2023.11.30 Vol.479 |
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静電気が細毛、抜け毛、薄毛……の原因に!? |
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たかが静電気、されど静電気 |
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秋が深まり、乾燥を感じる時季になりました。ここで乾燥しているのは肌だけではありません。頭皮や髪も同様で、水分(汗)の少ない環境下に置かれます。 そして、頭皮や髪が乾くと発生しやすくなるのが「静電気」。エネルギー量は小さいのですが、頭皮や髪にダメージを与えるには十分なのです。 静電気は乾燥(水分量の少なさ)と摩擦によって生じます。寒さ対策やお洒落で重ね着をしますが、衣類は動くたびに擦れ合い、静電気が発生します。 昨今は繊維や柔軟剤の技術が進歩し、あまり体験しなくなりましたが、衣類を脱ぐときや帽子を取るときのあのパチパチです。 そこまで大きなものでなくても、溜まった静電気は放電されて、小さなパチパチは常に起こっています。そして、気が付かない間に頭皮や髪にダメージを与えています。 これらが髪を生み出す毛母細胞に伝われば、毛母細胞そのものが傷み衰退し、将来の細毛や抜け毛、薄毛等に繋がります。 頭皮や髪はダメージを受けても悲鳴を上げません。たかが静電気…とは思わず、声なき声を想定し対策をしておきましょう。 |
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頭皮や髪に発生する静電気を抑えるには? |
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静電気対策には2種類あります。 一つはヘアケアの道具、ブラシや櫛の選択です。豚毛・猪毛やナイロン製のものは、髪と同じプラスに帯電するため静電気が発生しにくくなります。また、木製のつげ櫛も帯電が少ないのでお勧めです。 二つ目は、根本的なヘアケアの対策です。 それは、洗髪の際にサッポーのトリートメントを使用し、髪内部をタンパク質で補修して水分保持力を高めておくことです。髪そのものが潤っていて乾かなければ、静電気は発生しにくくなります。 健康な髪の場合は週1回、ダメージのある髪の場合は週2~3回程度が目安ですが、乾燥するシーズンは頻度を増やすとより安心でしょう。 トリートメントで補修した後は、水分保持力の高い状態を維持するために、コンディショナーで保護しておきます。これで頭皮や髪に静電気が伝わりにくくなります。 いかがでしたか?思ったより簡単に頭皮や髪の静電気対策ができそうですね。 こちらの講義も参考に
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