2023.08.24 Vol.472 |
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ニキビの増加、炎症……夏に悪化する要因とは? |
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夏は肌が育つはずなのに…… |
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夏は乾燥の心配がなく、肌が育つ季節!とサッポーは毎年言っています。基本的にはそうなのですが、これだけ気温が高いとエアコンに頼る日々で、かえって乾燥が心配です。 さらに強い紫外線を受ける日が続けば、肌トラブルが改善されないばかりか悪化することも考えられます。 とはいえ、乾燥や紫外線のダメージは適切なスキンケアで予防できます。問題は、これらに注意しているのにも関わらず、肌トラブルが悪化するケースです。 実際に夏になると、スキンケア相談室には「ニキビが悪化した」という相談が特に多く寄せられます。 例えば、
など。 夏は肌が育つ季節だというのに、なぜ?どうして?というわけです。 それは、乾燥や紫外線以外にも夏特有のニキビ悪化の要因があるからです。次項でみていきましょう。 |
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夏にニキビが悪化する2つの要因 |
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まず、ニキビ悪化の要因として考えられるのは、「汗」です。 体温を調節し、肌を潤す大切な存在ですが、過度な汗は肌を水浸しにしてふやけさせます。この状態でタオルやハンカチで拭くと角質は簡単に剥がれ、バリアの弱い肌になってしまいます。 またべたつきが気になって、洗顔時に肌を擦ってしまったり、1日に何度も石けん洗顔したりすると角質剥がれが促進されます。 タオルやハンカチを使用する時は軽く肌にあてがうだけにし、洗顔やすすぎ時には力を入れないように注意しましょう。石けん洗顔も朝と晩の2回に留めることで角質剥がれは防げます。 そして、もう一つの要因が「皮脂」です。夏は皮脂の分泌が少し増えますが、それ自体は誰の肌でも起こりうる自然な現象です。 問題は、この皮脂を毛穴に詰まらせ、ニキビに発展させる未熟な肌であることです。夏にニキビが悪化する人としない人の違いはここにあります。 かといって、皮脂を取り除こうとすると必ず失敗します。皮脂が毛穴に詰まらない肌に育てることを目指しましょう。 いかがでしたか?汗と皮脂、いずれも夏に増加するものが要因となっているのですね。 「肌が育つ季節」の恩恵を受けるために、良い習慣作りと“肌が育つケア”に取り組んで行きましょう。 さらに詳しい対処法などは、こちらの講義を参考にしてください。
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