コラーゲン!!コエンザイムQ10!セラミド!! Part-3

イメージ画像:化粧品成分としてのセラミドとは?

相談ネタ3…セラミド

成分の話題として、コラーゲン、コエンザイムQ10に続き、今日はセラミドです。いずれも、広く化粧品に使用されおなじみの成分ですが、セラミドについての質問や相談は絶えることがありません。とても大切な働きをしているようなのに、サッポーのスキンケア製品には配合されていないから、気になってお尋ねになるのかもしれません。

サッポー美肌塾相談室のカウンセラー達が、読者からの質問に個別対応しておりますが、今日の講義でセラミドについての質問や相談が減少すれば感謝されるはずです。でも、逆に増えると白い目で睨まれることになりそうです。

そもそもセラミドって何なのでしょうか?こちらを解説してから、セラミドと肌の関係についてお話しした方が解りやすいですね。

セラミドってどんな働きをしてるの?

セラミドがバリアー層(角質層)においてとても大きな働きをしているのは事実です。一つひとつの角質をブロックに例え、セラミドはそれらのブロックを固定するセメントや接着剤の役割として説明されることが多いですね。このようにして作られているバリアー層(角質層)だからこそ、肌からの水分蒸散を防ぐだけでなく、外部からの汚れや細菌、化粧品成分等々の不用意な侵入を防いでくれている…肌の健康と美しさにはなくてはならないものとして説明されます。

もう少し詳しくセメントや接着剤の役割部分を説明します。正しくは、細胞間脂質と呼びます。

細胞間脂質は、実際にはそんな強固な接着剤ではなく、ラメラ構造を持つ細胞間脂質として存在します。角質同士を繋いでいるのですが、もっと柔構造で精緻なものです。だから肌のしなやかさが維持できるのです。

イメージ画像:細胞間脂質の構造

ラメラ構造とは、細胞膜-脂質-水-脂質-水-脂質-…-水-脂質-細胞膜というように重なり、角質細胞間の小さな隙間を埋めている構造をいいます。

この脂質の一つがセラミドというわけです。他にも複数の脂質があるのですが、セラミドが一番多いのです。バリアーの要として働いているのです。

人気のセラミド配合の化粧品とは、このセラミドが使われているのでしょうか?

化粧品成分としてのセラミドは、乾燥から肌を守るのに役立っています

  • 保湿の定番、セラミド!
  • アトピーに、セラミドを!
  • 保湿のチャンピオン、セラミド!
  • バリア機能に必須の成分、セラミド!
  • etc…

セラミド配合化粧品の案内には、このような見出しが踊っています。前段のようなセラミドの働きを知ったあと、このような見出しを見ると、そうだ!ってなりますね。そして、期待します。もちろん期待していいのですよ。

でも、正しく期待しましょう。

セラミドの使用により、細胞間脂質として働いてくれる!?

細胞間脂質として働くわけではなく、油脂成分の一つとして肌を覆い、乾燥から肌を守ります。

保湿剤に分類される説明が多いようですが、サッポー流にいうと、乾燥保護剤です。乾燥から肌を守る油脂成分の一つです。角質細胞間のラメラ構造内のセラミドが補充されるわけではありません。細胞間脂質のセラミドとは別物です。クリームと同様、肌を覆い、乾燥するのを防ぐだけです。

イメージ画像:セラミドは「油脂成分として」肌を乾燥から護ってくれます

また、保湿効果があるといっても間違いではありませんが、保湿と乾燥保護とは区分した方がスキンケアを組み立てていく時に混乱を招かなくてよいので、サッポーは保護という言葉を使用しています。

「ラメラ構造のセラミド成分ならいいのでは?」

ラメラ構造を持つ細胞間脂質は、表皮細胞が角化する過程で、表皮細胞自身が作り出す構造です。化粧品が取って代わることはできません。でもただのセラミドを塗り伸ばすより、グンと感触がいいかもしれません。

いかがでしたか?

「夢を壊された!」なんて言わないで下さいね。セラミドを使った化粧品にもきっといいものがたくさんあると思いますよ。

大切なのは、肌の細胞間脂質がしっかり作られるようにすることです。いつもよく育った表皮細胞が角質になるように、サッポーの肌が育つケアで、よい新陳代謝(ターンオーバー)の維持を目指しましょう。


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