冬なのにべたつく肌

イメージ画像:悩む女性

べたつきやテカりの悩みは、四季を通じて頂く相談の一つです。まもなく冬となりますが、丁度よいタイミングでいただいた相談を紹介します。「サッポー美肌塾」を偶然発見、もしかして、これなら……と思い、相談されたそうです。

「夏にベタベタするのは仕方がないと諦めていましたが、これから冬になろうとしているのに、私の肌だけいつもテカテカしているようで、、、、。」

「コスメカウンターで相談したら、乾燥がベタつきやテカりの原因ということで、保湿重視の化粧品を薦められました。」

「実は、私の肌は一年中ベタついて、テカるのです。以前に薦められて、高保湿の化粧水とクリームのケアにチャレンジしたことがあったのですが、余計にべたついて、すぐやめてしまったことがありました。」

「でも、やっぱり保湿が大切なのでしょうか?どうしたらよいのか、アドバイス頂ければと相談しました。」

アドバイスにあたり、他のトラブルとの付き合いがないかが気になり確認したところ、ニキビによる炎症や、他の赤みもない肌です。ただ、洗顔後のつっぱり感が夏を過ぎると気になる様子でした。

敏感さが多少進行した肌ですが、これなら、数ヶ月で大丈夫な段階です。念のため、「一年を目標に、肌が育つケアに取り組んでみましょう。すっかり良くなりますよ。」と、サッポーの取組法をアドバイスしました。

顔だけ異常にべたついたり、テカる肌というのは、肌(細胞)が痩せ、バリア能の低下していることが大半の原因です。ベタつきやテカりの元となる汗や皮脂は、いわば“正義の味方”、私達の肌を守るために登場しています。乾燥は“正義の味方”を呼び出す要因の一つではありますが、全てではありません。

肌(細胞)が育ちバリアー能が高くなれば、“正義の味方”の活躍は少なくなります。肌が育つことが根本的な対策であり、ゴールなのです。

私達を取り巻くスキンケア情報は、いずれを見ても、なるほどと思えるものばかりです。「だから、そうなのね」といったものから、実行すると「ずいぶん良くなった」とすぐに効果が実感できるものまであります。しかし、しばらくすると以前と同じ状態に戻ってしまったり、中には以前よりひどくなったしまうケースも。ゴールにたどり着ける人は稀です。

ベタつく・テカる肌対策として、様々なケア情報に出会いますが、そこで使用される言葉を正しく理解していたら、脇道にそれることなく、良く育った肌にゴールすることができそうです。

「テカる肌、べたつく肌を解消する情報」を適切に理解する

私は超脂性肌?スーパーオイリー肌?

元々の肌が超脂性であったり、スーパーオイリーな肌があるわけではありません。何かが原因で肌が未熟化し、バリアー能が低下しているものです。バリア能の低下を補完するために皮脂が活発化しています。ちょっぴり脂っぽい肌…これが脂性肌の本来の状態です。

ベタつきやテカりは皮脂が多いから?
「スーパーオイリー」は皮脂と汗の合体技

皮脂が多少多くなっているのは事実ですが、ベタつきやテカりの構成要素の99%は汗です。冬でも汗は出ており、暖房空間ではかなりの量です。中でも顔に掻く汗は特に多いもの。その汗を乾きにくくしているのが皮脂であり、化粧品の保湿成分や油脂成分です。しかし根本原因は、育ちの悪い角質達の存在が、汗・保湿成分と、皮脂・油脂成分を溜め、乳化を促す土壌になるからです。

育った角質が作る肌の汗は直ぐに乾きます。汗が多くても乳化せずに流れ落ちます。

脂取り紙やティッシュオフには弊害が?

ベタつきやテカりを作る汗や皮脂は、肌バリア能の低下を補う“正義の味方”だから、むやみに取り除くのは、頻度が多いと次第に悪影響がでてくるのは事実です。といって、ベタベタ・テカテカをそのままにもできない!このような時は、脂取り紙でも、ティッシュでも、肌にギュッと押し当てずあてがうだけにします。それで吸い取れる範囲で良しとするのが肌に対する思いやりです。

強い力が加わると汗でふやけた角質層は崩れ、剥がれやすくなります。これでは肌が育ちません。

ファンデーションなど、ベースメイク製品の選択で効果は?

ウォータープルーフ機能を持たせた製品は、その日だけを評価すると大きな効果と即効性がありますが、使用を続けると必ず、ベタつく肌、テカる肌をさらに促進していきます。肌の育ちにブレーキをかけるからです。乳液やクリームに使用される油脂成分にも水(汗)を弾く基本性能があります。その程度で良しとし、この基本性能を超えるものに飛びつくのは失敗の始まりということです。

化粧水はさっぱりタイプにすべき、それともしっとりが……?

さっぱりとしっとりの違いは保湿能の違いと、アルコール配合量がもっとも大きな影響を与えています。ベタつきやテカりが多い肌状態では、保湿能の高い化粧水は汗を溜める方向に働くので、保湿能は控えめの方がよいのです。その分油性化粧品による保護のケアをしっかりすることです。アルコール配合の多いさっぱり化粧水は、使用時は快適ですが、肌の育ちにはブレーキとなりやすく、長い目で見るとベタつき・テカりを促進することになります。

サッポーのさっぱり化粧水は、しっとり化粧水よりアルコール配合量が少ない珍しいタイプで、超脂性肌の方に人気です。

皮脂過多は食生活に問題が!?

食生活が皮脂分泌量に影響することはありえますが、ベタつきやテカりが気になるほどになるのは、顔の肌の育ちが主因です。枝葉の問題と捉えましょう。そうでなければ、身体の健康に、既に重大な障害が現れているはずです。身体の健康面から、食生活を見直すのは大切なことです。

いかがでしたか?

「こうすればよい!」「あれがダメ!」といった様々な情報には、一面の真実があります。しかし、鵜呑みにすると間違ったケアに迷い込む怖れもあります。正しく理解し、取り入れて良い部分と排除すべき部分を見分けていきましょう。

ベタつく肌、テカる肌の対策は、肌の育つことが柱となります。この柱からぶれてはいけません。必ずゴールすると自信を持ってください。肌は本来の姿に育とうと努力を続けているのですから……。


コメントは受け付けていません。