2024.09.05
Vol.498

残暑が厳しい時期ですが……初秋のスキンケアをおさらい!

初秋の肌と気候の特徴は?

今年の夏は例年に比べ本当に暑かったですね。それに加えて、地震や台風など災害にも見舞われ、不安を感じた季節でもありました。

そして、残暑と呼ぶには厳しすぎるこの暑さ!まだしばらくは続きそうですが、いざ秋の気配を感じたときに慌てないように、今回は初秋のスキンケアをおさらいしていきたいと思います。

まず、初秋の肌の特徴は、夏場に受けた紫外線や、汗による湿潤と冷房による乾燥が繰り返されてダメージとなり角質層のバリア機能が低下していることです。ところが、まだ汗をかいて潤った状態になるため、そのことに気づきにくい状況にあります。

また、初秋の気候は寒暖差があります。朝晩が少し涼しくなり、過度な汗や冷房からは解放され、湿度も適度にあって快適に過ごせます。しかし、昼間はまだ暑く汗をかき、冷房で乾燥するため、バリア機能が低下しやすい環境なのです。

では、このような季節にはどんなスキンケアが必要なのでしょうか?

初秋のスキンケアで気を付けるべきこと

初秋のスキンケアは、朝と夜で方法を変えてみましょう

朝は、日中の汗と冷房の影響を考慮することがポイントです。保湿ケアは、汗を溜めにくくするため、さっぱりタイプのスキンコントロールローションで保湿力控えめに行います。

モイスチュアエッセンス(美容液)は潤いが足りない、乾燥が気になる部位に使用し、汗をかきやすい部位は避けましょう。

保護のケアはモイスチュアクリームを使用します。油性度が高いため、汗をほど良く弾き、同時に乾燥からもしっかり肌を守ってくれます。

そして、UVケアは真夏並みに! プロテクトベースやカラーベールUVにパウダリーファンデーションを重ねると安心です。

一方、夜は気温・湿度も高くなく、汗の心配がないので保湿ケアはしっとりタイプのスキンローションで潤してあげましょう。美容液による保湿の強化も遠慮なく行えます。余裕のある時はラップパックを取り入れるのも良いでしょう。

保護のケアはリクイッドモイスチュアの油性度がちょうど良くおすすめです。水分と油分をバランス良く配合し、肌を潤しながら、乾燥から守ってくれます。もちろん乾きの気になる場合はモイスチュアクリームで守りましょう。

初秋のスキンケアについて、おさらいできたでしょうか。肌環境に適したケアを行うことで、肌は回復しながら、育ち度を高めていきます

こちらの講義を参考に

サッポー美肌塾講義
▼昼間は暑い、でも夜は涼しい。そんな初秋のスキンケア、どうしたらいいの?

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