肌が求める化粧品…クレンジング編

サッポーは「メイク浮かし」がクレンジング料の正統派と考えます

イメージ画像:サッポーのクレンジングクリームは「メイク浮かし」!?

洗顔前に化粧を落とすのが毎日のケア習慣。一般的な呼び名は、メイク落とし、クレンジング料ですが、サッポーは「メイク浮かし」と呼ぶようにしています。

「メイク落とし」でもよいのですが、サッポーは“浮かし”にこだわりました。“落とし”だと、洗浄や清潔が一番の目的になり、優しさと健康が二の次になるからです。

「えっ!洗って清潔にするのが、優しさと健康の元では?!」

その通りです。

しかし、実際は健康を損なうほど肌が汚れたり不潔になるわけではありません。それなのに、清潔を意識し過ぎて、洗い過ぎるクレンジング、肌を落とし過ぎる化粧落としになっているケースが多く見られます。

これでは肌の健康は維持できません。肌も育ちません。正しくは、次のように言い換えるべきです。

『肌の健康を損なわない範囲で化粧や汚れを落とす必要がある』

クレンジング料に求めるサッポーの結論です。

つまり、

  1. 健康を害さない範囲の清潔さが維持できたらよい
  2. 化粧や汚れが完璧に落ちている必要はない
  3. 見た目がキレイで清潔感があればOK

このようなスタンスです。

「ホントにそれでいいの?!」

「汚れが少しでも残ってる…なんてイヤ!」

そうですね(^_^;)

でも、そのキレイ~さっぱり~清潔…が、ほんの一歩過ぎるだけで肌は育ちません。それなら「ざっとすすいで終わり!」のオヤジ洗顔の方がまだマシです。

化粧や汚れのついた角質は毎日剥がれています

肌(角質層)に付いた化粧や汚れは、日々最表層の角質(垢)と共に洗い流されています。新陳代謝(ターンオーバー)の中で処理されるものです。何もしなくても、いずれ取れていくものなのです。化粧落としや洗浄は、この作業を軽く手伝うだけがいいのです。

化粧落としや洗浄がちょっと行き過ぎると汚れ以上に働いている角質まで落としています。垢予備軍の角質を早めに落とすことに繋がっているのです。するとターンオーバーが早まります。肌(細胞)の未熟化が進行します。ここに肌の健康が崩れ始める原因が隠れています。

お気に入り服を汚してしまった時、どのように汚れを落としますか?生地を傷めないで汚れを落とそうと努力するはずです。あるいはプロに任せるでしょう。服なら冷静に洗い過ぎの悲劇が予想できるからです。

しかし、日々再生している肌の場合、洗い過ぎて肌まで落とす毎日でも長~く気づきません。気づいた時は肌トラブルが現れた時です。表皮細胞の未熟化が進行し、様々なトラブルになっているのです。

それでも、ここで洗い過ぎが原因だと気付いた人はまだ幸いです。どんな境遇にあっても、肌は新陳代謝(ターンオーバー)を続けています。化粧落としや洗浄方法を軌道修正すれば、肌は再び本来の姿を取り戻すことができるからです。

肌(細胞)の未熟化の表れとは以下のような項目です。チェックしておきましょう。

  • 肌の硬さ
  • カサカサ~ザラザラ
  • 皮脂や汗の過度な分泌
  • キメの粗さ
  • 脂っぽいのに乾燥する
  • 混合肌の進行
  • 毛穴の目立ち・黒ずみ
  • 角栓
  • 皮脂詰まり(ニキビ)

さらに未熟化が進行すると、

  • 肌の過敏さ
  • 肌に刺激感…ピリピリ・痒み等
  • 炎症性ニキビ(赤み伴う)
  • 湿疹やかぶれを起こしやすい
  • いつもの化粧品に反応

このような傾向が見あたらない肌は、きっと適切な化粧落としや洗浄ができています。肌が育つケアに磨きをかけて、さらなる健康肌・美肌を目指しましょう。

「そういうことか……!」と気づいた方は、早速洗い過ぎない化粧落とし(化粧浮かし)に軌道修正です。

クレンジング料~いつも肌に優しいことの価値

サッポーが愛用するクレンジング料は、保湿効果の高いクリームに工夫を加えたクレンジングクリームです。

  1. 洗浄力は全くありません。
  2. 使用後すすぎ洗いしてもクリームが肌に残ります。
  3. スルスルと肌に伸び、化粧や汚れに素早くなじみ浮かせます。

健康な肌は、この後石けんで仕上げ洗顔をしますが、敏感さのある肌は、石けん洗顔をしません。すすぎだけだと肌にクリームが残りますが、残って安心のクリームです。

イメージ画像:やさしいクルクルで汚れをクリームになじませ浮かせます

洗浄力「0」なので、1日に何度使用しても大丈夫です。

サッポーは「もったいない精神」の持ち主なので、「メイク浮かし」の前に予洗いをします。クリームの使用量が減らせるからです(^_^;)。

その代わりといってはなんですが、朝の洗浄にもこのクレンジングクリームを使用しています。以前は、朝は石けん洗顔だけで大丈夫と思っていましたが、朝も使用を初めてから肌の調子が明らかに違うのです。

肌に残ったクリームが石けんの洗浄力をセーブしてくれているようです。丁度良い洗い加減になっています。

もっと若い頃から、朝もクレンジングクリームを習慣にしていたら良かったと悔やんでいます。

  1. 肌に浸透・侵入しにくい構造のクリーム

浸透・侵入しにくい効用は、肌が敏感に傾いた時に実感します。健康肌に自信過剰気味なサッポーですが、炎天下でのスポーツやレジャーの後は多少敏感さを感じておりました。

それでも、一度も肌トラブルが起きなかったのは、洗浄力なし、肌に侵入しない…という特性に大きく助けられたというのが真実でしょう。翌日にはもう回復したつもりになっていました(^_^;)。

いかがでしたか。
あなたのクレンジング、大丈夫ですか?


コメントは受け付けていません。