止ケア

乾燥させないことが、肌の健康と美しさ作りに大切だということを見てきました。

ならば、乾燥防止はどうしたらよいのか?意外にも、ここに多くの勘違い・誤った思いこみが見られます。まず基本を押さえます。

保湿ケアは乾燥防止にならない!

化粧品に使用される保湿成分の能力が向上し、保湿ケアをしただけで乾燥した肌は整い、良い状態が現れます。

しかし、これは乾燥が癒され、乾燥状態から脱しただけで、肌が乾燥から守られた状態ではありません。

乾燥から肌を守るには必ず油脂成分がしっかり配合された乳液やクリームなどで保護するケアが必要です。

保湿ケアと乾燥保護のケアは区別を

誤解が生じやすいのは、保湿という言葉が、保湿成分による保湿ケアに使われると同時に、乾燥からの保護ケアにも保湿という言葉の使用がされていることです。

「保湿したら大丈夫!」という言葉に、保湿ケアも保護ケアも含まれていることを知っているのと知らないのでは、未来の肌に大きな差がでてきます。保湿ケアだけでも良い状態、良い感触の肌ができあがるのですから、「これでイイ!」と思い込んでも無理のないところです。

化粧品による乾燥防止には限界が…

多湿の国日本も、冷暖房された空間の増加と共に、一年を通じ乾燥した環境がいずこにもある状態が普通になりました。一年を通じ乾燥防止のケアが必須になっている‥‥これが現実です。

特に、汗の多くなる季節に乾燥から肌を守るケアが欠落しやすい傾向が見られるのは注目に値します。乾燥に気づかないからです。

しかし、いずれの環境においても、乾燥防止は、前述の保湿ケアと、乾燥保護のケアができていたら基本はOKなのです。できているか、できていないかなのです。

但し、化粧品による乾燥対策だけでは、乾燥防止の成功率は50%に満たないでしょう。化粧品による保湿・保護の限界が身近にあることを知っておく必要があります。

環境で激変する乾燥影響度

化粧品による保護のバリアーを簡単に破り、肌を乾燥させる環境の双璧が下の二つの状態です。私達の生活環境でいくらでも想定される状況です。

1.微風でも風が肌に当たり続ける状態

風があると洗濯物が何倍も早く乾くように、肌を風が流れる状況は大きな乾燥ダメージにつながります。化粧品で防止しきれない乾燥パワーがあります。

対処法はとにかく風が肌を流れる量を少なくすればいいわけで、方法は問いません。

[乾燥ダメージ]=[風の量]×[時間]

です。このいずれをも減少させる努力があればよいと考えましょう。心構えだけでもずいぶん違うし、防ぐツールを利用する方法などは自己責任で考えてください。大きな美肌の差として現れます。

2.気温が低く肌が冷たさを感じる状態

肌に風が流れなくても、湿度が高くても、気温が低く肌が冷たさを感じる環境は、肌から水分が逃げ続ける状態、つまり肌が乾燥しやすい状況です。

なぜなら、肌は発熱体として必死で皮膚温(体温)を維持しようと努めており、肌表面の空気層を温め、乾燥する状況を作り続けているためです。

対処の方法は問いません。冷たい環境を避けるか、1.と同様に風の流れを減少させることが対策となります。肌が冷たさを感じない環境を作ることです。

乾燥防止について、基礎の基礎をお話ししました。まず基礎的な対処で大きな穴がないようにしましょう。それだけで肌は一段育ち度を上げていきます。

参考視点:「肌の硬さと『肌が育つケア』」


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