ミカンの皮のような肌理(キメ)、目立つ毛穴、イチゴ鼻、肌の凹凸…何とかしたい!!!

イチゴのイメージ

サッポーの“肌が育つケア”を始めると、肌の調子がよくなってきます。でも、肌理や毛穴の問題に関しては、不安や疑問が湧いてくることが多いのです。

“home_run”さんの相談を紹介して解説していきます。

1年間、サッポーのケアを続けて、肌はずいぶんきれいになってきました。でも……

“home_run”さんは一年前、敏感肌脱出プログラムを始められ、順調にケアを続けてこられた方です。

それなのに、一体どうしたというのでしょう……?

フルーツのような肌()

元々目立っていた鼻周りと頬、額の一部の毛穴が今も気になっています。頬はミカンの皮のように肌理が粗く、特に鼻は大きなイチゴのように毛穴がデコボコしていて、一番気になります。

肌全体としては、敏感さがなくなり、モチモチ感も出てきて、この調子で良くなっていくと思っていたのですが、肌理の粗さと毛穴の目立ちだけは、むしろ以前より目立つような気がします……どうして肌理と毛穴だけ改善されないのでしょう?

過去の相談履歴を参考にサッポーが得た結論は、『何も問題なし、今のケアをさらに完成度を高めて継続しましょう』というものでした。

実は、この時のケアの選択は“home_run”さんの将来の肌を決定づける大切な分岐点でした。

はて、さて、どういうことでしょう?

錯覚です。肌理や毛穴の改善は進んでいます。

悩んでいる人に、こんなことを言っても、信じてもらえないかもしれません。でも本当なのです。そして、ここで“肌が育つケア”を挫折する人が多いのも事実です。

そうならないためにも、肌が育つ過程で起こる変化を、順を追って見ていきましょう。

1.まず敏感さの改善が進む

赤みを伴う様々な炎症系のトラブルが減少していきます。ニキビの炎症、脂漏性皮膚炎、接触性の皮膚炎等々です。その他にも原因不明の赤みや湿疹が発生しなくなります。

肌が落ち着いてきます。顔だけ異常に皮脂が多い、汗が多いといった肌質が安定するのです。ベタベタすることがなくなる一方、カサカサ・ガサガサといった不快な肌の乾きもなくなってきます。

ここまでが、敏感肌から脱出する過程です。本格的なケアのスタート地点に立ったといえます。

2.乾燥環境に適応した肌を維持できる

比較的湿度の高い環境では、肌はしっとり・モチモチした状態になり、湿度の低い乾いた環境では、すべすべした肌状態を維持できるようになります。

洗顔後の肌のつっぱり感もなくなっており、化粧品をつけなくてもそこそこの肌状態でいることができます(けっしてお薦めしませんが……)。言い換えると、肌が自立して一人歩きができるようになった段階です。

3.肌の美しさと強さに磨きをかける

肌は安定し、多少のダメージを受けてもすぐに回復するようになっています。この段階で、ちょっとした肌理の粗さや、ちょっとした毛穴の目立ちはほとんど気にならない程度になっています。

あとは、ケアの完成度を高めて、継続していくことで、肌はさらに健康に、さらに強く、そして美しさを増していきます。

以上、1→2→3のような順序を踏んで、肌の改善が進みます。

「私の場合、肌理や毛穴は、どの段階で解消されるの?」

「ちょっとした……ではなくすごく目立ってるんだけど!」

このような疑問が当然でてくるはずです。

間違いなく、肌理や毛穴の改善は進んでいます。ただし、それは表皮の改善に過ぎません。

肌理の粗さや目立つ毛穴の場合、表皮を支える真皮層の改善が進まないと、目に見えては良くならないのです。

“home_run”さんの場合、前段の「1.まず敏感さの改善が進む」のに、6ヵ月程度かかりましたから、次の段階の「2.乾燥環境に適応した肌を維持できる」ようになってちょうど6ヵ月ということになります。相談から推定すると、この2.の状態を抜け出そうというところにいます。だから、表皮層はすっかりといっても良いほどに改善が進んでいます。でも、毛穴はまだ目立っている状態……。

では、この肌理の粗さや目立つ毛穴に関係する、真皮層はどのようになっているのでしょう。

真皮と表皮は新陳代謝のスピードが違う!

表皮の新陳代謝(ターンオーバー)は約1ヶ月です。全ての細胞組織は1ヶ月で新しく入れ替わっています。1年で、少なくとも12回はターンオーバーを繰り返しているのです。肌が育つ良い環境を作り続けていたら、12回も良くなるチャレンジができたのです。

真皮層の新陳代謝は4~5年かけて行われる

上のように表皮が約1ヶ月で新陳代謝するのに対し、表皮を支えている真皮層は新しく作り替えられる(新陳代謝)のに4~5年かかります。

肌の弾力繊維層・模式図

炎症トラブルを繰り返した肌は、表皮が傷むだけでなく、真皮層の弾力繊維層が壊れたり劣化しています。また、炎症に至らなくても、紫外線のように直接真皮層に入り込み、弾力繊維層を酸化破壊していくダメージもあります。(弾力繊維層の劣化は肌の凹凸だけでなく、シワやたるみの原因にもなります)

このようにして壊れたり劣化した真皮層も、炎症トラブルや紫外線ダメージの影響を受けなければ、元通りの真皮層が復活します。ただし、4~5年の年月を要するというわけです。これが、肌理や毛穴の改善が一向に進まないように見えるからくりです。

いかがでしたか。

“home_run”さんの場合、少なくとも敏感肌から脱出したあと、6ヵ月分の改善は進んでいたのです。でも、4~5年といえば48~60ヵ月。6ヵ月の改善では、まだ1/8~1/10程度の割合に過ぎません。

見た目には、どれだけ改善したかわからないでしょうね。むしろ、そのほかの部位が早く良くなった分、比較すると毛穴部分が悪く見えても不思議ではありません。

では、すっかり目立たなくなるには、改善した6ヵ月を差し引いて、あと4年前後かかるのでしょうか?

4~5年などと聞くと、ため息が出そうになりますが、そんな心配はありません。1年単位で、驚くほど改善が進んだように見えます。肌理や毛穴が年を追うごとに目立たなくなっていきます。2年程度でほとんど気にならなくなっているでしょう。

でも、見えない真皮層が実際に元通りの姿になるのは、やはり4~5年かかるのです。けっしてケアの手綱を緩めないようにしましょう。

「肌理や毛穴はどうにもならない」と思い込んでいた方は多いと思います。でも、今日の講義を読んでそうではないと分かっていただけたでしょうか。

日々の変化が見えないことに負けてはいけないのですね。

参考:「肌理&毛穴そして黒ずみ ─肌の悩みと「肌が育つケア」
肌改善に要する期間は?

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 目立つ毛穴と肌理の粗さは、肌が育つことで必ず良くなる
  • 変化が見えないことと、改善期間の長さに負けてはいけない
黒板に注目!

「サッポー美肌塾」第621号 / 2016年9月21日 発行


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