2022.12.01 Vol.455 |
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痒くて痒くて……我慢できない冬の痒みはどうしたら? |
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痒みが起こるとき、身体に危険が迫っている!? |
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冬は痒みを感じやすくなります。身体だけではなく、顔や頭皮に感じることも。 すると無意識にポリポリッと掻いている私達がいます。掻いてから後悔しても後の祭り。 快感と引き替えに、大事な角質を傷め剥がしてしまった事実だけが残るのです。 この冬の痒み、多くは乾燥が原因です。湿度が低く外気は冷たく、おまけに室内は暖房でカラカラ……乾燥に最適な材料が揃っています。 肌が乾くと角質が縮みます。すると「痒み神経」が角質層のすぐ下まで、生き物のようにスルスルっと伸びてきます。
と思うかもしれませんが(^^;)、これも身体を守るための大事な働き(機能)です。乾燥という肌のピンチに神経を伸ばし、刺激を伝えやすくすることで私達に危険を知らせるのです。
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こんな場合、乾燥対策だけではダメ!痒み神経とマスト細胞 |
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このようなことなので、顔も身体も髪だって、肌を乾燥させないのが基本です。水分をたっぷり含んだ角質なら痒み神経が伸びる必要はありません。 冬は特に乳液やクリームで保護を強化し、乾きにくい環境を整えましょう。もちろん、普段から肌が育つ環境を作り、瑞々しい肌にしておくことも大切です。 ところが、激しい痒みを感じたり、既に掻き壊してしまったりした部位は、バリアーが脆弱になっているので、この基本が通用しません。 痒み神経だけではなく、免疫細胞であるマスト細胞も活発化するため、ちょっとした刺激に過度に反応するようになっています。 そうなると……必要なのは、そう!敏感肌のケアです。 毎年冬になると痒い!という人は、思い切って敏感肌のケアにシフトチェンジしてみましょう。 詳しくはこちらを
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