2023.04.06
Vol.463

赤みや炎症を伴う首のニキビ、○○○○○対策を忘れずに!

首の炎症・ニキビなどのトラブルを気にしている女性の画像

首のニキビは重症化しやすい

肌トラブルの代表格「ニキビ」は、顔だけではなく皮脂腺の発達した部位であれば、身体にもできます。首やデコルテ、背中など。

本日は、首にできるニキビについて解説したいと思います。

ニキビの原因は、顔と同じで“皮脂が詰まること”です。肌の育ち度を上げて、柔らかくし皮脂が詰まらない状態を作る、つまり“肌が育つケア”が根本的な解決法です。

首のニキビの場合は赤みや炎症を伴うことが多く、重症化しやすいのが特徴です。そうなって初めて、ニキビケアに真剣に取り組むという人も少なくありません。顔ほどに私達の意識や関心が高くなく、普段からスキンケア習慣の少ない部位だからでしょう。

ニキビを繰り返すうちに、首の肌のバリアーが弱って敏感に……さらに炎症が常態化してしまうという悪循環が起こりがち。通常の“肌が育つケア”では太刀打ちできない状態になっています。

まずは、この悪循環を断ち切る対策が必要です。首のニキビは絶対に良くなります。

重症化した首のニキビには「マスト細胞対策」

首に炎症ニキビができている場合、スキンケアは顔の敏感肌対策と同じでOKです。

  • サッポーのクレンジングクリームのみで洗顔(石けんは使用しない)
  • エスカバーで乾燥保護ケア(反応する場合は、白色ワセリン)
  • プロテクトベースやカラーベールUVで紫外線保護ケア

そして、忘れてはいけないのが「マスト細胞」対策!

  • 肌への侵入物
  • 冷・熱の刺激
  • 物理的な刺激(摩擦)

を避けることです。

1.の侵入物とは紫外線や化粧品・汚れなどです。侵入物の刺激を受けないように上のスキンケアで対処します。

2.は、お風呂やシャワーの湯温を38℃台にしましょう。寒い季節であれば、冷たい風に当たらない工夫も必要です。

首は3.の刺激が多い部位です。衣類で擦れる、髪の毛が触れる、マッサージ……これらもニキビを重症化させ、炎症を繰り返しやすい要因です。極力避ける努力が必要です。

それでも、炎症がひどい!なかなか良くならない……というときは、迷わずニキビ薬を使用し、まずは炎症を抑えましょう。併行して敏感肌のケアとマスト細胞対策を続けることで、肌は改善に向かいます。

そしてニキビができなくなった後も、首のスキンケアを続けます。顔の延長だと思って手に余った化粧品をつけるだけ、経済的で時間もかかりませんよ。

こちらのサッポー美肌塾も参考に

サッポー美肌塾講義
▼首にできるニキビ…どうしたらよい?

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