現代人は乾燥を避けることができない!

乾燥・イメージ画像

冬や夏はエアコンで快適。春や秋に頬を撫でる風は気持ちいい……。現代を彩る快適な空間を肌の立場から見ると、一日・一年を通し、異常に乾燥した生活空間の拡がった状態だということができます。

肌の乾燥が気になる日本人が、この30年で急増した背景には、上のような環境変化と、洗顔料の変化という2大要因があると推定されています。さらにこの乾燥が、敏感肌を育て拡大してきた経緯が、サッポーの30万人を超えるモニターデータの統計からも明らかになっています。

乾燥はあらゆる肌トラブルの背景を作っているダメージです。サッポーの「肌が育つケア」の視点から解説してまいります。

乾燥はトラブルの生みの親

乾燥した肌は、肌部位の性質により様々なトラブルに発展してゆきます。

硬くなる(硬化)

肌にすべすべ感、モチモチ感がなくなり、カサカサした感触、硬い感触に変化していく。

肌荒れ、粉吹き、皮むけ

角質が集団(塊)で剥がれかけた状況。皮脂腺の発達していない部位で、細胞の未熟化が進行した肌に現れる乾燥の現れ。

毛穴の目立ち・黒ずみ

角質が乾くと縮み硬くなるので毛穴が拡がり、固定化する。硬くなった角質には皮脂や油脂の酸化物がこびり付きやすい。

ニキビ(皮脂詰まり)の発生

毛穴壁出口付近が乾燥で硬くなると、皮脂が押し出されず貯まるのでニキビ(皮脂詰まり)ができやすくなる。

さらに乾燥の悪影響を受け続けていると、以上の状態に加え、肌に過敏さが伴うようになります。

過敏さの進行
  • 洗顔後のつっぱり感が極めて強い
  • 入浴すると顔が真っ赤になる~いつも顔が赤い状態
  • 化粧品に刺激を感じたり、赤み等かぶれ症状を起こすことがある
  • 炎症反応を起こしやすくなる…炎症ニキビ・湿疹・赤み…等
  • シミができやすくなる

乾燥トラブルが進行していく原因

環境要因~乾いた空間の増加と風の存在~

肌と接する空気の湿度が低いと肌は乾燥の影響を受けます。洗濯物は乾いてくれないと困るのですが、肌の場合は乾くと困ったことになります。前段のような様々なトラブルが現れ、進行していくからです。

乾燥が肌老化の三大ダメージ(紫外線・乾燥・酸化)の一角を占めている理由がよく解るところです。

肌(角質層)は不感蒸泄されている汗でうるおいを得、分泌された皮脂の作る膜によって乾燥から守られます。しかしこれだけでは万全と言えません。

現代のエアコンで冷暖房された環境は異常な乾燥空間です。一方、戸外においても、晴れた日の昼間などは異常な乾燥空間が出現しています。また、さらに風があると乾燥の進行は数倍に跳ね上がります。

間違った肌管理が要因~知識や主観に左右される自覚なき乾燥~

肌を乾燥から守るバリアーとなっている角質細胞層が早く剥がれるような誤ったケア、誤った習慣が、さらなる乾燥を作っています。

  1. 洗い過ぎや擦り過ぎによる、自覚なき角質剥がし
  2. 不適切な洗顔料使用による、自覚なき角質剥がし
  3. 不適切な化粧品選択による、自覚なき角質剥がし
  4. 入浴・洗顔の湯温が高過ぎる、自覚なき角質剥がし

以上は、案外知られていない角質剥がれ促進の実態です。1.と4.は知識を得、行動が伴うようになれば解消します。2.3.は一歩踏み込んだやや専門的な知識・選択眼が必要となります。

  1. 保護ケア(乳液・クリーム)不足で乾燥が進むと、角質が剥がれやすくなる
  2. 紫外線を浴びた肌は、角質が傷み剥がれやすくなる

この2つは誰もが対策しているケアの基本ですが、必要な時に必要な保護がどれだけなされているかの現実は人それぞれに大きな違いがありそうです。

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