2022.09.22 Vol.451 |
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コラーゲンという成分がもたらす肌への効果とは? |
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コラーゲンにエイジングケアを期待? |
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化粧品の成分は数え切れないほどありますが、良きにつけ悪しきにつけ、話題にあがるのは一部です。 今回は、良きイメージの成分代表である「コラーゲン」について解説していきます。 まず、コラーゲンはヒアルロン酸などと同じ肌を潤す保湿成分というのは皆さんご存じでしょうか。その中でも、かなり歴史のある成分なので一定の信頼がおけるとサッポーでは考えます。 ところが、しわ・たるみなどエイジングケア用の成分として、保湿以上の効果があるかのように、もてはやされた時期がありました。 今でもその風潮は残っていて、時々コラーゲンについての質問がサッポーにも届きます。
等々。 なぜ保湿成分の中でも、コラーゲンにエイジング対策を期待されたのでしょうか? |
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保湿成分のコラーゲンと、肌のコラーゲン線維 |
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最初に答えをいうと、保湿成分としてのコラーゲンと、肌の弾力をつくるコラーゲン線維(タンパク質)を混同して扱う化粧品会社が多かったからです。 つまり、コラーゲンの配合された化粧品をつけると、そのまま肌にコラーゲン線維が補給されるようなイメージ戦略がされていたのです。 しかしコラーゲン繊維を構成するコラーゲンは、人体で作られるもので、化粧品で補うことはできません。 今ではこの真相を知り、イメージ戦略に違和感を覚える人が増えてきましたが……。 このようなことなので、私達ができるエイジング対策は、真皮層が弾力のある状態を保てるよう角質層を紫外線や乾燥のダメージから守ること、そして、肌が育つ環境作りしかありません。 化粧品成分としてのコラーゲンは、スキンケアを支える1要素なのですね。 コラーゲンについて、さらに詳しい解説はこちらを
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